解散総選挙目前! 難しい本がイヤなあなたにお薦めする政治関連児童書はコレ!

「政治関連児童書のフェア」

更新日 2024.10.08
公開日 2024.10.07
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子どもと一緒に大人もコッソリ学べる! 政治の学び直しにお薦めな児童書3選

選挙に行こう。その前に、本を読もう。

 10月1日、自民党の新総裁・石破茂氏が第102代総理大臣に選出されました。その1日前の9月30日には「10月27日(日)に解散総選挙を行う」と明言しています。先行き不透明な時代、ただ選挙に行くだけではなく、今回はちゃんと考えて投票したい、でも、難しい本は読みたくない…。そんな人には選挙・政治関連の児童書がお薦めです。Gakkenはいま、選挙・政治関連の書籍のフェアを一部書店で展開中です。

「選挙・政治関連本の展開用パネル」画像

▲選挙・政治関連本の展開用パネル。投票箱とも本ともとれるデザインになっている。

 今回はこのフェアでも取り扱われている政治の学び直しができるお薦めの児童書3選をご紹介します。

【お薦め書①】『僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない』

『僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない』書影

▲『僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない』

 日本のリーダーであり、国の未来を決める人物「総理大臣」。重要な仕事をしているということはわかっていても、「じゃあ具体的には何をしているの?」「どんな子ども時代をすごして、どんなことを考えていたの?」と訊かれたら、答えに詰まってしまう人が多いのではないでしょうか。
「学校で勉強したけれど、よくわからなかったし、覚えていない……」という大人の方や、「これから勉強するけれど、なんだか難しそう……」という子どもたちなど、「総理大臣のことを何も知らない」状態の全ての人にお薦めしたい1冊です。

★お薦めポイント:総理大臣経験者や現役の政治家のインタビューを多数掲載!
 この本の中心になるのは、実際の総理大臣経験者や、現役の政治家の方々へのインタビューページです。細川護熙氏、村山富市氏、小泉純一郎氏といった総理大臣経験者、枝野幸男氏、城内実氏といった現役の政治家、そしてなんと、総理大臣になる前の石破茂氏にもインタビューを行っています。子どもの頃のエピソードから政治に対する考えまで、たっぷり読むことができます。

「石破氏のインタビュー」紙面

▲石破氏のインタビュー 続きも特別公開中!

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▽石破氏へのインタビュー 全文を特別公開中!

石破氏へのインタビュー

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 野党の党首である野田佳彦氏、玉木雄一郎氏のインタビューも掲載している本書。選挙の前にぜひご一読ください!

【お薦め書②】『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』

『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』書影

▲『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』

「選挙、誰に入れる?」
 選挙が間近になると心の中で自問自答する質問を、そのままタイトルにした本書。いま世の中で課題になっていて選挙の争点になること――税金や医療費や教育費、経済、人権、環境問題などについて、わかりやすく説明しています。
「政治の本」らしからぬイラスト満載の楽しい紙面で、政治について、選挙について、考えを深めることができます。選挙に行く前にこの本を読んでおけば、ちょっとだけ自信をもって投票できるようになること間違いなし!

★お薦めポイント:「日本の政治、どうすべき?」を考えるヒントが満載!
 政治の考え方の正解はひとつではありません。世界に目を向けると、各国がそれぞれのやり方で政治を行っています。
 例えば「消費税」なら、日本は10%ですが、ハンガリーは27%、アメリカは0%です。なぜこんなに違うのでしょうか? ハンガリーは税率が高い代わりに、公共サービスが充実しているようです。アメリカは、消費税が0%のかわりにほかの税金があるようです。このように、その国々が抱える状況によって、選択する政治のやり方が違ってきます。では今、日本にとってベストな政治はどんなものでしょうか?

 各テーマのうしろのページには日本の課題について、3つの異なる意見が挙げられています。3つの意見を見比べながら、「自分だったらどうする?」を考えてみてください。

「日本の消費税って高い? 低い?」紙面

▲日本の消費税って高い? 低い?―― 豊富なデータで世界と比較しながら考えることができる。

3つの異なる意見と比較することで、「自分だったらどうする?」と考えやすい。 紙面

▲3つの異なる意見と比較することで、「自分だったらどうする?」と考えやすい。

【お薦め書③】『ニッポンの総理大臣』

『ニッポンの総理大臣』書影

▲『ニッポンの総理大臣』

 歴代の総理大臣のことがもっと知りたい! そんなあなたにお薦めなのがこの1冊。
 初代・伊藤博文、2代・黒田清隆、…99代・菅義偉、そして第100、101代・岸田文雄。日本の全ての総理大臣をわかりやすく解説した学習本です。伊藤博文、犬養毅、田中角栄、小泉純一郎など、重要総理はマンガ付きで解説しています。

 今回紹介した3冊はすべて児童書ではありますが、児童書だからこそ本質をわかりやすく解説しています。
 私たちの意思を示す大事な選挙。投票に行く前にこれらの本を読んでみてはいかがでしょうか。

商品の紹介

『僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない』書影

■書名:『僕たちはまだ、総理大臣のことを何も知らない。』
■編:長谷部京子
■発行:Gakken
■発売日:2024年5月23日
■定価:1,430 円(税込)

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『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』書影

■書名:『選挙、誰に入れる? ちょっとでも良い未来を「選ぶ」ために知っておきたいこと』
■監修:宇野重規
■発行:Gakken
■発売日:2024年2月22日
■定価:1,650 円(税込)

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『ニッポンの総理大臣』書影

■書名:『ニッポンの総理大臣』
■編:ニッポンの総理大臣編集部
■発行:Gakken
■発売日:2022年1月27日
■定価:1,320 円(税込)

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