夏休みです。
楽しい夏休みです。
夏休み大好きです。
読書感想文と自由研究さえなければ…。
読書感想文は書いてしまえばすっきりしますが「自由研究」はそうもいきません。
というのも、学校が始まると教室の後ろなどに飾られてしまうことが多いからです。
つまり、手をぬくと恥ずかしい思いをします。
一方でユニークなものを提出すると、教室のヒーロー、ヒロインになれます。
そんな複雑な感情がからみあってしまうため「自由研究何やっていいかわからない…」となってしまう人が多いようです。
そして、悩んでいるうちに、夏休みの終わりは目の前にきてしまいます。
「かんたんで…」「楽しくて…」「短時間でできて…」
「そこそこ立派なものを…」
と思っている方へ、ユニークな自由研究のキットを3点お知らせします。
まず、低学年でもできる
『ダンゴムシ飼育観察キット』。
おとなにとっては駆除したい害虫ですが、丸まって身を守るダンゴムシは、子どもにとっては「不思議」の固まりです。
透明なケースの中に、キューブで迷路を作ると、なぜか、ゴールに向かっていきます。
● ダンゴムシの生態を調べ
● 10ぴきのうち、何びきがゴールにたどりついたか実験し
● その結果をまとめる
まとめたものとダンゴムシが入ったままのケースを提出すれば、わずか1〜2日で仕上げた自由研究でも、クラスの人気者になれるでしょう。
とはいえ、先生はいやがるかもしれませんが…。
次に、紹介するのは、
『自然観察望遠鏡キット』です。(写真:望遠鏡パッケージ)
普段近寄れないものをアップで観察できる18倍の望遠鏡です。
木に咲く花をながめたり、生き物をじっくり見たり、月のクレーターを探したりするだけでも楽しく使えるキットです。
さて、自由研究をするために1つの例をお知らせします。
(例)動物園でキリンの観察
ここで大切なのが手順です。
× 動物園に行く → 望遠鏡で観察して楽しい動物を探す → 動物の特徴をまとめる
これは、良くない手順です。
動物園が楽しくて、遊んで終わってしまいます。
そこで
◯ 動物園に行く前に図鑑で調べ、何の動物を観察するか決めておく → 望遠鏡で確認する →動物の特徴をまとめる
そうするとこんな感じ↓にまとめられます。
ガイドブックには、動物園以外でのまとめ方の例がいくつも載っています
使った望遠鏡をいっしょに提出してもいいかもしれません。
最後に紹介するのが『水質調査キット』です。
見た目も器材も これぞ研究! って感じです。
実際、本格的な調査キットです。
ミネラルウォ–ターや水道水が作られるしくみが、ろ過キットでわかります。
また、水不足の国で活躍している「新素材」を使えば、泥水が一瞬で、透明になります。
ほかにも、雨水や水道水などが酸性かどうか、カルキが入っているか、水の透明度はどうかなど、このキットで調べられることはいっぱいあります。
科学的な要素はもちろんですが、4年生で習う「浄水場」や6年生で習う「国際理解」などにも広げられます。
そのときに、充実したガイドブックが役立つはずです。
いかがでしょうか。
ご紹介した3アイテムは、観察や実験に1日、まとめに1日と考えればわずか2日間で完成です。
実際、提出された自由研究のほとんどは、おとなが手伝っていることでしょう。
ならば今年は、おとなが「かんたんで楽しめる」自由研究を選び、子どもをうまく誘導してみたらいかがでしょうか。
(ダメでしょうかね…)
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