『学研まんがNEW日本の歴史』シリーズ累計100万部突破! まんが家さんスペシャルインタビュー⑪
『学研まんがNEW 日本の歴史 11巻 大正デモクラシーと戦争への道』
好評発売中の『学研まんがNEW 日本の歴史』が、おかげ様で、累計発行部数が100万部を突破しました! どうもありがとうございます!
さて、発刊を記念したスペシャル企画、まんが家の先生がたからのメッセージの第11回は、この方です!!
第11回 氷栗優(ひぐり ゆう)先生
第11巻『大正デモクラシーと戦争への道』
「生きた歴史上の人物の声が聞こえてくるはず」
■今回のまんがを描き終えた、率直なご感想をお願いします。
氷栗先生?今まで知らなかった事を色々知ることが出来て大変貴重な経験が出来ました。学習まんがの需要の凄さを改めて思い知らされました。
■登場人物や場面について、製作中に思われたことを教えてください。(特に思い入れの強い人物、描きにくかった人、力の入ったシーン、など)
氷栗先生?日本の歴史の中で大正時代が一番好きなのでこのお話があった時は大変嬉しく思いました。時代の雰囲気が少しでも伝わればいいな、と細部までこだわって作画しています。
大変だったのは大正時代ではなくやはり昭和時代でしょうか。時代が近いこともあり膨大な資料が残っていて、なまじっかな知識だけでは漫画化するのが大変困難でした。
例えば制服がどうだったか、現存していない建物の細部はどうなっていたか、戦争の場面は歴史考証に基づいて描かねばならないし、何度リテイクがあったことか。
編集部との戦いの日々でしたが今ではいい思い出です。この仕事を依頼して下さったおかげで知識の幅が広がりました。今では大変感謝しております。
■ご担当当巻に関わらず、先生の好きな時代、歴史上の人物を、教えてください!
氷栗先生?私は世界史派だったので、実は日本の歴史にはかなり疎いのです。唯一好きな時代といえば文学史に興味があったこともあり大正時代でしょうか。
大正時代は西洋の文化が融合したロマンチックな時代だったと認識しています。ちょうどアールヌーボーの時代でもあり、あのディテールが大好きだったのです。
■子どものころ、まんが版日本の歴史を読まれましたか?(出版社問わず)
氷栗先生?すみません。あまり読んでおりませんでした。学習学習していたところとか人物に思い入れが出来にくいものだったりしたところとかが原因ではないかと。
どちらかと言うと普通の漫画を読んでその描かれた歴史に興味を持って調べたりしていました。
■最後に、今回のまんがを読む子どもたちに、メッセージをお願いします。
氷栗先生?この学研さんのシリーズは昔よくあった教科書みたいなものとは違い、ビジュアル的に大変入りやすくなっております。少しでも興味を持ったらそれに留まらず自分で色々調べてみてください。
教科書では分からない生きた歴史上の人物の声が聞こえてくるはずです。その声が聞こえたら本当にゲームでの抑揚に匹敵するくらいワクワクすることで しょう。
こちらのイラスト&メッセージは、今回のために氷栗先生が描いてくださいました!!
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