会話とは何か。世間では「会話は言葉のキャッチボール」とよく言われる。しかし、言葉だけでは人は動かない。言葉の奥に感情や気持ち、想いがなければ人は動かないのだ。筆者によれば、「コミュニケ―ションは気持ちのキャッチボール」。ただ仕入れた情報や自身の経歴だけではなく、自分は何を考えているのか、何を感じたのかを伝えることで相手はグッとあなたに興味を持つだろう。
私自身、初対面の人と何を話せばいいのか分からなくなる時がある。そんな話ベタの人は4つのコミュニケーションを磨くだけで相手への印象が変わるという。人の印象を決めるうえで、言葉の重要度はわずか7%にしかすぎないという事が、心理学の研究で明らかになっている。では、残りの93%は何なのか。①アイコンタクト②表情③声④ボディーランゲージ(態度・しぐさ)である。今からでも簡単にできるコミュニケーションを磨けば、相手に与える印象も変わるのだと思う。
本書『一瞬で心をつかむ話し方』では、「気持ち」を伝えて「信頼」を得るための74のテクニックを挿絵とともに、分かりやすくまとめてくれている。初対面が苦手な方や、異性と話せるようになりたい、もっと自信を持って会話を楽しみたいと思っている方は是非読んでみてはいかがだろうか。
口べた/男性/30代
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作品紹介
会話は「言葉」のキャッチボールではなく「気持ち」のキャッチボール!相手の心を一瞬でつかみ、成功を手に入れ、人生をガラリと好転させるコツ満載。ベストセラー会話本を連発、5万人を話し上手にしたトップコーチ・野口敏先生の「基本の書」と言える1冊。
野口敏・著
定価:本体1,200円+税/学研プラス
バックナンバー
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