こんにちは。スピリチュアル・カウンセラーの高津りえです。

 

「今世、あなたに出会えて幸せです」

 

これまでに、私がこの言葉を書いた色紙を目にした方たちが、「こんなふうに言いたいし、言われたい」と、たくさんおっしゃってくれました。

私たちは、誰かとよきご縁を結び合って、幸せになるために生まれてきたことを魂で知っています。だから、この一文を見ると、胸がほっとあたたかくなるのです。

今世でも、大切な人たちと豊かなご縁を結んでいけると、神様から、うんとかわいがられます。

あなたも、私も、隣の家に住むあの人も、みんな神様の子どもです。子どもたちがお互いに「あなたがいてくれて幸せ」と言いながら、愛を与え合って暮らすのは、神様にとってなによりもうれしいことなんですね。

 

この世に、「不幸せになることを神様に許可されて生まれてきた人」は、ただの１人もいません。

それなのに多くの方が、「ほかの人を見ていて、『あの人のほうが自分よりも神様に好かれている』と感じることがある」とおっしゃるのです。

カウンセリングにいらっしゃるお客様や全国のお弟子さんたちから、あまりにもそうした言葉を聞くので、「どうしてかな？」と考えて、私はあることに気づきました。

神様は、私たちに「平等」なだけではなく、「公平」だからなのでしょう。

 

「平等」とは、まったく同じものをみんなに与えること。たとえば、人が３人いて、りんごが３個あれば、１人１個ずつ与える均等な配分のことです。

それに対して「公平」とは、１人ひとりにふさわしく与えること。Ａさんにはりんごを半分、Ｂさんには１つ、Ｃさんには１つ半、そんな不均等な配分をいいます。

神様の愛は、いつも同じだけ地上に降り注いでいますが、受け取る器がひときわ大きい人って存在するんです。

「みんな同じ神様の子どもなのに？」って思われるかもしれません。でも、神様と共鳴する部分が大きい人は、どうしても、より大きな応援をいただける「神様が特別ひいきする子」になっていくのです。

愛にあふれた神様と強く深く共鳴するのは、「愛にあふれた人」です。

 

・人に親切。
・いつも機嫌がいい。
・たくさん感謝をしている。
・明るく前向きな性格。
・笑顔が素敵。
・言葉がきれい。
・自分のことが大好き。
・年下や部下にも丁寧。

 

こんな人が、「神様のごひいきさん」の主な特徴です。

私の近くに、ごひいきさんの最強版と呼べる人がいます。

そう、お師匠さんの斎藤一人さんです。

一人さんは、神様から愛をたくさん受け取ったら、躊躇することなく周りにその愛を与えてあげる人です。

この本（『斎藤一人　神様にかわいがられる豊かで幸せな生き方』）の構想は、「神様にかわいがられる秘訣を教えてください」と、一人さんにお願いしたところから生まれました。

この本を読んだあとで、１つ、また１つと、一人さんみたいな考え方で行動していけたら、あなたも必ず神様にかわいがられる人になります。

ぜひ、内側から愛があふれ出す素敵な「神様のごひいきさん」になってくださいね。

 

高津りえ

 

（※この連載は、毎週木曜日・全8回掲載予定です。次回は12月21日掲載予定です。）

 

斎藤 一人 (さいとう ひとり)