原作はイギリス発、アニメも大人気の『Unicorn Academy（ユニコーン・アカデミー）』シリーズ。日本語版は主人公やユニコーンとお手紙交換など、児童向け小説ではめずらしい挑戦がいっぱい！

「虹の島のお手紙つき」は、世界25か国以上で翻訳出版されている児童向け小説シリーズ。原作『Unicorn Academy（ユニコーン・アカデミー）』はアニメ化され、世界中の親子の心をときめかせています。
　物語は、おとぎの世界にある「虹の島」が舞台。全寮制の魔法の学園「ユニコーン・アカデミー」に入学した生徒たちが、パートナーとなったユニコーンや仲間とともに、島で起きる事件を解決していきます。

　日本語版では、累計発行部数65万部を超える「お手紙つき」シリーズのひとつ「虹の島のお手紙つき」シリーズとして登場。
　今回の『ダイヤモンド編』では、児童向け小説や翻訳小説の本としてはめずらしい、独自のチャレンジをたくさんしているのも、大きな特徴です。

　そのいくつかをご紹介しましょう。

★☆物語を読み終わると、主人公からのお手紙が!☆★

　物語を読み終えると、「ユニコーン・アカデミーからのお手紙」が、まるで本にはさまれていたかのように現れます。
「お手紙つき」シリーズにはすべての巻に「お手紙」がついているのですが、『ダイヤモンド編』では、袋とじタイプにすることにより、現実のお手紙や封筒と同じようなサイズを実現しました。

　封筒を開くと中には、この巻の主人公ジュリエとパートナーのユニコーンのデア、そして、ユニコーン・アカデミーの学園寮の仲間からのメッセージが！

　読者に向けて、物語中で体験したことの感想や本音を語ったり、学園や寮生活のこぼれ話を教えたり…。主人公のことがますます好きになり、物語の世界への興味が広がる内容です。

　全6冊の物語を予定しているこのシリーズ。主人公は1冊ごとに交代していきます。
　読者は6人の主人公それぞれの視点で学園や仲間の様子を体験することができ、前の巻で思っていたのとちがう人柄が見えたり、「そういうことだったのか…！」と真実に気づいたりと、ものごとをいろんな角度から考える力も自然に育っていくのです。

★☆特別な印刷の巻頭カラーが15Pも ☆★

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　おとぎの世界にある、虹の島。
　ユニコーン・アイランドへようこそ！

　この島には、たくさんのユニコーンがくらしています。
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～巻頭プロローグより

　巻頭ページは、読者をファンタジー世界へといざなうカラーページ。
　大充実の15ページで、虹の島やユニコーンの説明、学園生活の様子、仲間たちの紹介をしていきます。
　印刷には特別なインキを使い、美しくロマンチックな雰囲気を演出しています。

★☆主人公の心に興味が芽生える、3つのコーナー ☆★

　物語を読む楽しみのひとつとして、主人公に感情移入することや共感を覚えることをあげるかたも多いのではないでしょうか。
『ダイヤモンド編』ではこの楽しみがより深まるように、物語本文に加えて、ポエム、つぶやきのひとこと、読者と主人公の似ているところを探すチェックページなどで、主人公の気持ちを伝えます。

　物語の冒頭にある「ポエム」のページでは、あこがれのユニコーン・アカデミーへの入学、学園寮での共同生活のスタートにあたり、主人公のジュリエが心の中で期待していた思いがつづられています。
　物語中のジュリエの行動はすべて、この気持ちにもとづいています。
　ほわほわしたぼかしを多用した淡めのデザインは、女の子の揺れる繊細な心を伝えています。

「あてはまることチェック」のページでは、各項目を読みながら、ジュリエの気持ちと似ているところを探します。チェック項目に関連するエピソードがこのあとの物語に登場するので、読み進めるうち、はっと気づいたり、納得したりすることもありそう！

　物語は全部で11章で構成され、各章の終わりには、主人公の「つぶやき」の言葉と小さなイラストが添えられています。
　みんなの前での主人公の言動とはうらはらに、心の中では実はこう思っていた…ということがのぞけるコーナーです。
　物語のさし絵とは少しちがう、コミカルなタッチで、主人公が本音を語ります。

★☆1冊ごとにイラストレーターが交代する!☆★

　全6冊を予定している『ダイヤモンド編』。巻ごとに主人公が変わるのに合わせ、なんと、物語のさし絵を描くイラストレーターも交代していきます。
　各巻の主人公から見た登場人物たちや学園生活の情景を、担当のイラストレーターたちが全力で表現していきます。

『ダイヤモンド編』第1弾『友情のはじまり』のさし絵を担当したのは、星茨まと氏。

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【星茨まと（ほしいばら まと） プロフィール】
　会社員を経て、フリーのイラストレーターとして活動中。やさしく、あたたかい雰囲気の画風を中心に、書籍の装画・さし絵やマンガ、キャラクターデザインほか、幅広い分野に携わっている。
　主な作品に『漢字使い分け大百科』（成美堂出版／漫画作画）、『カタカナ語大百科』（成美堂出版／漫画作画）、『せかいがかがやく おんなのこのでんきえほん』（西東社／さし絵）、VTuber公式グッズイラストなど。
「虹の島のお手紙つき」（Gakken）シリーズの立ち上げメンバーとなり、『アメジスト編② 最高のパートナー』のさし絵を担当。また、『ダイヤモンド編』を含む全巻に関連する虹の島や学園の舞台設定も担当している。

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　星茨氏から『ダイヤモンド編』のスタートにあたり、熱いメッセージが届いています。
　以下、パワフルなさし絵とともに紹介していきましょう。

◇◇◇

「『ダイヤモンド編』でもさし絵を描かせていただくことになり、とてもうれしかったです。前作『アメジスト編』の改善点を活かし、より良いさし絵を描きたいという気持ちがとても強くなりました。
　特に意識したのは構図です。『アメジスト編』よりも客観的に見せ場の演出や絵全体のシルエットを考えるようにしました。『アメジスト編』のほかのイラストレーターさんのイラストを拝見して、刺激を受けました。」

「ユニコーンとの華やかな交流シーンやロマンチックな校舎のシーンもあれば、冒険に出かけた先での派手なアクションシーンもあり、氷の洞くつなどのダイナミックな舞台をいかに素敵にかつ迫力を出せるかが問われました。
　どのシーンも描きがいがあるので、描き切るぞ！ という挑戦の楽しさと表現の難しさで一喜一憂していました。」

「『ダイヤモンド編』の原書全巻の内容に目を通したところ、どの巻も、それぞれの子がその個性ゆえの繊細な悩みと向き合い、ときに危険な冒険に勇敢に挑んで成長していく姿を読んで、応援したくなりました。
　また、巻が変わり、主人公視点に変わったときにこの子はこんな風に考えてたんだなあという発見もあり楽しめました。」

「舞台設定での見どころは、ジュリエのくらすダイヤモンドルームです。ダイヤモンドルームは校舎の端の丸い塔にある設定で、円形のお部屋なので、ベッドの並べ方が放射状でおもしろい見た目になりました。
　デザイン的には曲線を意識したり、アメジストルームのときよりロマンチックさをプラスしています。大きな窓辺についたベンチのスペースが個人的にお気に入りです。」

　星茨氏の表現力とアイディアの最高値を追求した今回。
　カラーのさし絵もモノクロのさし絵も、細部まで心をつくした1冊にしあがっています！

お手紙つき公式サイト

　登場人物のファッション解説や、読者の声を集計したランキング、主人公とおそろいの便せんのダウンロード、新刊情報など、随時更新！

商品の紹介

■書名：『虹の島のお手紙つき　ダイヤモンド編　友情のはじまり』
■原作：ジュリー・サイクス　企画・構成：チーム151E☆
■イラスト：星茨まと ほか
■発行：Gakken
■発売日：2024年11月26日
■定価：1,210円（税込）

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■既刊『アメジスト編』も大好評発売中！

 

■書名：『虹の島のお手紙つき　アメジスト編①運命のユニコーン』

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■書名：『虹の島のお手紙つき　アメジスト編②最高のパートナー』

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■書名：『虹の島のお手紙つき　アメジスト編③幸福のしずく』

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■書名：『虹の島のお手紙つき　アメジスト編④大切な気持ち』

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