加齢に対抗するにはまず食事。『60歳からの「老けない人」の漢方ごはん』発売

『60歳からの「老けない人」の漢方ごはん』

更新日 2023.03.24
公開日 2023.03.23
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『60歳からの「老けない人」の漢方ごはん』書影

五臓のひとつ「腎」には“命の源”が宿る老化予防には腎を養生するのが何より肝心!

 中医学では、体を構成する五臓のひとつ「腎」に、命の源「腎精」が宿ると考えます。腎精のピークは30代半ばごろまでで、40歳以降は減り続けてしまいます。つまり、それが「老化」です。衰えようとする腎を手当し養生するには、何よりも食事が重要。「薬食同源」の思想です。本書では、以上のような中医学的な考え方を分かりやすく解説。腎精を補うために積極的に食べたい食材とその働きを説明し、さらにはおいしく食べるためのレシピを紹介します。             

1章:カギは「腎」。60代からの元気は「補腎」が作る 
 中医学の観点から、「老化」とその予防策を分かりやすく解説します。
2章:種実類は命の源を宿す最強腎精増強剤。毎日手軽においしく! 
 命を宿す食材=種実類の中でも、3大種実の黒豆、黒ごま、くるみの働きとレシピ紹介。
3章:腎を養う身近な10食材で、老化に立ち向かう簡単レシピ
 腎を養う食材の中でも積極的に食べたい10の食材=山いも、ブロッコリー・カリフラワー、にら、しめじ・エリンギ・なめこ、いわし・あじ・かつお、あさり、えび・干しえび、豚肉、鶏レバー、羊肉を取り上げます。各食材の効能と、働き方などの効能分類「性味帰経」にのっとった、おいしい食べ方レシピを豊富に掲載しています。

覚えておきたい!【60歳からの漢方ごはん五か条

第一条:命を宿す食材を取り入れる
 命を宿す食材とは、芽吹く力を持つ豆やナッツなどの種実類のこと。
第二条:腎を補う食材を知る
 本書では10食材を取り上げ、おいしく食べるレシピを紹介。
第三条:冷やさない
 60歳以降は温める力が不足しがち。温かなものを食べるよう心掛けて。
第四条:「過ぎ」ない
 何ごとも過ぎないが肝腎。「腹八分目」を思い出して。
第五条:いろいろなものを食べる
 食材、味にはそれぞれ働きがあります。「五色五味」を忘れずに。
そして…:食事の前には必ず深呼吸を!

「にんじんと卵の潤目炒めナムル」紙面

▲「にんじんと卵の潤目炒めナムル」/血を補い、潤いを生む黒ごま。古来より夜盲症の治療に使われているにんじん、命の源・卵で、年齢を重ねた目の潤いを取り戻しましょう。

「レバーと菜の花の補血活血炒め」紙面

▲「レバーと菜の花の補血活血炒め」/早春に旬を迎える菜の花は体に溜まった澱を排出するのにぴったり。補血の代表レバーと組み合わせ、潤いとなる血を全身に行きわたらせます。

「長いもと芽キャベツの強足腰ポトフ」紙面

▲「長いもと芽キャベツの強足腰ポトフ」/強壮食材としておなじみの山いも。骨付き肉をゆっくり煮出し、筋力をつける助けになる芽キャベツを合わせた下半身にうれしいポトフ。

「えびとオクラの疲労回復ガンボ」紙面

▲「えびとオクラの疲労回復ガンボ」/冷えによる滞りを解消するえびに、疲労回復の基となるオクラ、肉体虚損を補う鶏肉、潤い力のあるトマトを組み合わせて元気を取り戻します。

【著者プロフィール】
 石澤清美(いしざわ・きよみ)
 国際中医師、国際中医薬膳師。料理研究家。米国NTI認定栄養コンサルタント。ハーバルセラピスト。食べものと体の関係についての勉強を長年続けている。日々の家庭料理をはじめ、菓子やパン、保存食など、豊富な食養生の知識を生かした体にやさしいレシピを雑誌・書籍などで紹介。

商品の紹介

『60歳からの「老けない人」の漢方ごはん』書影
■書名:『60歳からの「老けない人」の漢方ごはん』
■著者:石澤清美
■発行:Gakken
■発売日:2023年3月23日
■定価:1,650円(税込)

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