懐かしいのに新しいパタパタと正確に時を刻む「パタパタ電波時計」を楽しもう

「大人の科学マガジン  パタパタ電波時計」

更新日 2020.01.07
公開日 2013.05.10
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 みなさんは、パタパタ時計をご存知でしょうか? 
 そう、1分ごとに文字板がパタっとめくれるあれです。あれね~、懐かしい! と思われる方も多いかと思いますが、そのパタパタ時計を「超正確」でおなじみの「電波時計機能付き」にした、組立てキットが『大人の科学マガジン』のふろくになりました!

 電波時計とは、標準電波にのせられた日本標準時の情報をアンテナでキャッチし、自動的に時刻を合わせる時計です。電波時計ってよく聞くけど、いまいち詳しいしくみはわからないという方も、自分で組み立てて動きを体感し本誌の解説を読むとよくわかると思います。まずは動画で動きをご覧ください!

 編集部に並ぶ、10台近くのパタパタ電波時計が、同時にパタッとめくれる様子に、ほんとに正確なんだなぁ~と実感する日々です。音はちょっとうるさいですが。(笑)


 パタパタ時計が流行したのは、1970年代。日本でいうと昭和の時代。どこか懐かしい感じがするのはきっとそのせいなのですね。ということで今回の巻頭特集はレトロ家電。『梅ちゃん先生』『ALWAYS 三丁目の夕日』で昭和づいている堀北真希さんが、カバー表紙の目印です。ギリギリ昭和うまれの彼女、ふろくのパタパタ時計は、新しい時計としてかわいい! と楽し気に撮影に応じてくれました!

 ほかにも、時報の歴史、最新の光格子時計のはなし、電波時計の変遷紹介など時計や時間に関する記事や、あの電波新聞社の名物編集者による電波ホビー60年史、KIMURA、ユカイ工学などのアーティストによるふろく改造などなど盛りだくさんな内容です。さらに、今回は東急ハンズ渋谷店のカリスマ店員のみなさんの改造例もあります。

 そして、実はこのふろくには、パラパラ漫画に使える「連続60枚送り機能」も搭載されているんです。「パタパタが60枚分自動で1回転するのを利用してフリップにパラパラ漫画を描いたらおもしろい!」ということで、いまやパラパラ漫画の代名詞でもある鉄拳さんにお願いして、ふろくにパラパラ漫画を描いてもらいました!取材時にその場で描いてもらったのですが、たったの60コマでちょっとホロッとさせる鉄拳節がやはりすばらしいのです!

 その傑作をみなさんにも見てもらおうと今回は、AR技術を導入しました!自分で組み立てたふろくにスマートフォンをかざしてみると、画面上でフリップが動き出し鉄拳さんのパラパラ漫画がまるで自分のふろくの上で動いているように見えるのです。

 無料アプリのダウンロードは必要ですが、手軽にAR(拡張現実)を体験できますので、ぜひお試しくださいね!

 インテリアにも実用時計としてもオススメな「パタパタ電波時計」は全国書店にて絶賛発売中です!

大人の科学マガジン パタパタ電波時計
(A4変判/100ページ/税込3,500円)
全国書店にて好評発売中!!

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