各国の特徴がよく表れた名シーンを、多数ピックアップ。攻守の狙いや形をイラスト交えてわかりやすく解説

ロシアワールドカップで活躍の11カ国のプレースタイルを分析

 上位常連国の早期敗退、日本の決勝トーナメント進出、クロアチアの大躍進、そしてフランスの優勝と、いつになく話題が豊富で、魅力的だったロシアワールドカップ。本書は、この大会で注目された11カ国の各試合を分析した「代表チーム戦術本」です。

 各国のフォーメーションや攻守の狙いを紹介しながら、実際の戦いの中で特徴の良く出たシーンの数々を、イラストを交えてピックアップ。最後にまとめと共に各国のサッカーの過去・現在・未来をつづります。

 フランスがなぜ優勝できたのか? クロアチアはなぜ延長戦が多かったのか? ベルギー躍進のポイントは? そして、なぜ優勝候補のドイツやスペインが早期敗退してしまったのかも、実際のシーンを振り返りながらまとめていくと、非常によくわかります。もちろん、日本代表の戦いぶりも分析しています。

▲各国で特徴的な戦術が見られたシーンを、イラストを交えながら紹介

▲各国で特徴的な戦術が見られたシーンを、イラストを交えながら紹介

▲特に狙いのあった戦術は、図解で説明している

▲特に狙いのあった戦術は、図解で説明している

各国の色の違いが鮮明で面白い代表チーム戦術

 欲しい選手を取ってきて強くなるクラブチームと違い、国籍でくくられる代表チームは、基本的には自国で育てた選手たちによる集まりになります。育成環境や社会環境も影響して、各国の色が出ると言われ、ワールドカップはそれぞれのスタイルを見ていく面白さがあります。

 長い年月をかけてスタイルが変化しているチームもあれば、何十年も変わらずに同じスタイルを取るチームも。西部氏は、

「代表チームのサッカーは、勝つための『合理性』よりも、同じような環境でサッカーをプレーし観戦してきた人々の『嗜好性』が強い。だからこそ代表チームは感情移入しやすい存在」

 と指摘しています。

 代表チームのサッカー、そしてワールドカップの魅力を再確認することができ、次の4年に向けた「代表チームの戦術」を楽しむベースにもなる一冊です。

商品の紹介


■書名:『サッカー最新戦術ラボ ワールドカップタクティカルレポート』
■著:西部謙司
■発行:学研プラス
■発売日:2018年8月31日
■定価:本体1,500円+税

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