プロ野球、稀代の名将・野村克也が最後に遺した“コーチングの金言”!

「野村の教え方 すべての指導者に贈る最後のメッセージ」

2020.04.17

「野村の教え方 すべての指導者に贈る最後のメッセージ」書影

日本プロ野球“最高の教師”が最後に語った「リーダーシップの真髄」!

 古田敦也、新庄剛志、宮本慎也、稲葉篤紀、そして田中将大……。プロ野球史に残る、あまたの名選手を次々に育てて自らのチームを勝利へと導いた名将・野村克也。
 本書は、惜しくも本年2月にこの世を去った野村氏の「教え方」の真髄を、企業や教育現場のリーダー向けに“指導書”として書き綴った「シーダーシップの経典」というべき一冊です。

 意外なようにも思えますが、本書は野村氏による初めての「教え方」の本となります。生前の野村氏が部下を指導する際のモットーは「教えない」。しかし実際には、野村氏秘伝の「野村ノート」をはじめとする、緻密な教育理論に支えられた“教え方”が存在していました。
 本書では、編集部が生前の野村氏に再三の提案をすることで、「選手が自分で考え、動くための教え方」を1冊にまとめることを許可いただきました。

 本書には多数の“野村コーチング”の金言が集められ、ビジネスパーソン、教育者、そしてもちろんスポーツ指導者にとっての「座右の書」というべき充実の内容が展開されています。
 そのいくつかを、以下にご紹介しましょう。

「指導者はついつい自分の知識を教えたくなるものだが、それ以前にやるべきなのは、じっくりと選手を見ることだろう」
「一人ひとりの長所や短所、性格などを知る。その上で、どうしたら活躍できるかを考え、適切なタイミングで声をかけていく。これを地道に繰り返す以外に、部下の未来を変えることはできない」
「私は監督時代、選手たちにプロセスの大切さをしつこく説いてきた。具体的には準備を徹底させるということだ。一に準備、二に準備である」
「二度と恥をかきたくないから、選手は知恵を絞って努力する。プロフェッショナルの矜持は、恥の意識から生まれるものである」
「個人の特徴や強みを、たった一日や二日で判断してしまうのは、あまりにも早計である」
「適切な“居場所”を与えてこそ、人は自分本来の強みを発揮できる」
「自分自身に下している評価より、ちょっと上の評価をする」

 今、日本社会のリーダーたちはこの厳しいビジネス環境のもとで、部下やスタッフを「頼れる戦力」として育て上げ、チームを確実に勝利へと導くことが強く求められています。現場で体を張って頑張るリーダーのみなさん、稀代の名将が最後に残したこの「野村の教え方」を座右の書として、新しい年度に勇気を持って挑戦してみてはいかがでしょうか。

目次構成

1章 弱者を強者に変える 野村の教え方「7つの原則」
2章 「自信」を身につけさせる
3章 「自分で考える人間」をつくる
4章 「強み」を自覚させる
5章 「失敗」に学ばせる
6章  人としての成長をうながす

著者プロフィール

野村 克也(のむら かつや)
 1935年6月29日、京都府生まれ。京都府立峰山高校卒業。
 54年にはテスト生として南海ホークス(現福岡ソフトバンクホークス)に入団、3年目でレギュラーとなり、以降、球界を代表する捕手として活躍。70年に南海ホークスの選手兼任監督に就任し、73年にパ・リーグ優勝を果たす。78年、選手としてロッテオリオンズ(現千葉ロッテマリーンズ)に移籍。79年に西武ライオンズに移籍した後、翌80年に45歳で現役引退した。2020年2月11日逝去。
 27年間の現役生活で、三冠王1回、MVP5回、本塁打王9回、打点王7回、首位打者1回、ベストナイン19回。通算657本塁打は歴代2位の記録である。
 90年、ヤクルトスワローズの監督に就任。低迷していたチームを立て直し、98年までの在任期間中に4回のリーグ優勝(日本シリーズ優勝3回)を果たした。99年~2001年、阪神タイガース監督、06年~09年、東北楽天ゴールデンイーグルス監督。その後、野球評論家として、テレビをはじめ各メディアで活躍。
 野村氏に指導を仰いだ野球選手は数多く、代表的な人物として古田敦也、宮本慎也、広澤克実、伊藤智仁、石井一久、さらに現役選手では米大リーグ・ニューヨークヤンキースの田中将大ら錚々たる名前が連なる。2020年度の日本プロ野球両リーグおよび侍ジャパンにおいては、かつて直接指導した5人(高津臣吾・矢野燿大・三木肇・辻発彦・稲葉篤紀)が監督として指揮を執る。

商品の紹介

「野村の教え方 すべての指導者に贈る最後のメッセージ」書影

■書名:『野村の教え方 すべての指導者に贈る最後のメッセージ』
■著:野村克也
■発行:学研プラス
■発売日:2020年4月9日
■定価:本体1,400円+税

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