『世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本』書影

 昨今、世界的に注目されテレビや街中で見かけることが多くなった「SDGs」。SDGsとは国連が2015年に打ち出した2030年までに世界で達成したい「持続可能な開発目標」(Sustainable Development Goals)の略称です。国連が世界に呼びかけたことで、日本を含め、多くの国や企業、個人がこのSDGs達成に向けて動き出しています。

 SDGsには大きく17個の目標があり、それぞれがこれからを生きる私たちにとって重要なテーマを扱っています。

▲世界のあらゆる問題にアプローチする17の目標

▲本書でも「SDGsとは」を説明しています。

 ですが、このSDGs、内容を読み解くのが大人でも難しい。編集部では、これからの未来を生きる子どもたちでも理解できるよう、SDGsをかみ砕いた本が必要だと考えました。そこで、わかりやすさに定評のある池上彰さんに執筆・監修をお願いし、ユーモアあふれるマンガ・イラストを満載にした最高にわかりやすいSDGs本ができ上がりました。

 以下では、本書の特徴を3つ紹介します。

特徴①:池上彰さんによる本書のためだけのSDGs解説が読める

 本書巻頭には、子どもたち5人を招待した「池上彰SDGs特別講義」を掲載しています。この講義は国際協力機構(JICA)の地球ひろばを借りて行われました。展示物を使いながら、池上さんがわかりやすくSDGsを解説している様子を読むことができます。子どもたちの疑問や意見などを交えながら読めるため、誰でもわかるSDGs入門となっています。
 また本書には、各目標ごとに「教えて池上先生」というコーナーがあります。ジャーナリストとして世界中を飛び回る池上さんにSDGsに関わるトピックをご執筆いただきました。SDGsの理解を深めていける面白いコーナーとなっています。

▲「池上彰 SDGs特別講義」。写真や対話形式を用いて、講義の様子がわかるようになっています。

▲「教えて池上先生」。池上先生に書き下ろしていただきました。

特徴➁:身近な場面のマンガからSDGsに導入

「先進国」と言われる日本で生活していると、SDGsが扱う問題は、「遠くの国のこと」「私には関係ないこと」と思う人も多いはずです。そうならないために、本書では各章の冒頭にマンガを掲載しました。身近な場面を扱ったマンガで導入することで、SDGsが決して他人事ではなく、「私(たち)の問題」であることを感じてもらえるようになっています。マンガにはくすりと笑える要素を付けているので、楽しく読み進めることができます。

▲目標1。街でよく見かける募金のシーンによる導入。

▲目標12。ついつい頼みすぎ、買いすぎで食べ物をムダにすることも多いはず……。

特徴③:わかりやすい解説と満載のイラストでSDGsがわかる

 解説ページでは最新のデータを用いて解説をしています。ここでは世界の状況だけでなく、私たちが暮らす日本のことを見つめなおせるような構成にしています。世界の中では「恵まれている」ように思える日本ですが、SDGsの観点からはまだまだ問題視されることもたくさんあるのです。
 右ページ下部には「まとめ」を付けることで、簡単に内容を振り返ることができるようにしました。

▲目標5。「ジェンダー」という用語の解説から丁寧にはじめています。

▲目標6。マンガの登場人物が案内役です。

▲目標11。大迫力の見開きイラスト。細かく描写されています。

興味を持った人は図書館にリクエスト!

 本書は、学校図書館や公共図書館に置かれることを目的とした図書館専用商品です。この記事を読んで興味を持った人は、学校や公共図書館で購入のリクエストをお願いいたします。また、ネット書店などを通して一般の方にもお買い求めいただけます。

商品の紹介

『世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本』書影

■書名:『世界がぐっと近くなる SDGsとボクらをつなぐ本』
■監修:池上彰
■発行:学研プラス
■発売日:2020年2月6日
■定価:本体4,800円+税 

本書を購入する