拗ねると、格差の奴隷になる。

千田琢哉『たった2分で、自分を超える本。』セレクション

UPDATE 2020.07.30
公開日 2015.07.13

 格差に直面したとき、絶対にやらかしてはいけないことがある。
 それは拗ねるという行為だ。
「拗」という漢字を見ればわかるように、手偏に幼いと書く。
 つまり「幼い手段」ということだ。
 もしあなたがふて腐れるという幼い手段を使うと、格差の奴隷になってしまうのだ。
 仮に今のあなたが格差の「下側」にいるとしても、決して腐らないことだ。
 腐った者同士でウジャウジャ群がっていると、たちまち全身が腐敗していく。
 まるで果物が腐っていくように。
 もし、思わず腐りそうになっても、絶対に群れないことだ。
 群れないだけで、道は拓けるのだ。
 格差を敵ではなく、味方だと考えてみよう。
 あなたを格差の「上側」に導いてくれる「先生」と考えるのだ。
 格差を敵と考えるから、怖さのあまり仲間と群れてしまう。
 だが、味方だと考えれば、独りでも怖くないだろう。
 現実を見ればわかるように、格差には下側だけでなく、上側の人間も存在する。
 格差の下側から上側に移動するためには、何をすればいいのかをよく考えて、行動に移すことだ。
 下側から上側に移動した人間がいたなら、実際にその人の本を読んだり、話を聞いたりして情報を収集する。
 そして情報を収集したら、あなたがピン! ときたものからどんどん試してみる。 
 失敗しても腐らず、すぐに原因を分析して別のアプローチをしてみることだ。
 しばらくすると、格差の前で腐った連中とは会話が噛み合わなくなってくるだろう。

 それこそが、格差の中であなたのステージが上がった証拠なのだ。

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

作品紹介

たった2分で、自分を超える本。
心の「格差」を逆転する64のビジョン

ものの見方・考え方を少し変えれば人生は大きく好転します。固定観念を「たった2分」で逆転し、自分を超えるための視点が満載!
定価:本体1,200円+税/学研プラス

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