人がつないでくれる縁には、思いもよらない素敵な出会いがある。

井内由佳『神さまが教えてくれた、しあわせに愛される女性になる秘密』

更新日 2020.07.20
公開日 2015.02.25
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 引かれあうように結ばれた二人。なんかすごくかっこいいフレーズですよね。
 でも、つきあっていくうちに「こんな人と思わなかった」とか「こんな事情があるとは知らなかった」とか、そんなことが飛びだしてきて、戸惑ってしまうことも少なくありません。
 また、自分の人間関係の中で運命の出会いを求めていても、限界があります。
 こんなとき、「誰かの紹介で引きあうというのは、とても素敵なこと」と、神さまはおっしゃいます。人につないでもらうご縁には、不思議な力があるそうなのです。
 というのは、自分がいいと思っている人でないと、誰かに紹介しようとは思わないからです。
 ですから、紹介してくれる人が信用できる人であればあるほど、紹介されたほうとしても、安心しておつきあいを始めることができます。それは、もちろん相手を気に入ったらの話ですが。
 でも、つい、誰かとある日突然、恋に落ちることを考えてしまうんですよね。
 たしかにそういった出会いもあります。でも考えをそれだけに限定せずに、幅を広げてみましょう。そうすれば、あなたが見たこともない、そして知ってもいない素敵な誰かとつながる可能性が大きく広がるのです。
 ただ、いい人を紹介してもらうためには、一つ欠かせない条件があります。
 紹介者は、自分がいい人だと思った人でなければ紹介しないと、先ほど言いましたね。この話はそのまま、あなたにも当てはまるのです。
 つまり、あなたがいろんな人から、「いい人を紹介してあげよう」と思ってもらえるように、あなた自身が素敵な人でなくてはいけません。
 そのためには、第一に、いつも、誰に対しても、「ありがとう」と言える感謝の気持ちを持つことです。
 そして、自分自身を知る謙虚なこころを持つことです。見た目が可愛いとか、育ちがいいとかいったことより、こころが可愛い人が、人からの紹介を受けやすいのです。
 こうして、誰かがあなたに男性を紹介してくれたとしましょう。でも、残念ながらおつきあいにまで発展しなかったとします。
 ここで肝心なことは、やはり結果がどうあれ、紹介してくれた人への感謝の気持ちを忘れないことです。また、相手への誠意を最後まで失わないことです。
 一度の紹介で、縁がまとまるとは限りません。これが次のよりよい縁につながるかどうかは、気に入らない縁のときにも、決して相手に対して失礼な断り方をしないことなのです。
 自分のことは棚に上げて、失礼な断り方をしてしまうと、恋愛運、結婚運はグーンと落ちてしまうのです。

 

井内 由佳 (いうち ゆか)

1964年福岡県生まれ。福岡市在住。福岡大学卒業後、現リクルートの福岡支社にアルバイト職として勤務。アルバイトながらもトップクラスの成績を維持し、希望した東京での勤務を認められる。90年、結婚と同時に夫と輸入自動車販売会社を起こし、91年より仕事と家事の傍ら人々の相談に応じるようになる(相談に訪れる層は、経営者、ビジネスマン、主婦、学生と幅広く、相談者は延べ2万人以上に及ぶ)。資金借入先の横領による数千万円の借金、家族の原因不明の病、待望の我が子の死産など、さまざまな試練を乗り越え、現在2男2女の母として、妻として幸せな日々を送っている。福岡、東京を中心に全国各地で開催する講演は、毎回満席になるなど人気を博している。 主な著書に、ベストセラーとなった『わたしが神さまから聞いたお金の話をしてもいいですか?』、『わたしが神さまから聞いた人間関係の裏ルールをお話しします。』(ともに総合法令出版)、『わたし、少しだけ神さまとお話できるんです。』(文屋)などがある。

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