「ステイホームで太ってしまった」「リモートワーク中の自炊に疲れた」、そんな悩みを同時に解決！　運動量を増やさなくても、筋肉量を減らさず脂肪だけを落とすことができる食生活のコツ＆簡単レシピをご紹介します

　糖質制限の第一人者として知られ、これまで4000人以上の症例を通じて糖質制限食の効果を証明してきた医師・江部康二氏の最新刊です。コロナ禍で運動不足になりがちな巣ごもり生活でも、筋肉量を減らさず、脂肪だけを落とす食生活のコツを指南します。また、免疫力を上げる、老化を防ぐなどの効果も注目されている糖質制限食のメリットをわかりやすく解説。料理ページも充実していて、朝食・昼食・夕食に分け、自炊疲れすることなく、ラクラク作れる糖質制限レシピを紹介しています。

▲『体が変わる！最強の糖質制限食』表紙

朝食は、パンやシリアルの代わりに大豆製品を使うだけ

　忙しい朝は、パンやシリアル、おにぎりなど、すぐ食べられるものを選んでしまいがち。でも、こうしたメニューは糖質たっぷりで血糖値を急上昇させてしまいます。糖質制限食は、１日３食にこだわらなくてOKなので、ムリに朝食をとらなくてもよいのですが、それだとお昼までもたない…という人は、大豆製品を主食がわりにしてみては。高野豆腐を焼いてサンドイッチやシリアル風にしたり、厚揚げをトーストしたり、油揚げをピタサンドにしたり…。工夫しだいで、いつもの朝食を手軽に糖質オフできます。

▲パンと見せかけて、じつはフライパンで軽く焼いた高野豆腐！「高野豆腐のサンドイッチ」

昼はパパっと作れる一皿料理＋作りおき

　巣ごもり生活中のランチは、チャーハンやパスタなど、チャチャッと作れるものですませている、という人も多いのでは？　とくにリモートワーク中の人は、食べる時間も作る時間ももったいない！　ということも。そんなときは、ごはん風、めん風にアレンジできる低糖質食材に注目してみましょう。刻んだカリフラワーを炒めればチャーハン風、切り干し大根を炒めれば焼きそば風の一皿に。作りおきの副菜をプラスすれば、栄養バランスもバッチリです！

▲カリフラワーをチャチャッと炒めてチャーハン風に。「カリフラワーの卵チャーハン風」

▲冷蔵庫から出してすぐ食べられる作りおきの肉おかずもストックしておくと便利。「牛肉とセロリのにんにく炒め」

平日は鍋料理、週末はおつまみ献立を夕食の定番に!

　糖質制限食なら、カロリーを気にする必要はありません。だから、夕食も満腹まで食べられます。おすすめは、お肉も魚介も野菜もたっぷり食べられる鍋料理。材料を切って煮るだけなので、「今日は何も作りたくない…」という日でもラクラク。また、糖質が少ない蒸留酒を選べば晩酌もOKなので、週末は、簡単に作れるおつまみ献立で家飲みを楽しみましょう。

▲平日の夕食は、低糖質食材を切って煮るだけの鍋料理がおすすめ！「豚団子のしょうゆ鍋」

▲蒸留酒ならアルコールもOK。週末はパパっと作れるおつまみ献立に。「まぐろのポキサラダ」「薄焼き卵の生春巻き風」「ズッキーニのチーズ焼き」

糖質制限食なら、運動量を増やさなくても健康的にやせられる!

　コロナ禍の巣ごもり生活では、運動不足になりがちなうえ、ごはんものやめん類など糖質メインの食事が多くなったり、あまりおなかが減っていなくても習慣的に以前と同じ量を食べてしまったりすることも。まずは1週間、この本で紹介する糖質制限食を実践してみてください。運動量を増やさなくても、脂肪が燃えやすい体に変わったことを実感できるはず。ステイホーム中もストレスを感じることなく、おいしく食べて理想の体を手に入れましょう！

【プロフィール】
●著者
　江部康二(えべ・こうじ)
　医師、一般財団法人高雄病院理事長、一般社団法人日本糖質制限医療推進協会代表理事。1950年京都府生まれ。1974年京都大学医学部卒業、京都大学結核胸部疾患研究所を経て、1978年より高雄病院に医局長として勤務、2000年理事長就任。1999年高雄病院に糖質制限食を導入し、2001年より糖質制限食に本格的に取り組む。2002年に自身の糖尿病に気づき、自ら糖質制限食を実践して肥満と糖尿病を克服。糖質制限食の画期的な治療効果を証明し、数々のベストセラーを上梓している。

●料理製作
　沼津りえ(ぬまづ・りえ)
　管理栄養士、調理師、料理教室COOK会主宰。東京・阿佐ヶ谷を中心に数多くの料理教室を開催。バラエティー豊かなレッスン内容で幅広い年齢層の生徒に支持されている。シンプルでおしゃれなレシピに定評があり、新聞・雑誌・テレビなどでも精力的に活動中。

商品の紹介

■書名：『体が変わる！最強の糖質制限食』
■著者：江部康二
■発行：学研プラス
■発売日：2021年2月11日
■定価：本体1,400円＋税

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