マンガで蘇る“未完”の名作『銀河鉄道の夜』宮沢賢治没後90年 ガッコミで掲載

『マンガジュニア名作シリーズ  銀河鉄道の夜』<電子版>

更新日 2023.09.21
公開日 2023.09.20
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宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を本格コミカライズ。大人も子どもも楽しめる、無料で読めるまんがサイト「ガッコミ」にて掲載中。

マンガジュニア名作シリーズ『銀河鉄道の夜』告知画像

▲マンガジュニア名作シリーズ『銀河鉄道の夜』が「ガッコミ」で連載中

宮沢賢治と『銀河鉄道の夜』

 宮沢賢治(1896年<明治29年>8月27日 – 1933年<昭和8年>9月21日)は、大正・昭和時代の詩人・童話作家。農学校の教師をしながら、詩や童話を書いた。『セロ弾きのゴーシュ』『注文の多い料理店』等の童話や、詩『雨ニモマケズ』など名作を多数創作。

 賢治は、晩年まで『銀河鉄道の夜』の推敲に取り組んでいましたが、未定稿のまま亡くなったため、研究者の間でも様々な解釈がなされている。

マンガで蘇る『銀河鉄道の夜』 マンガジュニア名作シリーズ

 マンガジュニア名作シリーズは、文学作品を小中学生向けにかみ砕いてマンガ化するシリーズ。同シリーズ『銀河鉄道の夜』は、マンガ家・木野陽による本格コミカライズ作品。
 難解な部分もある宮沢賢治の原作を、多様な資料をもとに考証・解釈し、なるべく原作の場面を端折ることなくわかりやすく再構成した。また、親しみやすいキャクターデザインにし、見開きの大ゴマを多用した漫画で、迫力ある銀河を美しく描いている。ふりがなや脚注もついている。原作ファンはもちろん、子どもから大人まで楽しめる作品。

 没後90年を迎えたいま、改めて宮沢賢治の世界に触れ、夜空に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を原作にコミカライズ。「Chapter1午後の授業」より冒頭のシーン 紙面

▲宮沢賢治『銀河鉄道の夜』を原作にコミカライズ。「Chapter1午後の授業」より冒頭のシーン

原作の魅力をそのままにわかりやすく再構成。「Chapter5天気輪の柱」紙面

▲原作の魅力をそのままにわかりやすく再構成。「Chapter5天気輪の柱」より

親しみやすいキャクターデザインと迫力ある作画も本作の魅力。「Chapter6銀河ステーション」紙面

▲親しみやすいキャクターデザインと迫力ある作画も本作の魅力。「Chapter6銀河ステーション」より

マンガジュニア名作シリーズ『銀河鉄道の夜』は「ガッコミ」で掲載中

「ガッコミ」は、「笑い・感動・希望」をテーマに、歴史・伝記から図鑑・科学まで、また人気ゲームキャラから定番のロングセラー作品まで、毎週金曜日に配信しています。

◆ジュニア名作シリーズ『銀河鉄道の夜』も掲載中。

ジュニア名作シリーズ『銀河鉄道の夜』

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商品の紹介

『マンガジュニア名作シリーズ  銀河鉄道の夜』書影

■書名:『マンガジュニア名作シリーズ  銀河鉄道の夜』<電子版>
■原作:宮沢賢治 漫画:木野陽
■発行:Gakken
■発売日:2015年8月13日
■希望小売価格:1,324円(税込)

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