30年以上子どもを診てきた小児科医が発達凸凹の子の強みを伸ばすコツを伝授

『1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界』

更新日 2023.09.12
公開日 2023.09.11
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部屋の片づけができない、忘れ物が多い、空気が読めない。発達凸凹のお子さんに見られがちなこれらの困りごとは、見方を変えればすべて「強み」に変わるんです!

『1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界』書影

▲『1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界』表紙

30年以上発達凸凹の子どもたちを診てきたDr.加藤が、脳から見た弱みを改善し、強みをさらに伸ばすコツを伝授

「いつも部屋が片付かず、グチャグチャ……」
「また忘れ物をしたの?」
「なぜいつも場を凍らせるのかしら?」
 発達に凸凹のあるお子さんをお持ちの方は、毎日こんなことを考えているのではないでしょうか。
 でも、大丈夫! これらの困りごとは、見方を変えればすべて「強み」になるのです。

 本書では、1万人の脳画像を見て、30年以上発達凸凹の子を含む子どもたちを診てきたDr.加藤が、あなたのお子さんの弱みを改善し、強みをさらに伸ばすコツを教えます。

『透明なゆりかご』の著者であり、ADHDとASDを持つ漫画家の沖田×華さんも「誰に怒られても答えを見つけられなかった私が、子どものとき一番ほしかった教科書です」と絶賛!

 発達凸凹のお子さんをお持ちの方はもちろん、育児にお悩みを持つ方に、ぜひ手に取っていただきたい一冊です。

主な内容

はじめに 発達凸凹の子どもには、オンリーワンのすばらしい「脳個性」がある

第1章 「強み」から見る発達障害の新常識
 新常識講義1:発達障害に対して、新しい見方をしよう 
 新常識講義2:子どもは「できること」を最大限にしているだけ
 新常識講義3:「脳の強み」から困りごとを見ることができたら幸せになれる
 新常識講義4:発達の凸凹は、「脳番地」から診断できる
 新常識講義5:家族で「強み・弱みの脳番地診断」をやってみよう ……ほか

第2章 家族の協力的な環境が「強み」を伸ばす
 強くなる脳ハウ1:発達障害を疑ったら、「できること」をさがす
 強くなる脳ハウ2:過保護くらいがちょうどいい 
 強くなる脳ハウ3:先に9の強み、あとで1の弱みを伝える「9対1の法則」
 強くなる脳ハウ4:肥満を避けて、健康的な食事と規則正しい生活を
 強くなる脳ハウ5:10時間睡眠で発達障害の症状は劇的に改善する ……ほか

第3章 発達凸凹子どもには41の「すごい脳個性」がある
 すごい脳個性!1:フレンドリー/物に頓着しない。おおらかでポジティブな性格
 すごい脳個性!2:スイッチオン/あふれ出るアイデアを口に出して説明できる!
 すごい脳個性!3:オリジナルン/オリジナリティのある発想なら、誰にも負けない!
 すごい脳個性!4:ドップリン/感受性豊か。お話が大好き。メルヘンの世界に入りやすい
 すごい脳個性!5:ギリギリパワー/機が熟するまでは温存! 追い込まれたらすごい力を発揮する ……ほか

「第1章では、脳の構造や成長について解説し、最新の発達障害に対する考え方をお伝えします」紙面

▲発達凸凹のある子どもは苦手や弱みばかりがフォーカスされがちですが、脳から見ると、少し違った見方ができます。第1章では、脳の構造や成長について解説し、最新の発達障害に対する考え方をお伝えします

「2章」紙面

「2章」紙面

▲発達凸凹のある子どもの強みを伸ばし、苦手をサポートするには、家族や学校など、子どもを取り巻く環境で支えていくことが不可欠。第2章ではそのコツをお伝えします

「第3章」紙面

▲凸凹のある子は、平均的な子どもよりも脳の「強み」と「弱み」が出やすいもの。第3章では、それぞれの脳個性を、脳を動かす友だち「妖精(ブレインチルドレン)」として紹介。強みの生かし方と弱みへの対策方法を解説します

著者プロフィール

 加藤俊徳(かとう・としのり)
 脳内科医(ADHD専門外来)、小児科専門医、医学博士。
 加藤プラチナクリニック院長。株式会社脳の学校代表。
 昭和大学客員教授。発達脳科学・MRI脳画像診断の専門家。脳番地トレーニング、助詞強調音読法の提唱者。14歳のときに「脳を鍛える方法」を求めて医学部への進学を決意。1991年に、現在、世界700カ所以上の施設で使われる脳活動計測fNIRS(エフニルス)法を発見。1995年から2001年まで米ミネソタ大学放射線科でアルツハイマー病やMRI脳画像の研究に従事。ADHD、コミュニケーション障害など発達障害と関係する「海馬回旋遅滞症」を発見。独自開発した加藤式MRI脳画像診断法を用いて、小児から超高齢者まで1万人以上を診断・治療。特に小児は発達凸凹の子どもを含め、30年以上も診察してきた。脳の成長段階、強み弱みの脳番地を診断し、薬だけに頼らない脳番地トレーニング処方を行う。著書に、『発達障害の子どもを伸ばす 脳番地トレーニング』(秀和システム)、『ADHDコンプレックスのための“脳番地トレーニング”』(大和出版)、『頭がよくなる! 寝るまえ1分おんどく366日』(西東社)など多数。

加藤プラチナクリニック公式サイト

脳の学校公式サイト

商品の紹介

『1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界』書影

■書名:『1万人の脳画像を見てきた脳内科医が教える 発達凸凹子どもの見ている世界』
■著者:加藤俊徳
■発行:Gakken
■発売日:2023年9月21日
■定価:1,760円(税込)

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