「あたらしい」は食卓に必要か? いつものおかずをマイナーチェンジでマンネリ解消大作戦!
『家ごはんをも~っとおいしく! あたらしいおかず』
おうちごはんを楽しく一新する新提案!
「あたらしい」は食卓に必要か?
いつもの食卓に「あたらしさ」を求めたことはありますか?
直接的に「食事にあたらしさ、欲しいな~」と思ったことがある人は少ないかもしれません。でも、
「この野菜炒めいつも同じ味だな…」
「家族が、またこのおかず? とか無神経なことを言ってくる…」
「献立がしょうゆ味ばっかりになってしまう。茶色い…」
「春だ~! 自分は新生活とかじゃないけれど、なんかあたらしさが欲しい~!」
なんてことを思っている人は多いのでは?
そんな時に役立つのが「あたらしいおかず」の発想なんです!
「あたらしいおかず」という響きだけだと、もしかしたらハードルが高い印象を持つ人もいるかもしれません。でも、誰かにとっての当たり前も、もしかしたら自分にとっては「あたらしいこと」かもしれませんし、いつものことも視点を変えるだけでぐっと新鮮にうつるかもしれません。
台所には、まだ見ぬ「あたらしさ」が実はたくさん潜んでいます!
毎日の料理のヒントになる新感覚レシピ本『あたらしいおかず』より内容を少しご紹介します。
マンネリ解消! あたらしさのヒントとは?
まず、「あたらしさ」を見出すヒントの第一段階。
好きな食べ物はなんですか?
それは、いくつありますか?
もし2つか3つ、ぱぱっと思いついたらそれはあたらしいおかずの「ヒント」になります。
「好きなもの」と「好きなもの」を組み合わせると、意外や意外、とってもおいしく、大成功するパターンがよくあります。
ちなみに、卵……好きですか?そして、チーズは好きですか?
どっちも好きな方! これとってもおすすめです。

かりかりチーズを土台に目玉焼きをオン! チーズがカリっ、パンがサクっ、黄身がとろり~の3つの食感が楽しめるとっておき!
カリカリチーズの上にトロッと目玉焼きをオン!‟この手があったか!“と思わず膝をうつ目玉焼きが誕生です。
このように、好きなものと好きなものを合わせるだけで、いつもと違う「あたらしさ」が加わります。ほかにも本書では、納豆、冷ややっこ、和え物など、定番料理に新鮮さをトッピングするレシピがもりだくさんです。
定番おかずを「我が家流」にする
ごはんに一番大切なのは、あたらしいか、あたらしくなくないか、ということではなく、「おいしさ」だと思います。でも、家族から「またこれ~?」だったり、「ピーマン嫌いって言ったじゃん!」なんて言われると、うんざりすることもよくありますよね。そんな時にも、「あたらしいおかず」です。
自分がお気に入りで作っていても、実は、家族にとってはお気に入りじゃなかった時のショックははかり知れないものがあります。上にもあげましたが、例えばピーマン。ピーマン嫌いなお子さんは多いものです。ピーマンの肉詰めを、ピーマン嫌いでも食べられる形に変えたとしたら……。
まずピーマン丸見えだと視覚的にハードルが上がるので、ピーマンを刻んで肉だねに混ぜましょう(古典的)。そして、ソースはピーマンの独特の臭みを感じない、強い香りの「焦がししょうゆソース」にしてみます(あたらしい!)。それだけで、ピーマン嫌いでもぐっと食べやすいものに変身します。

焦がし醤油の香りは非常に強く、クセの強い食材にも負けません。
このように、定番おかずを「我が家流」に変化させていくだけでも、ピーマンの肉詰めが「あたらしく」生まれ変わります。さらに、いつもの「しょうゆ」も「焦がししょうゆ」にするというあたらしい発想で、バリエーションがぐっと増えるでしょう。ちなみに、焦がししょうゆは、いろいろなレシピに万能! 卵かけごはんだって「焦がししょうゆ」で少しあたらしくなりますよ。

一度焦がしたらやめられない!焦がししょうゆ活用法もたくさん
世界一安全な「あたらしい」提案
ちなみに、こちらレシピ本なので「あたらしい」を探そう! と言いつつも、確実においしいレシピのみを掲載しています。〝「あたらしさ」は冒険だ!″なんていって、突拍子もない組み合わせで今日の晩御飯をおじゃんにしてしまう危険性はありませんのでご安心ください。まずはこの本で、「あたらしい」ヒントを探してみるのはいかがでしょうか?
いつもと違う、ちょっとあたらしい風が吹くだけで毎日の食卓がちょっとしたエンタメ感覚になること間違いなしです。

いつもの肉じゃがも、少しだけ調味料を変えるだけで韓国風に
もっと詳しく本の内容について、cakesにて記事を連載中です
→家ごはんをも~っとおいしく! あたらしいおかず |山田英季(and recipe)|cakes(ケイクス)
[著者紹介]
山田英季(and recipe)
料理家。フレンチ、イタリアン、和食などのレストランでシェフを歴任後2015年〈and recipe〉を立ち上げ、「ごはんと旅は人をつなぐ」をテーマに活動中。noteでは『Reizoko ni ALMONDE』を更新中、身近な素材でできるものの、ひとひねりあるレシピが人気。著書に『にんじん、たまねぎ、じゃがいもレシピ』(光文社)、『かけ焼おかず かけて焼くだけ!至極カンタン!アツアツ「オーブン旨レシピ」』(グラフィック社)など。また、noteでの連載をまとめた『冷蔵庫にあるもんで』(幻冬舎)も発売中。
商品の紹介
■書名:『家ごはんをも~っとおいしく! あたらしいおかず』
■著者:山田英季(and recipe)
■発行:学研プラス
■発売日:2021年4月1日
■定価:1,430円 (税込)
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