足のむくみは、血管にトラブルが起きているサイン!?

 ほとんどの女性が感じているといってもいい「足のむくみ」

・夕方になるとブーツがきつくなる
・靴下のあとがなかなか消えない

 など、足のむくみに悩みながらも、病気じゃないからと放置していませんか? もしくは、リンパマッサージを行うことでケアしたつもりになっていませんか?

 もしそうだとしたら、大間違い。そのままにしていると、血管のトラブルを招き、死にいたることもある「エコノミー症候群」につながる場合もあるのです。

 そんな実はこわい症状をセルフケアで治す方法を紹介した書籍が『下肢静脈瘤・むくみは自分で治せる!』(学研プラス刊)です。本書では、血管外科の第一人者である岩井武尚先生が、むくみをはじめとする足の不快な症状を簡単なセルフケアで治す方法を解説します。

日本人の10人に1人が悩まされる病気、下肢静脈瘤とは?

 下肢静脈瘤とは、「静脈の流れに障害が起きて、脚の血液が心臓に戻りにくくなって溜まり、静脈に沿った形の瘤が出てくる病気」です。足が「むくむ、だるい、かゆい」という初期症状から、「痛む、ボコッとした瘤ができる、壊死する」という重度の状態へと何年もかけて進行します。潜在患者数は1000万人、日本人の10人に1人が発症するとも言われています。

 この病気で注意すべきは、多くの人が初期段階では発症に気づかないという点です。下肢静脈瘤は脚の後ろ側にできることが多いため見る機会が少なく、むくみやだるさが主な初期症状のため脚の疲れや筋肉の衰えと勘違いしやすいのです。そこで本書には、「下肢静脈瘤の危険度チェック」「むくみの危険度チェック」「むくみの症状チェック」などの自己診断を設けました。まずは自分の脚の状態をチェックすることから始めましょう。

寝て・座って・立って 3つのシーンで行えるセルフケア

 本書では、「下肢静脈瘤・むくみ」を解消するための10のセルフケアを紹介しています。いずれも脚の筋肉を効率的に動かし、血流やリンパの流れをよくするために考案されたものです。寝て・座って・立ってと3つのシーンにわけて行えるセルフケアを用意したので、日常のちょっとした時間を見つけて実践してみましょう。「足首ぶらぶら体操」「血流促進マッサージ」を見るとわかるように、どれもとても簡単で、なおかつ効果的です。

病院での治療法&頼れる医師の見つけ方も紹介

 本書の目的は、「下肢静脈瘤・むくみ」を自分で治すことですが、中には医師の診断が必要な場合もあります。その見分け方と、実際に医師にかかる際のアドバイスも紹介しています。ニュースで話題のレーザー治療は本当に安全なの? 信頼できる医師はどこの病院にいるの? など、いますぐ知りたい情報を網羅しています。

ハンディで読みやすく、わかりやすい解説書

 本の体裁は、『脊柱管狭窄症は自分で治せる!』『首・肩の頸椎症は自分で治せる!』を踏襲。コンパクトなサイズなので持ち運びしやすく、電車の中などでも読めます。専門的な用語をできるだけ排除した文章、大きめの文字で、イラストも多用し、読みやすくわかりやすい仕様としました。セルフケアの方法がひと目でわかるカラー写真も多用しています。

著者プロフィール

岩井武尚(いわい・たけひさ)

 慶友会つくば血管センター センター長。1942年、東京生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、73年からアメリカに留学。ニューヨーク大学関連病院、サンフランシスコカリフォルニア大学病院で血管外科の分野を学ぶ。帰国後、まだ専門として認められていなかった血管外科を臨床、研究の面から専門分野として認められるように尽力。99年、東京医科歯科大学外科教授、血管外科診療科長。2007年3月、同大学大学院教授を経て退職。2007年4月、つくば血管センター センター長に就任し、現在に至る。認定NPO法人バージャー病研究所 所長、東京医科歯科大学名誉教授、お茶の水血管外科クリニック顧問、日本静脈学会理事長、日本血管外科学会名誉会員、日本脈管学会特別会員。

商品の紹介

■書名:『下肢静脈瘤・むくみは自分で治せる!』
■著:岩井武尚
■発行:学研プラス
■発売日:2016年11月22日
■定価:本体各1,100円+税

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