医師がすすめる、1年365日のすこやかな暮らし方。漢方医学と西洋医学、どちらの良いところも取り入れながら、おだやかに、賢く健康を守っていく、今の時代のあたらしい養生集です。
もくじ
漢方医学と西洋医学、両方を取り入れるすこやかな暮らしのアドバイス
頭痛、むくみ、PMS、動悸、めまい……身近な不調に対し、さまざまなアプローチ方法をもつ「漢方医学」。食事、運動、リラックスといった生活習慣を工夫することで、心身を健康に導く「養生」を大切にしています。
一方、「西洋医学」は、病気を見つけ、対応することに長けた医学ですが、今の時代、すこやかに暮らしていくためには、両方をじょうずに取り入れていくことが大事です。
それぞれの得意なところを取り入れて、おだやかに、賢く健康を守る1年365日の暮らし方を、医師が提案します。
春夏秋冬、季節に合わせて医師がすすめる養生がわかります
漢方医学では日々をすこやかに暮らしていくために、食事や入浴といった生活習慣をよりよい形に整える「養生」を大切にします。春夏秋冬、それぞれの季節の気温や湿度、イベントなどに合わせて心身をいたわる、今日からできる養生法をご紹介します。
病気を早い段階で見つける助けになるのが、西洋医学の健診や検診。受けておきたい検診のほか、受診が望ましい病気のサインなど、健康を守るために知っておきたいさまざまな知識をお伝えします。

▲毎日ひとつ、1年365日の健康のアイディアや知識がわかります
現代の厳しい夏をすごやかに過ごすコツも
屋外での激しい暑さと、冷房がきいた室内での冷え。厳しい夏をすこやかに過ごすために、臨機応変に対応していく方法をお教えします。
主なコンテンツ
・季節ごとに起きやすい、体と心の不調の養生
(冷え、疲れやすい、頭痛、肩コリ、腰痛、胃腸不良、むくみ、夏風邪/秋冬の風邪、PMS、月経時の不調、更年期の不調、動悸、めまい、イライラ、不安、緊張しやすい ほか)
・季節ごとの食養生
・漢方医学の基礎知識
・漢方薬について
・受けておきたい検診
・気をつけたい不調と病気のサイン
・気になる症状があったらどうする?
ほか
著者プロフィール
渡邉 賀子(わたなべ・かこ)
医学博士、日本東洋医学会漢方専門医・指導医。医療法人祐基会・帯山中央病院(熊本市)理事長。1997年、北里研究所に日本初の「冷え症外来」開設。2003年、慶應義塾大学病院漢方クリニックに「漢方女性抗加齢外来」開設。2004年、「麻布ミューズクリニック」開院。『オトナ女子のためのホッと冷えとり手帖』(主婦の友社)、『女性ホルモン力を上げて若返る』(宝島社)ほか、著書多数。
玉田 真由美(たまだ・まゆみ)
医学博士、日本東洋医学会漢方専門医・指導医、日本内科学会総合内科専門医、日本消化器内視鏡学会専門医。自身が悩んでいた症状が漢方治療で緩和されたことを機に本格的に漢方医学を学び、多くの患者様の漢方診療にあたる。
商品の紹介
■書名:『医師がすすめる漢方生活 365日の養生』
■著者:渡邉 賀子/玉田 真由美
■発行:Gakken
■発売日:2024年2月29日
■定価:1,870円(税込)
【電子版】