酒井駒子のロングセラー絵本『ゆきがやんだら』が新装版になって発売!

『新装版 ゆきがやんだら』

更新日 2024.12.06
公開日 2024.12.05
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2005年の発売から19年。リマスター版として、さらに美しくなって登場。読み聞かせ絵本としても、大人のアート絵本としても楽しめる一冊です。

『新装版 ゆきがやんだら』書影

▲『新装版 ゆきがやんだら』表紙

冬の定番絵本として愛されて19年、『ゆきがやんだら』が新装版になって蘇りました!

 世界各国で翻訳出版されているロングセラー絵本『ゆきがやんだら』の新装版が発売になりました。本書は、2009年オランダの銀の石筆賞を受賞、ニューヨーク・ タイムズの「2009年の子供の絵本最良の10冊」にも選ばれた作品です。
 今回の新装版は、単にデザインのし直しだけでなく、用紙の見直しや原画スキャニングからやり直しをするなど、作家とデザイナーと編集者のこだわりが詰まっています。
 原画の再現度がぐっと高まり、酒井駒子の静かな冬の世界をいっそう美しく体感できるようになりました!

「細かな色味の調節で原画に色を近づけていきます。(原画)」画像

▲細かな色味の調節で原画に色を近づけていきます。(原画)

「細かな色味の調節で原画に色を近づけていきます。(印刷された紙面見本)」画像

▲細かな色味の調節で原画に色を近づけていきます。(印刷された紙面見本)

内容紹介

『ゆきがやんだら』(作・絵 酒井駒子)

 夜中からしんしんと雪が降り積もり、園がおやすみになったうさぎのぼく。遠くに仕事に出ていたパパは、雪で帰って来られなくなり、今日はママと二人きり。
「ママとぼくしかいないみたい、せかいで」
 真っ白な雪で覆われた世界で、いつもとは違う、特別な時間が流れていく。雪の日という非日常な1日の最後には…? 静かな雪の日を、うさぎの親子の姿を通じて、優しく美しく描いた一冊。
 時間の流れをゆっくり感じながら、心があたたまっていくのを感じられる絵本です。

「非日常な雪の世界を目にして、だんだん心が躍り始めるぼく。」紙面

▲非日常な雪の世界を目にして、だんだん心が躍り始めるぼく。

「お外に出て、お母さんと一緒に雪遊びを楽しみます。」紙面

▲お外に出て、お母さんと一緒に雪遊びを楽しみます。

【著者プロフィール】

 酒井駒子(さかい こまこ)
 兵庫県生まれ、絵本作家。絵本に『よるくま』『はんなちゃんがめをさましたら』(いずれも偕成社)『ロンパーちゃんとふうせん』(白泉社)など、画文集に『森のノート』(筑摩書房)。 『きつねのかみさま』(ポプラ社)で日本絵本賞、『金曜日の砂糖ちゃん』(偕成社)でブラティスラヴァ世界絵本原画展金牌賞、『ぼくおかあさんのこと…』(文溪堂)でピチュー賞(フランス)・銀の石筆賞(オランダ)、『くまとやまねこ』(河出書房新社)で講談社出版文化賞 絵本賞を受賞。本書『ゆきがやんだら』(Gakken)は2009年オランダの銀の石筆賞受賞。ニューヨーク・タイムズの「2009年の子供の絵本最良の10冊」にも選ばれた。

商品の紹介

『新装版 ゆきがやんだら』書影

■書名:『新装版 ゆきがやんだら』
■作・絵:酒井駒子
■発行:Gakken
■発売日:2024年12月5日
■定価:1,980 円(税込)

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