20年ぶりに刷新された新紙幣の“顔”、渋沢栄一、津田梅子、北里柴三郎の生涯が1冊でわかる!

『マンガ&物語で読む偉人伝 渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎』

2019.05.29

「令和」という新しい時代を迎え、紙幣のデザインも一新されることになりました。新紙幣に描かれる肖像は、一万円札が渋沢栄一、五千円札が津田梅子、そして千円札が北里柴三郎です。どうしてこの3人が選ばれたのでしょう?

「この3人は、ともに江戸時代に生まれ、明治、大正、昭和と社会が大きく変化した激動の時代を生きました。そして変化する時代の中で、各分野で近代日本の礎を築いた人物です。(中略)彼らにはそれ以外にも共通点があります。それは『人を育てる』ことに力を注いだ人物であるということです」
(本誌「はじめに」より)

 そして、自分が主体となって行動することを重んじ、それを継続させたことも共通しています。こういったことが、これからの新しい時代に求められる人物像である、というメッセージが込められているのではないかと、編集部は考えています。

 そんな彼らの生涯と功績に、多くの子どもたちが気軽に触れることができるように、本書ではさまざまな工夫をしています。

マンガと読み物、2段構えで構成

 巻頭には、3人の「名言」にスポットを当てたオールカラーのマンガを掲載。彼らがその「名言」を口にした背景や心情を中心に、人生のダイジェスト版としてストーリーを組み立てており、それぞれの人間的な魅力を濃縮して描いています。このマンガを読むだけでも、後世に名を残した理由がよくわかります。

「渋沢栄一」マンガページ(右:タイトルページ、左:名言ページ)

 マンガを読んで人物像に興味がわいたところで、本編の本格的な伝記物語が始まります。小学生にも読みやすい文章で、楽しみながらさらにくわしくその生涯に触れることができます。マンガで読んだ内容が3人の予備知識になるので、より深く理解できる構成になっています。

「津田梅子」伝記読み物トビラ

「津田梅子」伝記読み物本編

 また、マンガや物語で紹介できなかった「名言集」や個人年譜も収録しています。

現紙幣・旧紙幣の肖像に採用された偉人たちも紹介

 さらに福澤諭吉(1万円札・1984年~)、樋口一葉(五千円札・2004年~)、野口英世(千円札・2004年~)、そして最近、手にする機会が少なくなった紫式部(二千円札・2004年~)の現紙幣の偉人たちと、なつかしい旧紙幣の肖像、新渡戸稲造(五千円札・1984年~2007年)と夏目漱石(千円札・1984年~2007年)の生涯も、「名言」に焦点を当てたオールカラーのマンガでわかりやすく紹介しています。

名言を集めたコラム

大人の入門書としてもぴったり

 紙幣の肖像に採用されるのは、日本が世界に誇る偉人ばかり。渋沢栄一は「近代日本経済の父」、津田梅子は「女子教育のパイオニア」、北里柴三郎は「近代医学の父」。こういうキャッチフレーズ的な知識はあるものの、具体的な功績となると、きちんと説明するのは難しいものです。一人ひとり、一から調べるのはちょっとハードルが高いかもしれませんが、本書なら1冊で3人の物語をカバーできます。対象読者は小〜中学生ですが、内容と情報量は一般書に引けをとりません。経済、教育、医学という専門分野も、わかりやすく解説してあります。大人の入門書としても最適! ぜひ活用してください。

新しい伝記EXとは

 ベストセラー『ざんねんな偉人伝』『ざんねんな歴史人物』の「新しい伝記シリーズ」の特別版として、新たにこの「新しい伝記EX」が誕生しました。その第1弾が「紙幣の肖像」を切り口にした本書です。今後も、今までの「伝記」とひと味もふた味も違うユニークな「偉人伝」をお届けする予定です。

商品の紹介


◆書名:『新しい伝記EX マンガ&物語で読む偉人伝  渋沢栄一 津田梅子 北里柴三郎』
◆編:学研プラス
◆発行所:学研プラス
◆発売日:2019年5月30日
◆定価:本体1,000円+税

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