【年長の保護者500名に調査】約7割が「休日に子どもにさせたい!」と回答した内容は何?

『日々の過ごし方に関する実態調査』

公開日 2022.03.04
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コロナ禍で自由に外出できないことも調査結果に影響か

 学研プラスでは、年長のお子さまがいらっしゃる500名の保護者に対して日々の過ごし方に関する実態調査を実施しました。

 年長の1年間は、小学生へのステージアップにむけて、学習環境面や生活面を整える大事な時期といえます。そこで、年長保護者の皆さまがお子さまに身に着けてあげたいと望むことや、身に着けてあげたいと希望する一方でできていないと感じることなど、年長保護者の皆さまの実態を理解・把握するために本調査を実施いたしました。

【調査概要】
・調査対象:年長児(2015年4月-2016年3月生まれ)を第1子に持つ共働きの保護者
・調査人数:500名
・調査手法:インターネット調査  
・実施期間:2021年8月27日(金)〜30日(月)

忙しい平日 7割以上が子ども話す時間が重要と回答 絵本や図鑑を通じた親子でのコミュニケーションも

 平日、保護者の皆さまはお仕事や家事などで忙しく過ごされることが多いでしょう。そのような状況下でも、日々の中でお子さまのためにしてあげたいと思うことは何か聞いてみたところ、「幼稚園や保育園の出来事を話す時間を取る」と回答した方が74.8 %と一番多く、次点で「絵本や物語の読み聞かせ」をしたいと51.2%の方が回答しています。忙しい毎日の中でも、親子でのコミュニケーションを大事にしたいと思ってらっしゃる方が多いことがうかがえる結果となりました。
 一方、通信教材やドリルでの学習をさせたいと望む保護者は一定数いらっしゃり、年長のうちから平日に学習する習慣をもってほしいという保護者の気持ちのあらわれと言えるでしょう。

「日々の中でお子さまのためにしてあげたいと思うことは何か」調査結果グラフ

 

休日は「体を動かす遊び」「自然での体験」をさせたいが最多で約7割 外に出て充実した時間を

 一方、休日にどのようなことをしてあげたいと年長保護者は望んでいるのか聞いてみたところ、「体を動かす遊びやスポーツ」と回答した方が66.8%、「自然などの中で様々な体験をする」と回答した方が64.8%と、ほぼ同率で最多の回答となりました。
 次点で、42.6%の方が「子どもと一緒にお家で工作などに取り組む」ことを選択されていることからも、平日忙しい中では中々できない体験やスポーツ、自然やアートとのかかわりの機会をお子さまに作ってあげたいという気持ちがうかがえます。
 一方で、「特別なことはせずにお家や近所で一緒に遊ぶ」を回答した方もおり、身近な場所での一緒に遊ぶことを重要視されている方も一定数いらっしゃることがわかります。

「休日にどのようなことをしてあげたいと年長保護者は望んでいるのか」調査結果グラフ

子どもに「やってあげたいけれど、できていない」は「実際に見て触れて体験」が最多 コロナ禍、遠出ができないことも理由の1つか

「平日や休日にお子さまにやってあげたい」と保護者が望むことは何か調査結果を見てまいりました。一方で、お子さまに「やってあげたいけれど、やってあげることができていない」と希望と実態に乖離があることは何なのでしょうか。
 最多24.4%の回答となったのは、「実際に見て触れて体験」させることでした。自由回答で理由を聞いたところ、「コロナ禍ということもあり、いろんな場所に連れていくことに躊躇してしまうから」とコロナ禍を理由に挙げられる方が複数いらっしゃいました。その他、「共働きで、週末も習い事や親の予定でなかなか何かに触れる経験をさせてあげられてない」と、子どもに体験させてあげたい気持ちはあるものの、機会が作れていないことへの葛藤を感じさせる回答もありました。遠出せずとも、身近なところや短時間で体験の機会をつくる必要を感じさせる結果となりました。

「やってあげたいけれど、やってあげることができていない事」調査結果グラフ

 

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