大開運の仕組みは、人を喜ばせる仕組み。 これを知ることが、開運の第一歩です (千葉純一)
斎藤一人・千葉純一『斎藤一人 大開運 人生を楽しむ仕組み』セレクション
お金のことを「お足」といいますよね。でも、もちろん、お金には足が生えていません。お金は、人が持ってきてくれるものです。
一人さんがこんなことを話してくれました。
「サービスだからこそ、気をつけるんだよ」って言うんです。
「たとえば、喫茶店をやっていて、流行らないとするよな。すると、出てくるアイデアが『ランチタイムが終わって落ち着くデッドタイムに、サービスでケーキを出そう』となる。だけど、たいていは『サービス品なんだから、この程度でいいや』となって、やっぱり流行んない。
みんな、逆なんだよな。サービス品でも、友だちが来たときに、『これを、食べさせてあげたい』って思えるくらいのレベルにするの。
そうすれば、お客が来だして、口コミが起こるんだよ。お客のほうから『お金を取ったら?』とかなって、『じゃあ、お金をもらおうかな』となるの。わかるかい?」
サービスでも、大切な友だちや親兄弟が喜ぶような、ちゃんとしたものを出す。
それが、運が開けるかどうかの分かれ道になるのです。
「大開運の仕組みって何ですか?」っていうと、結局は、「人を喜ばせる仕組み」。
お金持ちだから、人を喜ばせられるんじゃないんです。人を喜ばせ続けてきたから、お金持ちになれるんです。人の笑顔が、お金を運んでくるんですね。
一人さんも、健康食品や自然化粧品を製造・販売する会社を作って、人を喜ばせ続けてきたから、「日本一のお金持ち」になれたんです。
つまり、「受け取るお金の量」は、「人を喜ばせた量」ってことなんですね。
(千葉純一)
(※この連載は、毎週火曜日・全8回掲載予定です。4回目の次回は、7月25日掲載予定です。)
斎藤 一人 (さいとう ひとり)
実業家。「銀座まるかん」(日本漢方研究所)創業者。1993年以来、12年連続で全国高額納税者番付(総合)10位以内にただ1人ランクインし、2003年には、累計納税額で日本一になる。
土地売却や株式公開などによる高額納税者が多い中、納税額がすべて事業所得によるものという異色の存在として注目される。著書多数。近著に『神様に喜ばれる人とお金のレッスン』(高津りえ共著)、『斎藤一人 大開運 人生を楽しむ仕組み』(千葉純一共著/以上学研)、『斎藤一人 品をあげる人がやっていること』(高津りえ共著)、『お金の真理』(以上サンマーク出版)、『絶対、よくなる!』(PHP研究所)などがある。
千葉 純一 (ちば じゅんいち)
1961年、東京都江戸川区生まれ。舛岡はなゑさんの営んでいた喫茶店「十夢想家(トムソーヤ)」で斎藤一人氏と出会い、弟子入りする。銀座まるかん千葉純一グループ代表。著書に『斎藤一人 だれでも歩けるついてる人生』(K Kロングセラーズ)、『斎藤一人 お金に嫌われない大成功の仕組み』(マキノ出版)がある。
作品紹介
全国累積納税額日本一の大実業家・斎藤一人さん直伝の「大開運の極意」。借金地獄に陥っていた著者が、大逆転した秘伝とは?
定価:本体1,300円+税/学研プラス
バックナンバー
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