フランスでプロの料理人が愛用する鍋がストウブ。おいしさを生む、さまざまな工夫があります。

 ストウブはフランス生まれの鍋。多くのプロの料理人が愛用し、料理好きな人に絶大な人気です。ストウブには料理をおいしくする様々な工夫と特徴があります。まずは熱伝導のよい鋳物素材。内側には黒マット・エマイユという加工が施されており、そのざらざらとした表面が焦げ付きを防いでくれます。どっしりと重い蓋の裏には、ピコと呼ばれる突起がついており、食材から出たうまみを含んだ水蒸気を集めて下に落とし、循環させます。そのため、素材のうまみがギュッと凝縮した蒸し焼きや蒸し煮ができるのです。それ以外にも、保温性を生かした煮込み料理や、揚げもの、ごはんがおいしく炊けるなど、さまざまな料理を可能にしています。

この本で使うのは直径20㎝のストウブ鍋1つ。これさえあれば、日々のおかずもおもてなし料理にも困りません!

 ストウブひとつあれば、どんな料理も時短、簡単でおいしくできます。この本では、ストウブのすべてをご紹介します。
●蒸し焼き=「野菜ってこんな味だったの?」と食べた人が驚くシンプルな野菜の蒸し焼きから、ステーキ、ハンバーグ、餃子までバリエーション豊かに紹介。
●蒸し煮=水なしで作るので味がしっかりと濃い肉じゃがやカレー、鍋料理まで。
●煮込み=ストウブの代名詞とも言える煮込み料理。牛肉の赤ワイン煮、豚肉とプルーンの煮込みなど、ごちそう感あふれるメニューを。
●揚げもの=熱効率のよいストウブは揚げ鍋としても優秀。蓋をして揚げることで、さらに効率が上がり、少ない油で短時間で揚げられます。
●ごはん=ストウブの重たい蓋が釜のようになりふっくらツヤツヤのごはんが炊けます。

野菜の蒸し焼きは大得意のひとつ。甘みとうまみが凝縮します。

水を1滴も加えない「無水肉じゃが」。じゃがいもは煮崩れせず、ほっくりと濃厚。

熱伝導がよいので、揚げものも大得意。「大きなかき揚げ」も蓋をしてあげれば時短にも。

おもてなしにぴったりの「ローストビーフ」もお手のもの。

【著者プロフィール】

サルボ恭子(さるぼ・きょうこ)
 料理家。老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏。パリ有数のホテル「ホテル・ド・クリヨン」で研修、調理場に立ちながら、フランス家庭、郷土料理に魅了される。帰国後は料理研究家のアシスタントを経て独立。素材と向き合い、持ち味を引き出す料理を得意とし、洗練された家庭料理にファンも多い。雑誌、書籍等で活躍。著書に『夜9時からの飲めるちょいメシ』(家の光)、『いちばんやさしい シンプルフレンチ』(世界文化社)など著書多数。

商品の紹介


■書名:『ストウブマスターブック』
■著者:サルボ恭子
■発行:学研プラス

■発売日:2019年10月23日
■定価:本体1,400円+税

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