『僕らは戦争を知らない』売上の一部をAAR Japanに寄付することが決定
『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること ハンディ版』
大人も子どもも読みたい“平和の本”決定版として話題の書籍『僕らは戦争を知らない ハンディ版』の売上の一部を、世界18か国で活動する認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)に寄付します。
書籍の売上の一部が世界の難民支援に役立てられます

ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの戦闘、タイとカンボジアの軍事衝突――。第二次世界大戦の終戦から80年を迎える2025年、世界情勢は緊迫化しています。ロシア、北朝鮮、中国に近接した日本の安全保障環境も厳しさを増す中で、戦争体験者が高齢化し、戦争の記憶の風化が進んでいます。
そんな戦後80年の節目に、日本の若い世代が平和について考える機会になればと、2025年7月10日に Gakkenより発売されたのが、書籍『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること ハンディ版』です。小泉悠氏(東京大学先端科学技術研究センター准教授)が監修し、主にウクライナ侵攻を例にとり、「なぜ戦争は起こるの?」「戦争を起こした国を許していいの?」などのテーマを、豊富なイラストでやさしく解説しています。ウクライナ避難民への取材をもとにしたマンガや、広島の被爆体験証言者等へのインタビューも掲載しています。
発売前に重版が決定し、発売後も大きな反響をいただいている本書の売上を、認定NPO法人 難民を助ける会(AAR Japan)に寄付することがこのたび決定しました。
AAR Japanは、国連に公認・登録された「日本生まれの国際NGO」です。紛争や災害などにより困難に直面している人々を支え、誰もが希望を持てる社会の実現を目指して、1979年の発足以来、65以上の国や地域で支援を届けてきました。
Gakkenは、AAR Japanの活動理念に共感し、その活動を支援するため、また、緊迫する世界の平和を願って本書をご購入いただいた読者のみなさまのご意思を、平和の実現に向けたアクションにつなげるために、本書の売上の一部を寄付します。
日本の若い世代に平和の大切さを伝える『僕らは戦争を知らない』と、世界の紛争地の難民に細やかな支援を届けるAAR Japanのコラボレーションに、ぜひご注目ください。
AAR Japanとは
特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan/エーエーアール・ジャパン)
1979年にインドシナ難民支援を目的に日本で発足しました。現在はウクライナを含む18か国で活動しています。紛争や災害などが発生した直後の緊急期には、難民や被災者に水・食料や衛生用品、毛布などの物資を届けています。また、難民が故郷に戻れるまでの教育支援やコミュニティ支援などにも取り組んでいます。

▲AAR Japanの職員が、モルドバで暮らすウクライナ難民に、暖房用燃料を届けている (写真提供:AAR Japan)
『僕らは戦争を知らない』とは
『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること ハンディ版』
軍事評論家・小泉悠氏が監修し、太平洋戦争からウクライナ侵攻、ガザでの戦闘まで、豊富なイラストでやさしく解説。国内外の戦争体験者に取材したマンガやインタビューも。大人も子どもも読みたい“平和の本”決定版。



■定価:1,760円(税込)
■発売日:2025年7月10日
■発行:Gakken
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▼本書の制作背景はコチラ
「戦争を知らない」編集者が全世代に届ける本――「戦争報道への慣れ」に対する恐怖が出発点 | (株)Gakken公式ブログ
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