相対的にではなく、絶対的におススメです。

千田琢哉『20代で人生が開ける「最高の語彙力」を教えよう。』セレクション

更新日 2020.07.30
公開日 2018.01.22
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プレゼンテーションで自社サービスを売り込む際に、
競合他社との比較は避さけられない。
サービス内容の比較、価格の比較をされないことのほうが珍しいだろう。
そんな時には毅然とした態度で、
「相対的にではなく、絶対的におススメです」
と、心を籠めて、相手から目を逸らさずに伝えるといい。

相対というのは、他と比較して成立することだ。
相対的に優れているということは、
他人や他社商品と比較して優れているということを意味する。
つまり、勝つこともあれば負けることもあるという競争に巻き込まれるわけだ。
これに対し、絶対というのは、比較対象がなく他に影響されないということだ。
絶対の代表が神の存在である。
神には他に比較対象がなく、絶対的な存在なのだから。
絶対王政の王も、まるで神のように代替が不可能な唯一無二の存在として、
民から崇(あが)め奉(たてまつ)られた。

ビジネスでは、こうした相対と絶対の意味をきちんと理解しておくことが大切だ。
もちろん現実のビジネスでは競合他社のことを知っておくことも大切だが、
仮に自社商品の価格が他社より高くても、
ブランド力やアフターサービスで上回っているという自負があれば、
相対的にではなく、絶対的におススメできるはずだ。
私はこれまで、価格競争に巻き込まれた記憶は一度もない。
それは常に、自分の仕事が絶対的な存在になるよう努めてきたからである。

 (※この連載は、毎週月曜日・全8回掲載予定です。次回は1月29日掲載予定です。)

 

千田 琢哉 (せんだ たくや)

文筆家。 愛知県犬山市生まれ、岐阜県各務原市育ち。 東北大学教育学部教育学科卒。 日系損害保険会社本部、大手経営コンサルティング会社勤務を経て独立。 コンサルティング会社では、多くの業種業界における大型プロジェクトのリーダーとして戦略策定からその実行支援に至るまで陣頭指揮を執る。 のべ3,300人のエグゼクティブと10,000人を超えるビジネスパーソンたちとの対話によって 得た事実とそこで培った知恵を活かし、 “タブーへの挑戦で、次代を創る”をミッションとして執筆活動を行っている。

■E-mail
info@senda-takuya.com

■ホームページ
http://www.senda-takuya.com/

作品紹介

20代で人生が開ける「最高の語彙力」を教えよう。

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