みなさんは『ヒンメリ』という名前を耳にしたことがありますか?
日本ではそれほど知られていないものですが、「ヒンメリ」とは、太陽神の誕生祭や収穫祭などの装飾品として、フィンランドに古くから伝わる麦わらのモビールのこと。
現在でも、フィンランドではクリスマスの装飾などに使われる、幸運のお守りです。
モノづくり系女子のためのお手軽クラフト、プチ・ハンドメイドシリーズの第3弾は
『フィンランドの麦わらモビール ヒンメリづくり』です。
ふろくは、ドイツ産の天然麦わら50本と細めのタコ糸、糸通し用の針金がセットになった、ヒンメリキットです。
麦わらに糸を通して結ぶとできあがる様々な大きさの正八面体。
この大きさの違う正八面体を組み合わせれば、美しい幾何学のモビール、ヒンメリが完成します。
正八面体のつなぎ方を変えれば、さまざまな形のヒンメリが作れるのはもちろんのこと、同じヒンメリでも見る角度によってまったく違う表情を見せてくれます。
また、もう一つの大きな特徴は、ヒンメリがつくり出す影の美しさ。
風にゆれてゆらゆらと動く影を眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいます。
クラフトデザインは、日本で唯一のヒンメリ解説本の著者でもあり、展覧会やワークショップでヒンメリを広める活動をしている、おおくぼともこさん。
本誌は、小さいものから大きなものまで、シンプルな工程でできる4種の図案とアレンジ方法、ヒンメリの魅力がギュッと詰まった1冊になっています。
たとえば、ふろくキットで作ったヒンメリに赤い毛糸のタッセルをつけるだけで、ぐっとクリスマスらしさが増します!
もちろんタッセルのつくり方も本誌でご紹介してますので、ぜひお試しくださいね。
ふだんは北欧雑貨を扱うお店やギャラリーでの展示などでしか目にすることのできないヒンメリですが、今年は何と 東京ミッドタウンのクリスマス装飾になっています。
大きくて迫力のあるヒンメリから、様々なアーティストによる新しいヒンメリなど、たくさんのヒンメリを一度に楽しめるまたとないチャンスですので、ぜひ足を運んでみてください! 開催は25日までです。
館内のサントリー美術館で開催中の「森と湖の国 フィンランド・デザイン」展もとてもステキなのでぜひあわせてどうぞ。
光と風を感じる、伝統的な祈りのモビール「ヒンメリ」。
日常の変化をそっと感じさせてくれる、美しい幾何学のモビールを手づくりしてお部屋に飾り、北欧のクリスマスを楽しんでみませんか?
■ 『プチ・ハンドメイド03 フィンランドの麦わらモビール ヒンメリづくり』
(A5判 34ページ/税込価格 1,680円)
全国書店にて好評発売中!
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