最初の3つを速くすると、 あとは勝手に速くなる。

中谷彰宏『すぐやる人は、うまくいく。』セレクション

更新日 2020.07.20
公開日 2014.10.30
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 号令のかけ方が遅いチームは、勝負に負けます。
 日本体育大学の号令は、号令のお手本です。
 コツは、「1、2、3」を圧倒的に速く言うことです。
「1、2、3」のスピードで、そのあとのスピードも決まります。
 最初の3つのスピードを上げることで加速度がつきます。
 あとはそんなに頑張らなくていいのです。
 最初をゆっくりすると、後半は常にスピードを上げようと力を入れるので、しんどくなります。

 雑用も同じです。
 最初の3つの雑用をタンタンタンとやってしまうと、上昇気流に乗って、スピードがついてきます。
 最初の3つをチンタラやると、そのあとも同じテンポになります。
 スピードを上げようとして、常にアクセルを踏み続けることになるのです。
 すぐ始めないことで、逆にしんどくなるのです。

 

中谷 彰宏 (なかたに あきひろ)

1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。

■中谷彰宏公式ホームページ
http://an-web.com/

作品紹介

すぐやる人は、うまくいく。
最速で、チャンスをつかむ習慣

「すぐやる人」は、仕事でも、恋愛でも、チャンスをつかむ。「すぐやる人」になるための、コツを紹介する。
定価:本体1300円+税/学研プラス

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