累計10万部『しょうがっこうがだいすき』の作者、現在小学6年生の作家による最新作『みんな えがおになれますように』予約受付中!

『みんな えがおになれますように ~ちがうって すてきなこと~』

更新日 2022.07.25
公開日 2022.07.22
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小学生作家、ういさんが、一般の方、オードリー・タン氏、杉山文野氏、ロバート キャンベル氏と、幅広い分野の方にインタビュー。きいたこと、つたえたいと思ったことをまとめた、多様性の絵本。

 愛知県にすむ、小学6年生(2022年7月現在)のういさんによる、LGBTQ+、多様性についての絵本『みんな えがおになれますように』が出版となります。

『みんな えがおになれますように ~ちがうって すてきなこと~』書影

 ういさんは、小学3年生の夏休み、テレビ番組をきっかけにトランスジェンダーについて興味をもちます。夏の自由研究として調べ、2名の当事者の方に話を聞きました。
 そこで、「いろいろな人がすごしやすい環境になったらいいな」「わたしのようなこどもたちが、もっと知ることで、変わるかもしれない」と思ったういさんは、気づいたこと、わかったことをまとめて、小冊子「小学生の私たちが知っているだけで、せかいをかえることができる。」を自費出版しました。

「ういさん」画像

 その後、理解を深めたいと願っていたういさんは、オードリー・タンさんにインタビューする機会を得ます。
 今回の本は、前出の小冊子を元に、新たにオードリー・タンさん、更にロバート キャンベルさんにインタビューした内容やイラストを加え、再編したものです。

「わたしは ちょっとだけ 人とちがう自分を想像してみた。
 そしたら そもそも、みんなちょっとずつ ちがうなって 思った。」
「この世界には色んな人がいる。色々な人がいて世界はつくられているんだと思いました。」(本文より)
――こどもの自分だからこそ、たくさんのこどもたちにつたえられることが、あるかもしれない。そんなういさんの思いがたくさんつまった絵本は、LGBTQ+や多様性について考えるきっかけの1冊におすすめです。

「はじめのことば」紙面

この本の特徴

◆小学生ならではの視点の本

「トランスジェンダーの人は、何にこまっているんですか。」
「ふつう、あたりまえ、ということばは、いやに感じますか。」
 当事者に対して、こどもならではの率直な質問と、当事者の方の真摯な回答。気づきがたくさんあり、且つわかりやすい内容です。

◆幅広い分野の方が登場

 一般の方、オードリー・タンさん、杉山文野さん、ロバート キャンベルさんと、幅広い分野の方が登場。LGBTQ+や多様性について考える、きっかけの1冊におすすめです。

◆イラストで理解が深まります

 早川世詩男さんによる、やさしい色合いのイラストで、こどもから大人まで、親しみやすく読める構成です。

「男の人になってうれしかったことは」紙面

「オードリー・タンさんのお話」紙面

「ロバート・キャンベルさんのお話」紙面

【うい】 ~プロフィール~

 2010年生まれ。自身の経験をもとに小学校入学前の子に向けたアドバイスをまとめ、『しょうがっこうがだいすき』を小2で自費出版、その後、学研から出版。小3でトランスジェンダーの方にインタビューをしてまとめ、『小学生の私たちが知っているだけで、せかいをかえることができる。』を自費出版。夢は俳優さんやパンケーキ屋さん。

商品の紹介

『みんな えがおになれますように ~ちがうって すてきなこと~』書影■書名:『みんな えがおになれますように ~ちがうって すてきなこと~』
■作:うい 絵:早川世詩男 監修:松中権 
■発行:学研プラス
■発売日:2022年9月1日
■定価:1,540円(税込)

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