仕事は楽しくしたほうが、 はるかに得だよね (斎藤一人)

斎藤一人・千葉純一『斎藤一人 大開運 人生を楽しむ仕組み』セレクション

更新日 2020.07.29
公開日 2017.07.25
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 仕事を楽しくすることが、どうして大切かっていうとね、仕事って、基本は、ご飯を食べていくためのものだよね。だから楽しくても、楽しくなくても、どのみち、やらなくちゃいけないことなの。
 その「やらなくちゃいけないこと」を楽しくできたら、すごく得だよね。
 逆に楽しくなく仕事をしていると、一生のうちに膨大な損をしちゃうんだよ。だって、人は、人生の大半の時間を、仕事をして過ごしているんだからね。
 だから、仕事は楽しくしたほうが、はるかに得なの。
 そのことがわかっていないと、人って楽しくするための努力を払おうとしないんだよね。楽しくするためだろうが何だろうが、結局はエネルギーだから、エネルギーを使わないほうがラクだって思っちゃうの。
 でも、楽しくないことを一生やるとしたら、どれくらい自分が損をするだろうかって考えてみなよ。
 仕事は、せっかくなら楽しくできたほうが、はるかに得だっていうのは、そういうことなの。

 私が思うに、「適材適所」というのも、神の愛なの。神様は、人それぞれの性質や個性が生きる場所を、きちんと準備してくれているの。それを見つけることも、大事だよ。
 だから、楽しくやろうと思って努力をしてみて、それでも、どうしても楽しくできなかったら、今の仕事が合っていないということかもしれないね。
 要するに、まだ自分が「適材適所」になっていなくて、別のところに、もっと自分の性質が生きる仕事があるのかもしれない。そういうときには、思い切って今の仕事をやめてみるのも1つの手だよね。
 だけど、また別のところで仕事はしなきゃなんないよね。
 だから、そこでも「楽しくやろう」っていう努力とか知恵を使わないと、やっぱり人生で膨大な損をしちゃうよね。

 何を仕事にするかを考えるのも大事だけど、いかに仕事を楽しくするかのほうが、本質的には大事なの。
 だって、どこでどんな仕事をするにも、必ずついて回る問題だからさ。
 そこできちんと楽しくする努力ができるようになると、楽しい波動が出るようになって、自然と運も開けていくんだよ。

 もっと楽しく考えたほうがいいね。自分に乗り越えられないことってないからね。
 楽しくしてれば、時間がくれば乗り越えられるようになってるんだよ。
 天国からこの世に生まれてくるときにね、私たちは自分で問題を選んで生まれてくるんだけど、自分に乗り越えられない問題は持ってこないんだよね。
 だから、楽しく乗り越えることを考えることだね。

(斎藤一人)

(※この連載は、毎週火曜日・全8回掲載予定です。5回目の次回は、8月1日掲載予定です。)

 

斎藤 一人 (さいとう ひとり)

実業家。「銀座まるかん」(日本漢方研究所)創業者。1993年以来、12年連続で全国高額納税者番付(総合)10位以内にただ1人ランクインし、2003年には、累計納税額で日本一になる。
土地売却や株式公開などによる高額納税者が多い中、納税額がすべて事業所得によるものという異色の存在として注目される。著書多数。近著に『神様に喜ばれる人とお金のレッスン』(高津りえ共著)、『斎藤一人 大開運 人生を楽しむ仕組み』(千葉純一共著/以上学研)、『斎藤一人 品をあげる人がやっていること』(高津りえ共著)、『お金の真理』(以上サンマーク出版)、『絶対、よくなる!』(PHP研究所)などがある。

 

千葉 純一 (ちば じゅんいち)

1961年、東京都江戸川区生まれ。舛岡はなゑさんの営んでいた喫茶店「十夢想家(トムソーヤ)」で斎藤一人氏と出会い、弟子入りする。銀座まるかん千葉純一グループ代表。著書に『斎藤一人 だれでも歩けるついてる人生』(K Kロングセラーズ)、『斎藤一人 お金に嫌われない大成功の仕組み』(マキノ出版)がある。

 

作品紹介

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