『学研の図鑑LIVE ポケット asobi 自然観察』書影

生き物と出会いたい! そんな子どもの気持ちをかなえるのが、この図鑑です。

 動物図鑑や昆虫図鑑を読むことは、子どもたちが自分たちを取り巻く自然にどんな生き物たちがすんでいるかを知るのにぴったりの方法です。しかし、生き物の姿や名前、分類を覚えた子どもたちが、次に興味をもつのは、やはり実際にその生き物たちに触れることでしょう。新発売となった『学研の図鑑LIVE ポケット asobi 自然観察』は図鑑でありながら、自然の中で実際にどうすれば生き物たちに出会えるのかを具体的に解説した、実用的な図鑑です。

トラップをしかけて生き物たちに急接近!

 この本では6つのトラップを紹介しています。
①オサムシトラップ-オサムシやゴミムシなどを集める
②バナナトラップ-カブトムシ、クワガタムシなどの樹液にくる昆虫を集める
③ライトトラップ-ガや甲虫を集める
④トカゲトラップ-トカゲなどを集める
⑤カタツムリトラップ-カタツムリを集める
⑥コオロギトラップ-コオロギなどを集める

 たとえば、オサムシやミイデラゴミムシなどは、野外で見つけることはなかなかできません。しかし、オサムシトラップをつかうと見事に出会うことができます。バナナトラップは、子どもたちに大人気のカブトムシ、クワガタムシを集めるのに適しています。あしが速くて、なかなかじっくり観察することができないコオロギは、コオロギトラップにはホイホイかかります。
 トラップはしかける場所を変えることで、出会える昆虫も変わってきます。何がトラップにかかるのか、ワクワクしながらしかけ、ドキドキしながらトラップを回収する、それがこの本で味わえる自然観察の楽しさです。

オサムシトラップのしかけ方

▲オサムシトラップのしかけ方と集まる昆虫たち。

釣りをして、魚を観察しよう!

 自然で魚の観察をするためには、釣りが最もわかりやすい方法のひとつです。
 えさを変えると、かかる魚が変わってきます。川や池など、さらには上流、中流、下流で釣れる魚が違ってきます。同じ場所でも、しかけを投げ入れる場所を変えると、違う種類の魚がかかります。
 この本では、どんな場所でどんな魚が釣れるのかがわかります!

堤防釣りの仕方と、釣れる主な魚。

▲堤防釣りの仕方と、釣れる主な魚。

何の生き物の“しわざ”か、突き止めよう!

 サクラは花びらだけでなく、花ごと落ちていることがあります。なぜ、花ごと落ちたのでしょうか。
 答えは、スズメが落としたのです。
 スズメのくちばしは短く太いため、花にくちばしをさして蜜を吸うことができません。そのため、スズメは花の横からくちばしをつっこんで蜜を吸い、花を落としていくのです。
 このように、生き物の“しわざ”には、いろいろなものがあります。食べ残し、巣、巣穴などなど…。この本では、そんな痕跡をたくさん紹介しています。自然をじっくり見てさまざまな“しわざ”をたどっていくと、生き物たちに出会う確率が高まります!

サクラの花にくる鳥と、春に見られる鳥たち。

▲サクラの花にくる鳥と、春に見られる鳥たち。

生き物に出会えるポイントを紹介!

 生き物と出会うのには、生き物がいる「ポイント」を知ることが大事です。
クリの花、コスモス畑、センダングサ、ハルジオン・ヒメジョオンの花。そこにはチョウやハナムグリなど、花に訪れる昆虫がいっぱい。また、それをねらった鳥もいます。
 切った木を積んだ「土場」では、カミキリムシ、タマムシのなかまと出会えます。 ウシのふんにだって、よく見れば美しいセンチコガネやかっこいいエンマコガネがいるのです!

季節を感じよう!

 この本は、季節ごとに章を分けています。
 春にはサクラ、秋にはどんぐり、きのこ、木の実や草の実…。季節で咲く花も違えば、集まってくる生き物も違うのです。
 季節の変化を感じながら、どんな生き物に出会えるかを楽しみに、この本を持って外に出かけましょう!

どんぐり図鑑

▲どんぐりを落とした犯人がわかります。

商品の紹介

『学研の図鑑LIVE ポケット asobi 自然観察』書影

書名:『学研の図鑑LIVE ポケット asobi 自然観察』
監修:今泉忠明
監修:岡島秀治
発行:学研プラス
発売日:2018年4月13日
定価:本体980円+税

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