これからの3.4.5歳児保育の肝となる、ジグザグ保育のポイントが一冊に!

『3.4.5歳児保育 計画通りにいかない!ジグザグ保育がつくる子ども主体の学び』

公開日 2024.11.22
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子どもと共探究する中で育まれる力と年齢別の実践方法を、豊富な写真や事例とともに紹介。コーナーの環境作りのポイントや子どもたちの学びを深める計画の立て方など、いますぐ取り入れたくなるノウハウが満載です。

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▼『3.4.5歳児保育 計画通りにいかない!ジグザグ保育がつくる子ども主体の学び』

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子どもと一緒に「レッツ共探究!」


――― 本書のココがスゴイ! ―――
・これからの3.4.5歳児保育の肝となる、ジグザグ保育を進めるポイントがわかる
・写真が豊富で、事例が読みやすい!
・保育者の悩みやつまずきも含めて、現場の声が満載!


●ジグザグ保育とは?

 本書で紹介しているジグザグ保育は、木の実幼稚園で20年前から「プロジェクト型保育」として行われていたもので、子どもたちの興味・関心を軸にあそびや活動が展開していく、ルートやゴールが決まっていない保育です。活動が一直線につながらず、その展開がジグザグに見えるところから、本書では「ジグザグ保育」と呼んでいます。

 予想外のことがたくさん起こるけれども、子どもとやり取りしながら、子どもと一緒に考えていく時間の楽しさ。用意した新しい環境に、子どもたちが熱心に取り組んでいく姿を見たときの喜び。結果的には保育者が計画した通りの展開よりも、ずっとおもしろいあそびが広がっていくという事実。そのことに気づき、保育者も一緒になってジグザグを楽しむようになっていった結果、「子どもたちの学びが以前よりもずっと深いものになった」という園の実感がありました。

●3.4.5歳児にとって何より大切な、「探究」のジグザグ!

 子どもたち自身が「これ、おもしろそう、なんだろう」と気づき、「試してみたい、あそんでみたい」という気持ちになり、あそびに夢中になっているうちに「楽しい・おもしろい・できてよかった・ここまでできた・またしてみたい」という気持ちが育ってくる。その過程と経験こそが、実は大きな学びになっています。

 そして、子どもたちの声を受け止め、ともに考え工夫するという過程と経験により、保育者自身が育つということにも本書はふれています。子どもたちと一緒にジグザグを楽しんでいこう! というのが、本書を通してお伝えしたい大きなメッセージでもあるのです。

 木の実幼稚園とは環境ややり方が異なる園でも、ジグザグ保育のエッセンスを十分に感じ取っていただけるよう、保育者の悩みやつまずきを含めた裏側もご紹介しています。まずは、できるところから始めてみてください。いまよりもっと、保育がおもしろくなること請け合いです。

「.4.5歳児にとって何より大切な、「探究」のジグザグ!」画像

【本書の主な内容】

 計画通りにいかない保育を楽しもう

 1章 「思い」が生まれるジグザグ 3歳児
【事例1】メダカ→→→たまごちゃん 親しみをもち、大好きになるジグザグ
【事例2】オオカミさん→→→雲の味 一人の世界が広がっていくジグザグ
 3歳児のジグザグ事例ふりかえり
 これからの保育・教育(1) 見えない育ちに注目する

「1章 「思い」が生まれるジグザグ 3歳児」紙面

▲写真が豊富で事例が読みやすいのも本書ならでは。

「子ども主体&保育者主体のジグザグ保育を進めるために役立つ「ジグザグPOINT」も多数紹介。」紙面

▲子ども主体&保育者主体のジグザグ保育を進めるために役立つ「ジグザグPOINT」も多数紹介。

 2章 「?」と「!」が生まれるジグザグ 4歳児
【事例3】チョウ→→→はちみつ 気づき、考え、葛藤するジグザグ
【事例4】 部屋に響く音→→→鉄塔 興味が伝播するジグザグ
 4歳児のジグザグ事例ふりかえり
 これからの保育・教育(2)保育者の直感を信じる

 3章 「深い学び」が生まれるジグザグ 5歳児
【事例5】歯車→→→ロボット 「できた・できなかった」が消えたジグザグ
【事例6】ヤモリのスイスイ→→→映画館 達成感と自信が生まれるジグザグ
 5歳児のジグザグ事例ふりかえり
 これからの保育・教育(3) 幼児期に育てたい力とは?

 4章 ジグザグ保育をするための環境・会話・計画
 環境/会話/計画
 研究者の視点! アートで膨らむ子どもの世界

「子どもたちが自由にあそべるコーナー作りのヒントも、実例写真とともに紹介。」紙面

▲子どもたちが自由にあそべるコーナー作りのヒントも、実例写真とともに紹介。

「子どもたちとの「会話」は、ジグザグ保育において環境作りとともに最も重要視すべきプロセスです。」紙面

▲子どもたちとの「会話」は、ジグザグ保育において環境作りとともに最も重要視すべきプロセスです。

「ジグザグ保育の計画を立てる上で大切にすべきこと、具体的なあそび・活動の考え方もレクチャーします。」紙面

▲ジグザグ保育の計画を立てる上で大切にすべきこと、具体的なあそび・活動の考え方もレクチャーします。

 5章 保育者も育つ! ジグザグ保育
 ジグザグ保育がおもしろくなるまで
 ジグザグ保育を支え、アップデートしていく仕組み作り
 おわりに 子どもと共に、保育者と共に
 研究者の視点!「おもろい!」が生み出す共探究

【著者プロフィール】

 今川公平(いまがわ・こうへい)
 学校法人今川学園 木の実幼稚園園長。
 修士(幼児教育学)。大阪城南女子短期大学、聖和大学(現 · 関西学院大学)等で講師を歴任後、1990年より現職。2004年から大阪教育大学で非常勤講師として幼児造形を担当。
 木の実幼稚園では「あそび」「アート」「自然」をキーワードとして保育を進め、レッジョ· エミリアの教育の考え方に園のエッセンスを加えて、プロジェクト型保育を展開。

商品の紹介

『3.4.5歳児保育 計画通りにいかない!ジグザグ保育がつくる子ども主体の学び』書影

■書名:『3.4.5歳児保育 計画通りにいかない!ジグザグ保育がつくる子ども主体の学び』
■著者:今川公平
■編・著:佐川早季子/山本一成
■発行:Gakken
■発売日:2024年10月31日
■定価:1,870円(税込)

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