なぜかうまくいく人は、 進んで「貧乏くじ」を引く。

井内由佳『なぜかうまくいく神さまの処方箋』セレクション

2016.09.16

 子どもに暴力を振るったり、ひどい言葉を浴びせたり、食事を与えなかったりする虐待のニュースが、新聞やテレビで取り上げられることが珍しくなくなりました。
 虐待までには至らないものの、「子どもを愛せない」「子どもがかわいくない」「カッとして、つい子どもに手をあげそうになる」と悩むお母さんもいます。
「6歳の息子のことを、いとおしいと思えません。もともと子どもは好きでも嫌いでもなく、結婚したら子どもを産み育てるのが当然だと思っていましたが、いざ、子どもが生まれてみると、義務感で子育てしているような状態です。こんなことを誰かに話すと、『ひどい』と言われそうで、誰にも話せません。今のところ、子どもに手をあげるようなことはありませんが、子どもに無条件に愛を注げるようになるためには、どうしたらいいのでしょう」
 もし、あなたが子どもを愛せないとしたら、それはあなたのせいではありません。
 あなたの中で、「母性」より、「女性」の割合が大きいだけです。それは、あなたの責任じゃない。持って生まれた性質です。
 一般的に、女性は結婚したときが女性としてのピークで、妊娠して出産すると、母性がそれを上回ります。だから、命がけの出産も、きつい子育てもできるのです。
 母性がなかったら、子どもなんて育てられません。ちゃんと育てているし、手をあげたこともないのだとしたら、母性はあるということです。
 ただし、子どもの立場から言えば、育てるだけではいけません。子どもを産んだ以上、親は、子どもにできる限りの愛情をかける義務があるのです。

 いつの時代でも、どこの国に住んでいても、子どもにはたったひとつだけ、権利があります。それは、教育を受ける権利とか、思想の自由の権利とか、そんな表層のことではなくて、親の愛情を受けて育つという権利です。
 子どもをつくった以上は、愛情だけはかけてあげなくちゃいけない。それは、男性(父親)も同じです。
 愛情をかけるためには、スキンシップはとても大切なことです。
 子どもは、小さいころに親とたくさんのスキンシップができたかどうかで、大人になったとき、自分と人を信じることができるかどうかが決まります。子どもが小学生のうちは、じゃんじゃんスキンシップをしましょう。
 これは、あなたが「やりたくない」とか、「気分が乗らない」という理由は通用しません。人が、働かないと生きていけないのと同じくらい、子どもに愛情を注げないなら産んではいけないのです。
 でも、もし産んでしまったとしたら……。
 子どもを愛せないという思いを神さまにぶつけて、「どうか、わたしを変えてください」と頼んでみてください。
 どうやったらいいかって?

 自分を変えるために、「神さまにお願いする方法」をお教えしましょう。

 朝、夕に、東を向いて座ります。

❶今、あなたが「ありがたい」と思っていることを神さまに申し上げて、こころから感謝の気持ちを伝えます。
 たとえば、 
・ 家族が、つつがなく健康で生活しています。ありがとうございます。

・ 友人が、わたしのことをいつも気にかけてくれます。こんな友だちを持てて、しあわせです。ありがとうございます。

❷誰かに対して「悪かったな~」とお詫びしたいことを神さまにお伝えして、あなたが「変えなければならない」と思い当たることを変えていく決意を表明します。
 たとえば、
・ 昨日、イライラして、子どもに当たってしまいました。これからは穏やかなこころで、子どもと接するように努力します。

・ 主人に「わかってもらいたい」と思う気持ちが強くて、不機嫌な顔で接してしまいました。主人も仕事で疲れているのに、自分の気持ちを優先して考えないように努力します。

❸神さまに「どうか、わたしを変えてください」とお願いを申し上げます。
 たとえば、
・ どうか息子を愛せる母親になれますように。

・ 怒りっぽい性格が直りますように。

「自分の努力だけではどうにもならないこと」は、こんな感じで神さまにお願いするのです。これを朝夕の習慣にすると、次第にこころがすっきりしてくるはずです。

 願いとは、感謝と反省のこころのあとに叶うものなのです。

 

井内 由佳 (いうち ゆか)

1964年福岡県生まれ。福岡市在住。福岡大学卒業後、現リクルートの福岡支社にアルバイト職として勤務。アルバイトながらもトップクラスの成績を維持し、希望した東京での勤務を認められる。90年、結婚と同時に夫と輸入自動車販売会社を起こし、91年より仕事と家事の傍ら人々の相談に応じるようになる(相談に訪れる層は、経営者、ビジネスマン、主婦、学生と幅広く、相談者は延べ2万人以上に及ぶ)。資金借入先の横領による数千万円の借金、家族の原因不明の病、待望の我が子の死産など、さまざまな試練を乗り越え、現在2男2女の母として、妻として幸せな日々を送っている。福岡、東京を中心に全国各地で開催する講演は、毎回満席になるなど人気を博している。 主な著書に、ベストセラーとなった『わたしが神さまから聞いたお金の話をしてもいいですか?』、『わたしが神さまから聞いた人間関係の裏ルールをお話しします。』(ともに総合法令出版)、『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』(文屋)などがある。

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作品紹介

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