人生は、クイズ番組だ。 様子を見ていたら、答える権利がなくなる。

中谷彰宏『決断できる人は、うまくいく。』セレクション

更新日 2020.07.17
公開日 2015.06.04
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 テレビのクイズ番組で、文化人対お笑い芸人で勝負しました。
 圧倒的に、文化人が負けました。
 理由は、簡単です。
 ボタンを叩くのが、遅いのです。
 文化人は、正解を言おうとしています。
 それに対して、お笑い芸人は映ろうとしているのです。
 人生では、圧倒的に「映る」ことが大切です。
 文化人は、永遠に答える権利を得られません。
 あながち正解に近いことを知っているから、考えてしまうのです。
 正解に近い人間がうまくいくというのは、逆です。
 正解から遠い人間が、結果としてチャンスをつかみ、うまくいくのです。
 先に、ボタンを押したほうが勝ちです。

 僕は、クイズ番組に出ているうちに、一皮むかれました。
 正解を思い出してからではなく、「思い出せるに違いない」という段階で決断して、ボタンを押します。
 2番に押したのでは、間に合わないのです。
 人生も、クイズ番組のようなものです。
 スピードの勝負であり、どれだけ映ったかの勝負です。
 正解を知っていることよりは、ボタンを押すことのほうが大切です。
 いくら正解がわかっていても、様子を見ていたらチャンスはつかめないのです。

 

中谷 彰宏 (なかたに あきひろ)

1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。84年、博報堂に入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。91年、独立し、株式会社中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのロングセラー、ベストセラーを送り出す。「中谷塾」を主宰し、全国で講演・ワークショップ活動を行っている。

■中谷彰宏公式ホームページ
http://an-web.com/

作品紹介

決断できる人は、うまくいく。
チャンスをつかむ「決める」習慣68

決断できる人は、仕事も、恋愛も、人間関係もうまくいく。決断力をつけることで、チャンスをつかむ69の方法。
定価:本体1,300円+税/学研プラス

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