歴史の表舞台では見せなかった意外な素顔に涙★

 日本の歴史の教科書にも登場する偉人たち。私たちは、そんな彼らのことは、年号と結びつけておぼえた偉業しか知りません。
 暗記中心の歴史教育で、「なんか歴史ってめんどう」と歴史に対するハードルがあがっている子どもたち。女の子にいたっては、戦いのイメージだけがついてまわり、「興味がわかない」と敬遠しがちな人も多いでしょう。

 そんなニガテ意識を「なんだか歴史人物が好きになってきた!」「歴史っておもしろい!」に変えよう! と、人物の面白さ、人間らしい要素をピックアップし、歴史へのハードルを下げた人物事典シリーズです。

 “すげー部分”に特化した『あっぱれ歴史人物事典』、“ポンコツな部分”に特化した『しくじり歴史人物事典』につづく第3弾は、『恋するせつない歴史人物事典』。歴史の表舞台では見せたことのない、知られざる歴史人物たちの恋する素顔を描きます。
 ここで、気になる中身にちょっとだけ触れましょう。

島流しの身でちゃっかりかけ落ちをした源頼朝★

【まずは歴史人物を理解できる偉業を知る】

 歴史初心者の人たちが、いったいこの人はだれ? とならないように、まずは、その人物にまつわる史実をざっくりと紹介します。その偉業を知ってから次のページをめくると、恋する姿が描かれており、そのギャップに驚くことでしょう。

▲偉人の歴史とプロフィール、2人の出会いなどを美しいビジュアルとともに。人物と歴史との関係性はこれでつかめます。

【妻や恋人にしか見せない姿にヤラれる】

 歴史人物たちの大枠を知ったところで、恋バナが展開されます。

 たとえば、頼朝の場合はこんな感じです。

 鎌倉幕府を成立した源頼朝は、伊豆への流罪の最中、その島流し先で出会った北条政子と恋に落ちます。そして、別の人と結婚をさせられそうになっていた政子は、その輿入れの日に頼朝のもとへと逃げ、ふたりはかけ落ちをしました。

▲恋バナは、改行や会話を多くして、読みやすさを重視。スチルっぽいイラストでさらに内容に入り込めます。SNS風のやりとりも、ホンネトーク炸裂で楽しい。

「平氏をほろぼし、鎌倉幕府を成立。武家政権の基礎をつくった」

 こんな(ある意味)退屈な源頼朝のイメージが、「頼朝だってこんなことをしていたのね」と、親近感で一気に歴史人物との距離が縮まっていきます。

関係者から集めた充実のコメント集★

 関係者から集めたコメントも歴史人物の魅力を際だたせます。
 コメントを寄せてくれている皆さんは、それぞれの立場でそれぞれの言葉で語ってくれています。さらに、関係者そのものも歴史に名を残した人が多いので、それぞれの関係性も発見できるというわけ。
 他人の口から語られることで、真実味も増しますよね。

▲関係者のコメントを拾い集めて、ぎゅ~っと凝縮。普段は見えてこない愛らしい姿や意外な一面を知ることができます。

【コメント例】

「秀吉様は、天下人になってから開いた醍醐の花見でも、私を正室として一番に扱ってくれました」正室・おねより
「刀を差さなくても食べていけるのは、わしと陸奥(宗光)だけだ」坂本龍馬より
「政宗様は、『枕草子』『源氏物語』などの古典を引用し、情緒あふれる手紙を送ってくださいました」正室・愛姫より

女の子目線の恋をテーマにした、おもしろコラムがいっぱい★

 そのほかにも、楽しいしかけで見せていくコラムも見逃せません。
 信長や秀吉などが、恋に悩む女の子を、史実に基づいたキメ台詞ではげます「武将たちのときめき神セリフ対決」をはじめ、「イケメンコンテスト」「いまどき訳で読み解く百人一首」などなど…。 偉人たちのいろいろな姿をユーモラスにとりあげています。

▲織田信長や源義経など、イケてる武将たちとデートをしたら……、そんな妄想に彼らが応えてくれるコラムも。

 ビジュアルをメインに、切り口や角度を変え、遊び心を加えているので、文章だけでは頭に入りにくい情報も、知らないうちに覚えることができます。
 こんな観点からも、歴史初心者にピッタリ。 キュンとして、泣いて、笑って、どんどんと読み進められますね。

商品の紹介


★書名:『恋するせつない歴史人物事典』
★監修:大石 学
★発行:学研プラス
★発売日:2018年11月23日
★定価:本体1,000円+税

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