幸せに生きていく為に必要なこととして、「開運」は必要不可欠なことです。では、「開運」ってなんなのでしょうか。ブルーシャ西村さんは、「開運」とは「神様に愛されること」であると本書の中で述べています。
ブルーシャ西村さんは、自らの経験を通して、「開運」の大切さ、そして「開運」、「神様に好かれること」のためにすべき振る舞い方を説明しています。そのための最も大切なことの一つとして「嫉妬心を持たない」ことを挙げています。
人も神様も、自分が出す波長と近いものを出す人のもとに集まります。神様は「嫉妬心が全くなくて、いつでも他人の幸せや才能や、優れた能力を自分のことのように素直に喜べる人」を好み、そういう人のもとに寄ってきます。それが自分の出す波長と同じだからです。また、嫉妬心が全くない魂の人間には、ネガティブな波長は出ないので、ネガティブなものは近寄りません。その結果、自分は「いい神様」に囲まれ、「奇跡」が起こります。
本書では、「神様に好かれるための振る舞い」として「他者に依存しすぎないこと」や「嫉妬心を持たないこと」などが挙げられていますが、私はそれらが「いい人生を送る為に必要なこと」でもあるなと感じました。「類は友を呼ぶ」とも言うように、それらは私たちの日常生活においても当てはまることです。自分がポジティブだと周囲にポジティブな人が集まり、逆に暗いことばかり言っていると暗い友達しかできません。本書に書いてあることは生きていく上での「教訓」とも言うことができると思いますので、「神様」や「スピリチュアル」に抵抗があるような人にもおすすめしたい一冊です。
福井衛/男/10代
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作品紹介
霊能者である著者の数々の経験から「人生がうまくいくためには、神々に好かれる生活をすること」と確信。「嫉妬心をなくす、神頼みはしない、他人の喜びを素直に喜ぶ、自分を好きになる」、誰もができる習慣を通じて、夢を叶え、幸せをつかむ方法を伝授。
ブルーシャ西村・著
定価:本体1,300円+税/学研プラス
バックナンバー
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