『皮膚科専門医が見た! ざんねんなスキンケア47』

2019.11.08

世間の常識は専門医の非常識? お肌の危機にドクターAが立ち上がる!

 皮膚科の専門医である安部正敏先生が、クリニックでの診察や講演会などを通して感じるのは、肌ケアに関する誤解、間違った情報に惑わされて肌を逆に傷めてしまっているケースが実に多いということ。本書はそうしたスキンケアの「ざんねん」な例をあげながら、皮膚科学の知識をふまえた正しい対処法を解説していきます。

 たとえば、お肌に潤いをあたえるコラーゲン。直接肌に塗るほうがじんわりしみて効果がありそうですが、先生の答えは「NO」。なぜなら……! 女子が飛びつきそうな美味しい“ネタ”を、容赦なくチェック!

 本書では皮膚の仕組みなど、専門的な内容をわかりやすく説明しつつ、あくまでクールに皮膚細胞にいちばん届くスキンケアを教えています。その論理的で端正な解説は、「なるほど!そうだったのね!」と目が覚める思いがします。

クリームをくるくる塗り込むより、成分を浸透させる塗り方があったなんて・・・と日ごろの自分自身のスキンケアをあらためて振り返ることができます。

美肌効果はもちろん、皮膚トラブルの解消法や新情報も充実

 美肌を保つための日常のケアから、気になる皮膚トラブルまで、本書ではお肌に関する問題を幅広く取り上げていきます。6つのカテゴリーに分けて解説していきますが、初耳学な情報にもご注目。第3章「食べ物と肌」にはこんな項目も並びます。

「生焼けのしいたけで皮膚炎に!」
「スギ花粉症の人はトマトに注意!」

 万能野菜だと思っていたトマトが、皮膚トラブルの原因になるかもって、知ってましたか?

 先生の地元・北海道では、白樺の花粉による「シラカバ花粉症」で、「りんご」がNGという人もいるそうです。皮膚科専門医だから知っている、意外な新情報も豊富に盛り込んであります。

「健やかな肌」をキープするための、皮膚科医ならではの情報が満載。

ギリギリセーフ!? 即禁止!? すべての項目を「ざんねん度」チェック付き!

 普段やっているスキンケアは、どれほど「ざんねん」なのか。全項目について、その深刻度を「おしい」「注意」「ヤバイ」の3段階でチェック。「おしい」は、もうひと工夫でOKなケア。「注意」は、そのケア、改善の余地あり。最高(!?)ランクの「ヤバイ」は、そのケア、即中止せよ!

 ついやってしまっていたよくない習慣も、皮膚科学目線の客観的な指摘で、素直に改めることができそう。といって専門的で難しい解説が並んでいるわけではありません。

「practice(実証)」と名付けたページで、肌の構造や組織、細胞部分などを、図やイラストで見やすく説明しています。スキンケアには欠かせない、覚えておきたい基礎知識です。

著者 

安部正敏
 札幌皮膚科クリニック院長。群馬大学医学部卒、同大学院医学系研究科修了。医学博士。米国テキサス大学サウスウエスタンメディカルセンター細胞生物学を経て、現職。東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学非常勤講師。日本臨床皮膚科医会常任理事。著書「たった20項目で学べるスキンケア」シリーズ(学研メディカル秀潤社)など多数。

商品の紹介


■書名:『皮膚科専門医が見た! ざんねんなスキンケア47』
■著:安部正敏 
■発行:学研プラス
■発売日:2019年10月24日
■定価:本体1,300円+税

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