おむかえのうれしさと、楽しいごあいさつがテーマの『改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い』 …パワーアップした絵やストーリーを、楽しいアニメーションで見られる!
幼いこどもがはじめて読む「おはなし絵本」として定番の『ちっちゃな おさかなちゃん』のシリーズ。
0歳から3歳くらいまでのこどもとママパパに幅広く愛され、「赤ちゃんがにこにこする!」「こどもに何度もせがまれる!」「読み聞かせしやすい!」「年齢に応じていろいろな読みかたができる!!」と絶賛されています。累計60万部超をほこる絵本です。
このたび、改訳新版第2弾の発売に際し、物語の内容をアニメーションで楽しめる、読み聞かせ動画を制作いたしました。
もくじ
絵本『改訳新版 おさかなちゃんの ばいば~い』読み聞かせ動画
▲YouTubeチャンネル「学研ミリオンず【公式】」より
声を担当したのは、全国をめぐって、絵本の読み聞かせをしているという、聞かせ屋。けいたろう氏。
【聞かせ屋。けいたろう:プロフィール】
カバンいっぱいの絵本をかかえ、夜の路上で大人に絵本を読み始めた“聞かせ屋”。
親子読み聞かせ、絵本講座、保育者研修会など、全国をかけめぐっている。
絵本の文章や翻訳も手がけており、作品に『あいたい あいたい あいうえお(KADOKAWA)』『どうぶつしんちょうそくてい(アリス館)』ほか多数。翻訳作品として『えらぶえほん(講談社)』『まいごのたまご(KADOKAWA)』『パパとタイガのとびっきりキャンプ!(教育画劇)』などがある。
保育士でもあり、2児のパパでもある、けいたろう氏。
主人公のおさかなちゃんと海の仲間たちとのやりとりを、やさしい声でさわやかに読みあげています。
また、オープニングとエンディングでは、ウクレレを弾きながら「はじまるよったら はじまるよ♪」と、自作の「おさかなちゃん」読み聞かせテーマソングを歌ってくれました。
【物語の内容】
ちっちゃなおさかなちゃんのところに、ママがおむかえにきました。うれしくって「わぁ~い!」。おさかなちゃんは、海の仲間に順番に「ばいば~い」をいってまわりながら、このあとママとすることを楽しそうにおしゃべりするのでした。
けいたろう氏の読み語る物語に耳をかたむけていると、「ばいば~い」という言葉が、ただ「さようなら」のあいさつではなく、相手への親愛の気持ちでいっぱいの、しあわせな言葉なのだ、ということが伝わってくることでしょう。
パパがこどもに読んであげるような、おだやかな声からは、おさかなちゃんの「ママだ~い好き!」の気持ちも、たくさん感じとれます。
けいたろう氏に、読み聞かせをする際に意識していることをたずねると…、
「読み手として絵本を楽しんでいるので、自然な声色や抑揚はつきます。でも、意識して演じることはせず、なるべくシンプルな読みかたを心がけています」
とのこと。なるほど! 読み聞かせはまだ初心者、というママパパにとっても、安心できるお言葉ですね。
「自由にいろんな読みかたをみつけてほしい」とコメントする、けいたろう氏自身は、この物語のどこを楽しみ、抑揚をつけているのかな…なんて考えながら、動画を見てみるのも、おもしろそう!
自由な想像の海が、美しいアニメーションに!
動画では、けいたろう氏が持つ絵本の黒いページに、アニメーションの海の泡がぷくぷくと浮かんでくるところから、物語がはじまります。
おさかなちゃんの暮らす海は、想像の海。黒地にあざやかな色が美しく映えています。
カタツムリのような姿をした「ぐるりんぱ」や、カエルのような姿をした「けろっち」など、現実の海にはいないような生き物も、自由にのびのびと暮らしているのです。
ページをめくるたびにユニークな新しい仲間が登場し、その仲間の色にあわせて、背景の地面や岩、海草の色も変わる…というのが、『おさかなちゃん』絵本の改訳新版の大きな特徴。
今回の動画では、個性的な仲間の動きとページごとの色の移り変わり、水のゆらぎを、アニメーションで表現することに成功しました!
無邪気に泳ぎまわるおさかなちゃんの動きや、うれしさいっぱいの笑顔。それをあたたかなまなざしで見守るママの、ほどよい距離感や余裕のある動きも、注目ポイントのひとつです。
絵本の静止画からここまでの動きを表したのだ、ということを頭に置きつつ映像をながめると、興味もさらに高まるかもしれません。
絵本の全ページを大公開! 大サービス!!
出版社や著者がWEBなどで絵本を紹介している事例は数多くありますが、一般には、絵本の内容は数ページ程度の公開とし、あとは「実際に絵本を読んでのお楽しみに…」とするパターンが多いようです。
でも、『おさかなちゃん』改訳新版の読み聞かせ動画では、あえて全ページを公開しました。
絵本を購入する前に、あらかじめ物語や絵の楽しい世界を体験することができるように…。
また、大人のかたにとっては、読み聞かせるときのテンポやちょっとした口調などに注目することで、自分がこの絵本をこどもに読み聞かせる姿をイメージしやすくなるように…。そんなふうに考えて作りました。
動画をよく見ると、シーンとシーンのくぎりめでは、実際に絵本のページをめくるように場面が切りかわっていくのに気づくでしょう。この動画が、絵本から生まれたものなのだ、ということが自然に伝わるように…。さりげないくふうですが、こだわっています。
動画は、音と映像をテンポよく受けとめて楽しむもの。それに対して、紙の絵本は、こどものペースでゆっくりとページをめくり、絵のすみずみまでどこまでも興味や想像を広げられるもの。
動画を見た後に実物の絵本を手にしてみると、映像で見たのとはまたちがう、いろいろなくふうや魅力を発見するはずです。
両方を体験することで、キュートな『おさかなちゃん』の世界は、もっと深みを増し、輝いていくことでしょう。
この読み聞かせ動画が、いそがしい毎日にほっこりするひとときを作り、おはなし絵本や読み聞かせに親近感をいだく、きっかけになることを願ってやみません。
商品の紹介
■発行:学研プラス
■発売日:2022年1月13日
■定価:990円(税込)
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『改訳新版 おさかなちゃんの ぴんぽ~ん』
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