言葉の遅れ、かんしゃく、多動など子どもの困ったを発達専門小児科医が解決!
『最新の医学・心理学・発達支援にもとづいた子育て法 発達特性に悩んだらはじめに読む本』
1万組以上の親子を診てきた発達専門小児科医であり、発達特性のある子どものママでもある西村佑美医師が指南。「アイコンタクト+笑顔」の注目ほめ習慣で、子どもが変わる! 子育てがグーンとラクになる!
子どもの発達が気になるママへ。日常の困ったを解決して子育てがグンとラクに
・同い年の子どもと比べて発語が遅い。
・泣いて暴れるかんしゃくを起こす。
・登園渋りが激しい。
・お友達をたたいてしまう。
・座ってお話が聞けずにうろちょろ…。
「もしかして、うちの子って発達障害?」「ほかの子と違うわが子が心配…」。
本書では、そんな不安や悩みを抱えたママやパパたちに向けて、日常のさまざまな“困った”を解決し、子育てがグンとラクになる方法を紹介します。
著者は、発達専門の小児科医で、これまで大学病院の一般小児科や発達外来で延べ1万組以上の親子を診察してきた西村佑美医師。
自身も発達特性のある子どもを育てる当事者ママであり、また最重度知的障害をともなう自閉症の姉がいるきょうだい児でもあります。
2020年、コロナ禍で各地の乳幼児健診が中止になったことをきっかけに、不安を抱えるママたちをサポートしたいと「ママ友ドクター」の愛称でSNSでの活動をスタート。医師としての知識のほか、最新の発達支援や心理学、子育て経験を交えたアドバイスを発信しています。
■アイコンタクト+笑顔が子どもの発達を伸ばす種まきに
西村医師が提唱する、子どもと心を通わせて、上手にコミュニケーションを取るためのもっとも大事な基礎づくりが「アイコンタクト+笑顔(肯定的注目)」です。
・子どもと目を合わせてニコッと笑う。
・「ごはんをおいしそうに食べたね」「あいさつできたね」など、子どもの好ましい行動を声に出して注目する。
・小さなお手伝いをお願いして「ありがとう」と笑顔で感謝する。
このような肯定的な注目を積み重ねることで、親子の信頼関係が築かれていき、子どもの自己肯定感もアップ。そこから、おしゃべりの力や感情を理解する力、指示を理解する力など、子どものコミュニケーション力がぐんぐん伸びていきます。
本書ではそのほか、子どものコミュニケーションの発達段階に応じた言葉の伸ばし方や、かんしゃくやパニックを減らすためのスキル、「多動」「偏食」「感覚過敏」など、お悩み別の対処法なども詳しく紹介。
発達特性に対する知識をアップデートしながら、あらゆる“困った”シーンで役立つ、子育てのお守りになるような1冊です。
おもなコンテンツ
◆第1章:アイコンタクト 注目するほめ方 注目しない叱り方
成功体験につなげる! 注目ほめ習慣
◆第2章:コミュニケーションの発達段階に応じた
言葉とやりとり力の伸ばし方
◆第3章:心理学をもとにした「ABC分析」で
かんしゃくを減らす
◆第4章:偏食 他害 多動 クセ 感覚過敏 登園しぶり…etc
お悩み別 発達相談アドバイス
◆第5章:発達障害→神経発達症の
基礎知識&子育てマインドをアップデート
◆第6章:発達特性のある子のための
小学校の入学準備&学習対策
【著者プロフィール】
西村佑美(にしむら・ゆみ)
発達専門小児科医/一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会 代表理事。日本大学医学部卒。小児科専門医。子どものこころ専門医。日本大学医学部附属板橋病院小児科研究医員。3児の母。最重度自閉症のきょうだい児として育ち、障害児家族に寄り添える仕事がしたいとの想いから医師を志す。2011年から日本大学医学部小児科医局に所属し、小児科医として大学病院に勤務。以降、のべ1万組以上の親子を診てきた。第一子出産後に発達障害についての専門性を深める中、自身の子にも発達特性があることが判明。当事者家族として本格的な療育や知育、バイリンガル教育を行った経験を活かし、地方病院と大学病院で発達専門外来を新設する。しかし、医師という立場で育児の悩みに寄り添うことに限界を感じ、2020年「ママ友ドクターR」プロジェクトを始動。SNSでの情報発信や、主宰する「子ども発達相談アカデミーVARY」での活動等を通し、子育てに悩むママたちの支援を行ってきた。2024年、特性に対する新たな価値観と支援の場を社会に生み出すことを目的に、一般社団法人 日本小児発達子育て支援協会を設立。
商品の紹介
■書名:『最新の医学・心理学・発達支援にもとづいた子育て法 発達特性に悩んだらはじめに読む本』
■著:西村佑美
■発行:Gakken
■発売日:2024年9月26日
■定価:1,760円(税込)
【電子版】