読み物「森のちいさな三姉妹」シリーズ第3弾！　森にくらすこびと三姉妹が、人間の町へやってきました。ハロウィンを楽しむ、お菓子やおばけがいっぱいの町で、末っ子のココが迷子になってしまい…!?

『森のちいさな三姉妹　ハロウィンで出会えた友だち』とは？

　本作は、2022年刊行『へんくつさんのお茶会　おいしい山のパン屋さんの物語』（神奈川県児童福祉審議会優良図書等に選定）と世界観を同じくする姉妹編で、『森のちいさな三姉妹　森ネコさんのおかしをどうぞ』（2023年刊）、『同　はじめてのおたんじょう日！』（2024年刊）の続編です。

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　対象年齢は小学校低・中学年向けですが、自分を大切にすることを教えてくれるため、大人も楽しめる作品となっています。

ネットギャリーでも好レビューをいただいています！

◎「子どもも大人も、温かくそして優しくなれる本。
ハロウィンの楽しくて、おいしくて、ウキウキした雰囲気のなか、ミックンはココと行動を共にすることで、少しずつ自分の殻を中から割っていきます。
割る原動力は言葉じゃない。
自分の行動自身によって変容していく様は、観客の一人となって応援し、見守りたくなります」

◎「井田千秋さんのイラストが豊富で、いつも楽しませてもらっています。
ココは、ことばにしないことで思いやることを学んだのですね」

◎「自分を大切にすることを教えてくれる、優しく楽しい物語。
黙って待っていることも、時にはとても大切なんだろう。
ココの心が成長していく様が嬉しい。次の物語が今から待ち遠しいな」

◎「今回は森を飛び出し人間の町へ買い物に。
迷子になった末っ子のココが出会ったのは容姿にコンプレックスを持つオオカミ男の仮装の少年。
楽しく可愛いだけではない内容に、自分が子供の頃の絵本はどうだっただろうかと思いをはせる。次回作も楽しみ」

※一部抜粋して引用しています。

本書のおすすめポイント

★1　やさしく、読みやすい文章！

　楠章子氏による、やさしく美しい言葉で書かれています。一文が短く、読みやすいため、読み物デビューに挑戦したいお子様にぴったりのグレードになっています。

★２　かわいい挿し絵が30点以上！

　井田千秋氏による描きおろしイラストが、合計30点以上も収録！　かわいい絵がたくさん入っているため、飽きずに最後までお話を読み進められます。

◆編集担当からのメッセージ

　テレビやスマートフォン、タブレットなど、さまざまな媒体を通じて、私たちは日々SNSに触れ、だれかの考えやようす、暮らしぶりを目にします。
　あふれんばかりにある情報に、時には勇気づけられることもあれば、時には心が傷つくこともあるのではないでしょうか。
　とくに、自分の力ではどうしても変えられないコンプレックスに悩んでいる子どもたちにとっては、そういった情報を見ることで、だれかと自分を大なり小なり比べてしまうかもしれません。

　作者の楠さんは、そんな時に人との関わりを避けたり諦めたりするのではなく、自分のコンプレックスと向き合いながらも、だれかとともに生きる道を見つけていくことが大切ではないかと考え、本作にその思いをこめられました。

　本書を通じて、読者のみなさまに自分自身を大切に思う気持ちが宿ってくれたらいいなと願っています。

商品概要

■書名：『森のちいさな三姉妹　ハロウィンで出会えた友だち』
■作：楠 章子
■絵：井田千秋
■発売日：2025年7月24日
■定価：1,650円（税込）

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同シリーズ既刊紹介

　作：楠章子氏、絵：井田千秋氏によるお話シリーズ（中学年向け『へんくつさんのお茶会』、低・中学年向け「森のちいさな三姉妹」3作）は、世界観が同じで、ゆるやかに登場人物や場所がつながっています。
　読みすすめていくと、どこかで出てきたあの人が別の作品にも登場するなど、シリーズを横断して楽しめる作りになっています。
　また、1話完結でどの巻からも読みはじめることができるので、気になる題材から自由に選んで楽しめます。

■書名：『森のちいさな三姉妹　森ネコさんのおかしをどうぞ』
■発売日：2023年3月2日
■定価：1,540円（税込）

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■書名：『森のちいさな三姉妹　はじめてのおたんじょう日！』
■発売日：2024年6月27日
■定価：1,540円（税込）

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■書名：『へんくつさんのお茶会　おいしい山のパン屋さんの物語』
■発売日：2020年10月29日
■定価：1,430円（税込）

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