まず、幸せを感じないことをやめる。

千田琢哉『たった2分で、決断できる。』セレクション

更新日 2020.07.30
公開日 2014.12.29
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 あなたが生まれてきた究極の意義は、幸せを感じるためとすでに書いた。
 幸せには2通りある。
 1つは今、楽しいことを享受する幸せ。
 もう1つは、夢を実現するプロセスを味わう幸せだ。
 人生を有意義に過ごすためには、後者のプロセスを味わう幸せがキーになる。
 なぜならすべての人にとって、夢を実現する瞬間よりも、その夢を目指すプロセスの時間のほうが圧倒的に長いからだ。

 幸せな人生とは、プロセスを楽しむ人生なのだ。

 効果なんて出ないとうすうす気づいているのに、我慢してやりがいの感じられない仕事をやってはいないだろうか。
 本当はたいして好きでもない相手と、寂しさを紛らわすために交際してはいないだろうか。
 今の人生の延長線上に、自分の幸せはないとうすうす感じているのに、毎日をただ漫然と過ごしてはいないだろうか。

 1%も夢につながっていないことに時間を費やせるほど、人生は長くない。

 今やっていることが1%でも夢につながっていれば、多少の苦痛を感じたとしても、あなたは平気でいられるはずだ。

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
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■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

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