過半数が『源氏物語』を読んだことが「ない」⁉ 『源氏物語』に関するアンケート調査

『まんがで読破 源氏物語』(文庫版)、『まんがで読破ジュニア5 源氏物語』

更新日 2023.12.04
公開日 2023.11.30
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2024年の大河ドラマは紫式部が主人公。『源氏物語』について、女性500人にアンケート調査を実施。話の長さ、難しさだけでなく、「どの本を選んだらいいかわからない」という新たな読書ハードルが明らかに。

『源氏物語』に関するアンケート調査 画像

まんがで読破 『源氏物語』試し読み

まんがで読破 ジュニアシリーズ試し読み

『まんがで読破 源氏物語』(Amazon)

『まんがで読破ジュニア5 源氏物語』(Amazon)

調査背景

『源氏物語』を書いた紫式部の人生を描いたNHK大河ドラマ「光る君へ」が、2024年からいよいよスタートします。”世界初の小説”といわれる『源氏物語』は、誰もが古典の授業でいちどは触れている題材のはず。ただ、「あらすじがよくわからない」、「読みたいけれど、長くて難しそうで読んでいない」という人も多いのではないでしょうか。

 Gakkenでは、古今東西の名著をコミカライズした「まんがで読破」シリーズや、まんが日本の歴史など、古典に関わるまんがや解説書を多く発行しています。あらためて『源氏物語』がどのように受け取られているのか、主な読者層である女性を対象にアンケート調査を実施しました。

調査結果サマリー

① 『源氏物語』を読んだことがあるか聞いたところ※、読んだことが「ない」人が過半数に達した(55.4%)。※本、マンガ、形式を問わず

② 『源氏物語』を読んだことがないが「『源氏物語』を読みたい」と思っている人に「なぜ読んでいないのか」理由を聞いたところ、1位「長いから(47.1%)」、2位「どの本を選んだらいいかわからないから(37.7%)」という結果になった(複数選択回答)。

③ 『源氏物語』のあらすじを知っているか聞いたところ、「まったくわからない(25.2%)」「あまりわからない(32.2%)」となり、約6割(57.4%)があらすじを知らないことがわかった。

 


【調査概要】
調査期間:2023年11月16日~17日
調査委託先:株式会社アイブリッジ
調査対象:全国の20歳~60歳女性 500人
調査方法:インターネット調査


① 『源氏物語』を読んだことがあるか聞いたところ※、読んだことが「ない」人が過半数に達した(55.4%)。※本、マンガ、形式を問わず

『源氏物語』を読んだことはありますか。画像

【Q1 『源氏物語』を読んだことはありますか。(本、マンガなど、形式は問いません)(単一選択、n=500)】と聞いたところ、「ある」44.6%、「ない」55.4%となりました。
『源氏物語』は著名な古典作品ではありますが、読んだことがない人が過半数に達しました(55.4%)

『源氏物語』を読みたいと思いますか。画像

【Q2 『源氏物語』を読みたいと思いますか。(単一選択、n=277:Q1で「ない」と答えた人)】と聞いたところ、「読みたい(6.5%)」「どちらかというと読みたい(24.2%)」「どちらかというと読みたくない(21.3%)」「読みたくない(48.0%)」となりました。
『源氏物語』を読んだことがない人(n=277)の約7割(69.3%)が、「読みたくない」と感じていることがわかりました。

② 『源氏物語』を読んだことがないが「『源氏物語』を読みたい」と思っている人に「なぜ読んでいないのか」理由を聞いたところ、1位「長いから(47.1%)、2位「どの本を選んだらいいかわからないから(37.7%)」という結果になった(複数選択回答)。

「読んでいない理由」画像

【Q3『源氏物語』を読みたいと思う一方で読んでいない理由として、当てはまるものをすべて選んでください(複数選択、n=85:Q2で「読みたい」「どちらかというと読みたい」と答えた人)】と聞いたところ、多い順に「長いから(47.1%)」、「どの本を選んだらいいかわからないから(37.7%)」、「難しいから(34.1%)」、「興味がないから(7.1%)」「つまらなそうだから(4.7%)」となりました。

『源氏物語』や紫式部に関する書籍が多く発行されている中で、「どの本を選んだらいいかわからないから」を全体の約4割が選んでいることから、『源氏物語』を読むハードルのひとつに「本の多様さ」があることがわかります。

 現代となじまない時代背景に対する知識が必要なことや、『源氏物語』自体が長いことも「読みたい」気持ちを妨げているように考えられます。

③ 『源氏物語』のあらすじを知っているか聞いたところ、「まったくわからない(25.2%)」「あまりわからない(32.2%)」となり、約6割(57.4%)があらすじを知らないことがわかった。

「あらすじを知っていますか」画像

【Q4『源氏物語』のあらすじを知っていますか。(単一選択、n=500)】と聞いたところ、「よく知っている(8.6%)」、「まあまあ知っている(34.0%)」、「あまりわからない(32.2%)」、「まったくわからない(25.2%)」となりました。「まあまあ知っている」が最も多かった一方で、「あまりわからない(32.2%)」、「まったくわからない(25.2%)」を合わせると57.4%となり、約6割があらすじをよくわかっていないことがわかりました。

【まとめ】古典を読むハードルは難しさだけではない。自分に合った本を選ぶ力も必要に。(まんがで読破 担当編集のコメント)

『源氏物語』は長く語り継がれ、現代語訳の書籍、マンガ、解説本、紫式部の伝記まで、幅広いかたちで多くの人の手に取られてきた作品です。手に取りやすい本が多くある一方で、読んだことがない人や、あらすじがわからない、現代語訳が多く出ておりどの本を選んだらいいかわからない、という人が多く、作品自体の魅力がまだ伝わっていないように感じました。

 これから自分が『源氏物語』をどう理解したいのか、(あらすじだけ知りたいのか、時代背景まで詳しく知りたいのか、受験勉強に使いたいのかなど)自分のニーズに合わせて本を選ぶとよいのではないでしょうか。Gakkenでは、「まんがで読破」シリーズや、まんが日本の歴史など、古典に関わるまんがや解説書を多く発行しています。自分の「読みたい」という気持ちを叶える本を読者の皆様にお届けできるよう、これからも多くの書籍をつくり、情報発信に努めてまいります。

『源氏物語』を読み直すなら、まんがで読破がおすすめ! おすすめな理由3選

①ほぼ1時間でサクっと読める! 時代背景もまんがで解説 『まんがで読破 源氏物語』

「まんがで読破」シリーズは、国内、海外の名作・名著をわかりやすくコミカライズしたシリーズです。ちょっと難しい文学作品も、いまさら知らないとはいえない哲学の名著も、1時間でほぼ読み終わる「まんが」になっています。文庫サイズで手に取りやすく、手軽に名著にチャレンジできます。

「1時間でほぼ読み終わる「まんが」になっています」紙面

②著名人が作品ごとに解説を書き下ろし。『源氏物語』の解説は脚本家の大石静氏!

 本シリーズは、まんがごとに、作品をより深く理解できる解説※がついています。『まんがで読破 源氏物語』の作品解説は、次回NHK大河ドラマの脚本も務める大石静氏。まんがでわかりやすく平安時代の時代背景や当時の常識を理解しながら読み進むと、作品世界がより深く理解できます。

※ジュニア版には著名人の解説はついていません。

『まんがで読破 源氏物語』告知画像

『まんがで読破 源氏物語』より 大石静 解説文抜粋◆
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『源氏物語』が時代を超えて読み継がれ、世界的にも評価されているのは、男女のラブストーリーに絡めて描かれる人生哲学の部分であり、作家が意志あるものとしてしっかりと存在し、時の権勢を批判するまなざしを持って物語を作り上げたことに対してでしょう。

 男女のスリリングなやりとりの中にさりげなく権力批判を込め、身分制度のありようへの批判を込め、するどい人生哲学を込めたこと。その立体感こそが、この物語を世界的なものにしているのだと思います。
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『まんがで読破 源氏物語』(Amazon)

③ふりがな&カラー解説16ページがついてくる『まんがで読破ジュニア 源氏物語』も予約開始
 文庫版の「まんがで読破」とは別に、子どもでも読みやすく改良した「まんがで読破ジュニア」シリーズ。名著ならではの難しい熟語や漢字にすべてルビ(ふりがな)を入れているので、子どもでも読みやすくなっています。文庫版より一回り大きいサイズのため、まんがの迫力もアップ! 巻頭に、16ページのフルカラーの解説ページがついているため、子どもでも作品をより深く理解できます。

『まんがで読破ジュニア5 源氏物語』は12/7(木)発売予定です。現在予約受付中。親子で源氏物語を読んでみませんか?

『まんがで読破ジュニア5 源氏物語』(Amazon)

「16ページのフルカラーの解説ページ」紙面

「まんがで読破」(文庫版)について

「まんがで読破」シリーズは、2007年の創刊以降、139タイトル、累計400万部※をたたき出した名著の漫画化シリーズです。まんがで名著を解説する〝先駆け“となったシリーズとしてロングセラーを記録しました。

※実売部数(2022年、Teamバンミカス調べ)。
 2020年に書籍版の販売が終了し、電子書籍のみの発売が続いておりましたが、2023年7月より、Gakkenから書籍版が新装版として発売しました。各作品を愛する著名人による書き下ろしの解説を新たに追加し、各書籍が記された時代背景、歴史、文化、そして文豪たちについてより深く知ることができます。

公式サイト

「まんがで読破」(文庫版)シリーズ 書影

「まんがで読破 ジュニア」について

「まんがで読破 ジュニア」シリーズは、誰もが知っている名著・名作を、小学生でもわかりやすく、まんがで学べるよう、Gakkenが新たに発売したシリーズです。ジュニアシリーズは、文庫版の「まんがで読破」よりもひと回り大きなサイズで漫画部分にふりがながついています。また、より作品への理解が深まる時代背景や作者についての解説ページもあり、小学生から難しい作品にチャレンジできます。

まんがで読破 ジュニアシリーズ試し読み

「まんがで読破 ジュニア」シリーズ 書影

商品の紹介

『まんがで読破 源氏物語』(文庫版)書影

■書名:『まんがで読破 源氏物語』(文庫版)
■原著:紫式部
■漫画:Teamバンミカス
■発行:Gakken
■発売日:2023年7月13日
■定価:792円 (税込)

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『まんがで読破ジュニア5 源氏物語』書影

■書名:『まんがで読破ジュニア5 源氏物語』
■原著:紫式部
■漫画:Teamバンミカス
■解説監修:谷口 孝介
■発行:Gakken
■発売日:2023年12月7日
■定価:1,100円 (税込)

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