なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? 図書館向け書籍『僕らは戦争を知らない』発売
『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること』
ウクライナ侵攻を例にとり「なぜ戦争は起こるの?」「話し合いで解決できないの?」など、戦争にまつわるギモンを解説した一冊。監修は、ロシアの軍事研究を専門とする小泉悠氏。ウクライナ避難民に取材した漫画も。
戦争が身近になった今、すべての子どもたちに読んでほしい一冊
ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとハマスの戦闘、北朝鮮の核・ミサイル開発――日本に住む子どもたちにとっても、戦争は当事者として直接的・間接的に直面する課題にほかなりません。そこで本書では、ウクライナ戦争を例にとり、なぜ戦争が起こるのか、戦争を起こした国は憎まれ続けるべきかなどのテーマを、やさしい言葉と図解を用いて解説します。
本書の3大特色
・ウクライナ避難民への取材をもとにした漫画
各章の冒頭と巻末に、計40ページの漫画が入っています。ウクライナ避難民の女子中学生と、日本の男子中学生の交流を描いた物語です。主人公の悩みや葛藤に共感し、戦争を自分ごととして考えるきっかけになります。
・なぜロシアはウクライナに攻め込んだのか? わかりやすく解説
ロシアの軍事研究を専門とする小泉悠さんを監修に迎え、ロシアがウクライナに侵攻した理由、ロシアとアメリカの関係、ロシア・ウクライナ両国民の声、長引く戦争の行方などをわかりやすく説明しています。
・豊富な図解とイラストで世界の戦争がわかる
「なぜ戦争は起こるの?」「話し合いで解決できないの?」など、戦争にまつわるギモンを豊富な図解とイラストを使って解説しています。ウクライナ戦争に加え、パレスチナ紛争や北朝鮮の核・ミサイル問題も取り上げています。
監修者・小泉悠さんの言葉
爆弾が降ってきたり、たくさんの人が傷つき死んでいく様子を、毎日のように目にするようになりました。目を背けたくなるような現実にどんな視線を向けたらよいのか。そして、そんな現実をどう変えていくのか。この一冊が考えるきっかけになると思います。
【監修者プロフィール】
小泉悠(こいずみ・ゆう)
1982年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修了(政治学修士)。外務省専門分析員、未来工学研究所研究員、国立国会図書館非常勤調査員などを経て、2023年から東京大学先端科学技術研究センター准教授。ロシアの軍事研究が専門。2019年、『「帝国」ロシアの地政学』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『現代ロシアの軍事戦略』『ロシア点描』など。ユーリィ・イズムィコ名義でnoteも。
商品の紹介
■書名:『僕らは戦争を知らない 世界中の不条理をなくすためにキミができること』
■発行:Gakken
■発売日:2024年2月1日
■定価:5,940円(税込)
【本書の購入方法】
本書は図書館向け書籍につき、一般の書店ではあまり流通しておりません。お近くの図書館にリクエストしていただくか、取り扱いのある一部ネット書店でお買い求めください。