「チームふたり」シリーズの吉野万理子・作、挿絵は黒須高嶺。日本プロ野球選手会理事長・丸佳浩の帯コメントも!
季節はもうすぐ春。日本のプロ野球やアメリカのメジャーリーグ・ベースボールの開幕を心待ちにしている人も多いはず。また、少女・少年野球に励んでいる小学生やその親御さん、コーチスタッフの方たちも新しいシーズンに向けて思いをはせていることでしょう。そんなスポーツを愛する人たちにぜひ読んでほしい、“人と人との心をつなぐ、新しいスポーツのお話”が生まれました。大人も子どもも楽しめる本作の魅力をご紹介いたします。
もくじ
「チームふたり」シリーズ、『青空トランペット』の吉野万理子さんの最新作
小説『白い虹を投げる』の作者は、小学校の卓球部が舞台の熱きスポーツ小説「チームふたり」シリーズの吉野万理子さん。吉野さんはプロ野球の横浜DeNAベイスターズのファンで、応援する人、応援される人の姿を描いた小説『青空トランペット』も手がけました。
転校先の学校や野球チームになじめない野球少女――
主人公の少女・ヤヤは野球をすることが大好きで、「中川ペルセウス」という野球チームでエースを務めていました。しかし、転校先の学校や新しく入った野球チーム「桜坂ナイン」の雰囲気になじめず、自身が日本人とアメリカ人の間に生まれたことや、女子が夏の甲子園大会に出られないこと、野球チームを取りまく保護者たちの関係性などに思い悩みます。
脚の手術をして退院したばかりの弟を気遣う少年――
エースのヤヤをはじめ、メンバーが次々と離れてしまった野球チームのキャプテンを務める少年・葉央(はお)。脚の病気から退院したけど激しい運動ができない弟・トモを気遣い、野球の話を積極的にしないようにしていましたが、トモはどこか怒っているようで……。トモから「そんなに大変に見える?」と言われた葉央は弟との関係にも悩むようになります。
ふたりの少女・少年は「キャッチボールクラシック」に出合う――
ヤヤと葉央はスマートフォンやパソコンのメッセージを通して、自身の思いや悩みを語り合います。そのやりとりのなかで、「キャッチボールクラシック」という、相手チームがいなくてもできる新しいスポーツ競技を知ることに。県大会で再会することを誓ったふたりは、それぞれのチームで練習にはげみますが、野球とはぜんぜん勝手がちがって……。
日本プロ野球選手会理事長・丸佳浩さんからの推薦メッセージ
チームスポーツだから味わえる瞬間を、読んでほしい。
それこそが僕が野球を続けられる理由だから。
商品概要
■書名:『ティーンズ文学館 白い虹を投げる』
■作:吉野万理子 絵:黒須高嶺
■定価:1,760円(税込)
■発売日:2025年3月3日
■発行:Gakken
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