子育てに大いそがしのママパパに大ウケ! ちいさなうさぎちゃんと、大好きなママパパの“寝かしつけあるある”絵本!

『うさぎちゃんのねるまええほん パパとすぅすぅ』
『うさぎちゃんのねるまええほん ママとすぅすぅ』

公開日 2020.09.29
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1・2・3歳向け おやすみタイムにおすすめの絵本『パパとすぅすぅ』『ママとすぅすぅ』が2冊同時発売

『うさぎちゃんのねるまええほん パパとすぅすぅ』『うさぎちゃんのねるまええほん ママとすぅすぅ』書影

 おそとは まだ くらいというのに
 とっても はやおきの うさぎちゃん。
 めが さめて、いちばんに したいことはね… 
(『パパとすぅすぅ』より)

 もう ねんねの じかんだというのに
 ぜーんぜん ねむくない うさぎちゃん。
 おへやを きょろきょろ、べっどを ぬけだして… 
(『ママとすぅすぅ』より)

 寝る前の読みきかせタイムにくすくす笑って、ほっこり眠りにさそう翻訳絵本が『パパ巻』『ママ巻』2冊そろって登場しました。 

▲編集部手作り!「パパとすぅすぅ」紹介動画
 

▲同じく「ママとすぅすぅ」紹介動画

原作はオーストラリアの人気児童書作家ふたりのコラボ作品!

 のびのびと描かれているペンタッチに、ほわっと重ねられた水彩…。
児童書市場では、インパクト重視の刺激的な色合いのさし絵やデジタルタッチのキャラクターの絵本が多くなってきているなか、この作品の奥ゆかしくぬくもりあふれる自然な色合いややさしいタッチが、新鮮で目をひきます。

『パパとすぅすぅ』より。少ない色数、素朴な線から、うさぎちゃんやパパの気持ちが伝わってくる 紙面

▲『パパとすぅすぅ』より。少ない色数、素朴な線から、うさぎちゃんやパパの気持ちが伝わってくる

『パパとすぅすぅ』は、休日の朝早くに目がさめて、遊びたくてしかたのないうさぎちゃんと、なかなか目をさまさないパパの「あるある」ストーリー。
「パパぁ 〇〇しよ?」「パパぁ 〇〇する?」のあどけない呼びかけのくりかえしと、パパののんびりした受けこたえが、とってもリアルでキュートです。
 一方、『ママとすぅすぅ』は、夜のおやすみタイム、まだまだ遊びたいうさぎちゃんと、早く寝てほしいママの「あるある」ストーリー。
「ママぁ 〇〇するー」「ママぁ 〇〇は?」のくりかえしは、「これ、うちの子もよくいう!」と思うものばかりで、ママのしんぼう強いうけこたえに拍手したくなるような内容です。
 2冊とも、ちいさなこどものいる家庭なら日常的に起こりそうなできごとが満載!

『ママとすぅすぅ』より。うさぎちゃんにせがまれ、バナナで電話ごっこ 紙面

▲『ママとすぅすぅ』より。うさぎちゃんにせがまれ、バナナで電話ごっこ! 日本の家庭でも定番のあそび!?

 オーストラリアの人気児童書作家であるケイト・メイズ氏とサラ・アクトン氏のコラボで生まれたこのシリーズ。遠くはなれたオーストラリアでも、親子の「あるある攻防(笑)」はおんなじなのだ、と思うと、なんだかはげまされるような…!?

【ケイト・メイズ(原作)】

【ケイト・メイズ(原作)】画像

▲本の編集や広報の仕事をしたこともあるそう

 オーストラリア生まれ。書店に勤めるなかでこどもの本に興味を持ち、執筆を始める。こどもと大人の両方が楽しめる作品が多い。このシリーズは、友人とこどものやりとりを見たのがきっかけでアイディアが浮かんだ。

【サラ・アクトン(絵)】

【サラ・アクトン(絵)】画像

▲夜間大学で作家になるための勉強をしたそう

 イギリス生まれ。わが子に物語を話してきかせたのをきっかけに、本のさし絵や文をかく仕事を志す。オーストラリアに引っ越し後、新人賞を受賞してデビュー。書店や図書館でのワークショップや講演も精力的に行っている。

 日本版の文を担当したのは、人気絵本シリーズ『おさかなちゃん』を大ヒットに導いた古藤 ゆず氏。原作の魅力をいかしつつも、特に日本の1~3歳のこどもと新米ママパパの感覚を意識して、読みやすく耳に心地よい言葉のリズムにこだわったり、こどもの大好きなオノマトペ(擬音)を補足したりして、見事にローカライズを実現させています。

【古藤 ゆず(翻案)

【古藤 ゆず(翻案)】画像

▲翻案するにあたり、自分の育児日記を読み返してのぞんだそう

 出版社で編集の仕事を経験後、独立。以来、乳幼児向けの絵本の企画、執筆にたずさわっている。翻案を手がけたベルギーの絵本『おさかなちゃん』シリーズは50万部超えの大ヒットに。3児のママとしても、日々奮闘している。

わずか15見開きの短い物語だから、ストーリー絵本デビューにもぴったり!!

 生まれてはじめて、物語の絵本を読みきかせしてもらったときのことを覚えている大人は、少ないでしょう。でも、こどもがその本を好きになっていくには、ストーリーの内容以外にも、大事なポイントがあるのかもしれません。たとえば、この2冊は、コンパクトな15見開きにまとめられている以外にも、こんなくふうをしています。

◎ 表紙も中ページもじょうぶなコーティング厚紙。こどもの手でもめくりやすく、よごれにくい! ページの角も丸くなっているから安心です!

◎ こどもが見わたせる視野や視線の動きを考えた誌面サイズとレイアウト!

◎ しっかりした作りなのに軽~い! こどもが持ったり、寝る前のあおむけ読みや外出時の持ち歩きにも好都合です!

◎ 文字が大きくて少なめだから、寝る前のほっこりタイムにも負担なく読みきかせできます!

◎ こどもの好きなオノマトペ(擬音)…「すぅすぅ」「ぶっぶー」「かたたん」「とんとん」「ぎゅっ」「ちゅっ」などがいっぱい出てきます!

◎ 文が短く、絶妙のリズム感。読みきかせ初心者でもじょうずに読めます!

◎ 寝る前に読めるよう、おだやかな言葉が多いから、安らかな眠りへといざないます!

◎ クラシカルな海外絵本を思わせる、さし絵。のびのびとした手描きのペンタッチに、ふんわり重ねられた水彩…心がいやされ、おだやかな気分になります!

◎ 大きなボールに、自転車に。電話に、バスのおもちゃに、バナナに、ぬいぐるみ…指さして「あ!」といいたくなるアイテムが次々に登場します!

◎ ラストは2冊とも、「ぽわぽわぽわ…」と眠りに落ちて、「すぅすぅ、いいきもち」に。実生活と連動させやすいお話です!

 ほかにもまだまだ説明しきれないほど、くふうがいっぱい! 読みきかせる大人の心地よさと耳を傾けるこどもの心地よさ、どちらもカバーしてあるからこそ、自然にさし絵やお話にひたることができるのです。

 おやすみ前のひととき、「とろ~ん ほわ~ん ぽわぽわぽわ…」の至福がおとずれますように…の願いがこめられた2冊。こどもが「うさぎちゃん、読んで~」と持ってくる絵本になること、まちがいなしです。

『パパとすぅすぅ』より。なかなか目をさまさないパパにしびれをきらしたうさぎちゃん 紙面

▲『パパとすぅすぅ』より。なかなか目をさまさないパパにしびれをきらしたうさぎちゃん。はたしてパパは起きるかな?

『ママとすぅすぅ』より。なかなか眠ってくれないうさぎちゃんにつきあううち、寝落ちするママ… 紙面

▲『ママとすぅすぅ』より。なかなか眠ってくれないうさぎちゃんにつきあううち、寝落ちするママ…。うさぎちゃんはどうする?

『パパ巻』のラストシーン  紙面

『ママ巻』ラストシーン 紙面

▲『パパ巻』『ママ巻』それぞれのラストシーン。おふとんでだっこされて、ぽわぽわぽわ…至福の時間

商品の紹介

『うさぎちゃんのねるまええほん パパとすぅすぅ』書影

■書名:『うさぎちゃんのねるまええほん パパとすぅすぅ』
■原作:ケイト・メイズ 絵:サラ・アクトン 翻案:古藤 ゆず
■発行:学研プラス
■発売日:2020年9月17日
■定価:本体各980円+税

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『うさぎちゃんのねるまええほん ママとすぅすぅ』書影

■書名:『うさぎちゃんのねるまええほん ママとすぅすぅ』
■原作:ケイト・メイズ 絵:サラ・アクトン 翻案:古藤 ゆず
■発行:学研プラス
■発売日:2020年9月17日
■定価:本体各980円+税

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