「ひとり老後」を“ごきげん”にするための【43の道しるべ】とは?

『ごきげん ひとり老後のくらし手帖』

公開日 2025.12.25
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「老後のひとり暮らしは、孤独でさびしい?」「もし病気で倒れたらどうしよう…」など、ひとり老後の尽きない不安が希望に変わる、心と暮らし方の金言集が登場

 

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多くの人が迎える「ひとり老後」が楽しみになる一冊

―― 本書のココがスゴイ! ――
●ひとり老後の第一人者である老齢精神科医・保坂隆氏が執筆
●専門家のアドバイスが実生活に生かせる、”記入コーナー”も充実
●健康、食生活、人間関係、介護、死の不安など、ひとり老後ならではの問題も幅広く網羅


 核家族化が進む現代、65歳以上のひとり暮らしの割合は男女ともに年々増加。内閣府の調査によると、昭和55年は男性4.3%、女性11.2%でしたが、令和2年には男性15%、女性22.1%に。さらに令和32年には男性26.1%、女性29.3%になると見込まれています(※)。

 いまや、誰もが当事者になりうるひとり老後ですが、なぜか「不自由で寂しい」「孤独」「かわいそう」といったネガティブなイメージや、漠然とした不安ばかりがクローズアップされがち。本書は、高齢者の心と暮らしに長年寄り添ってきた精神科医が、ひとり老後のプラスの部分に光を当てながら、毎日”ごきげん”に、そして”お気楽”に過ごすための心がまえや暮らし方のコツをアドバイス。さらに、そのアドバイスを実際の生活に落とし込んでいくための”記入コーナー”を、章ごとに設けている点も本書の大きな特長です。

 また、「長時間の睡眠は死のリスクを高める」といった最新の知見や、「人とのつながりを『0か100か』で考えない」といった高齢期特有の人間関係の距離の取り方、「『死の恐怖』と向き合うイメージトレーニング」など、ひとりでなくても老後に誰もが気になるさまざまな問題についても、専門医の視点でわかりやすく解説。ひとり老後に大きな不安を感じている方や、人生の最終コーナーで迷わないための道しるべがほしい方に、自信を持ってお薦めできる一冊となっています。

※『令和6年版 高齢社会白書』(内閣府)より

本書の主な内容

第1章●ひとり老後を“お気楽”にすごす心のコツ

01)ひとり暮らしには、ひとり暮らしでしか得られないメリットがたくさんある
02)ひとり暮らしに強いタイプ・弱いタイプ あなたはどっち?
03)ひとり暮らしには、明と暗があることも知っておく
04)これからは頑張らないことも大切
05)「ダラダラ」ではなく、「ゆっくり」しましょう
06)「やらなくてもいいこと」を決めてしまえば、迷うことはない
07)ひとり老後には、わずらわしい人間関係をカットできる快適さがある
08)自分を許して「いいかげん上手」になる
09)ひとり老後を楽しくすごすルールは、「なんとかなるさ」と「やる気」
10)誰もがうらやむ「クロージング」を迎えるための”六分目作戦”

 

第2章●近くの他人、遠くの家族 人間関係のコツ

11)ご近所づきあいのはじめの一歩
12)すべての会話は挨拶から始まる
13)自己紹介は、「控えめ」くらいがちょうどいい
14)気前のいい人になってはいけない
15)老後には老後の距離の取り方がある
16)人とのつながりを「0か100か」で考えない
17)初対面で上手に友人をつくりたいなら、まず、うなずく
18)かわいい孫にもお小遣いは与えすぎない
19)孫や子のためにお金を残す必要はない

第3章●ひとり老後を支えるのは自分の健康

20)快眠のための「ちょいトレ」のすすめ
21)いくつになっても「早起きは三文の得」
22)早起きはおすすめだけど、「いきなり起き」は厳禁
23)高齢になってからも、適度な運動にはメリットしかない
24)長時間の睡眠は死のリスクを高める
25)寝つきの悪さを解消するには、「眠らなければ」をやめること
26)風呂を利用して、心地よい眠りを
27)朝風呂と朝酒は健康にいいのか?
28)年齢とともに食事量が減るのは自然なこと
29)極端な粗食は健康に害を及ぼす
30)「もしもの時」を常に頭に置いて準備しておく

第4章●ひとり老後だからこその”学び術”

31)オープンカレッジで大学に行ってみるという手もある
32)ボランティア活動の喜びに触れてみよう
33)かつての夢に挑戦してみよう
34)「いい年齢」になったからこそ、何かを始めてみる
35)やりたいことをリストアップしてみる
36)「リストアップ」の次は、下調べをする
37)脳は70歳を超えても鍛えることができる
38)学び続けることで生きる目的や喜びが発見できる

第5章●介護と死後の心配を乗り越える

39)「死への不安」はじっくり考えてみることで緩和する
40)「死の恐怖」と向き合うにはイメージトレーニングが有効
41)遺言書を書くことで心の整理がつくこともある
42)福祉サービスを受けるのは、「権利」と考える
43)「エンディングノート」には「自分がどうしてほしいか」を書く

著者プロフィール

保坂隆(ほさか・たかし)

 精神科医。1952年、山梨県生まれ。保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。
 慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授(精神医学)、聖路加国際病院リエゾンセンター長(聖路加国際大学臨床教授を兼務)などを経て、現職。また、実際に高野山大学大学院で密教学修士号を取得するなど、仏教に造詣が深い。著書に『「ひとり老後」の知恵袋』『「ひとり老後」のお金の知恵袋』(以上、明日香出版社)、『精神科医が教える 心が軽くなる「老後の整理術」』『精神科医が教える お金をかけない「老後の楽しみ方」』(以上、PHP研究所)、『人間、60歳からが一番おもしろい!』『精神科医が教える ちょこっとズボラな老後のすすめ』『精神科医が教える 繊細な人の仕事・人間関係がうまくいく方法』(以上、三笠書房)、『精神科医が教える 60歳からの人生を楽しむ孤独力』『精神科医が教える50歳からのお金がなくても平気な老後術』『精神科医が教える すりへらない心のつくり方』(以上、大和書房)、『頭がいい人、悪い人の老後習慣』(朝日新聞出版)、『精神科医がたどりついた「孤独力」からのすすめ』(さくら舎)、『精神科医が教える ずぼら老後の健康術』(きずな出版)など多数。西崎知之氏との共著に『あと20年! おだやかに元気に80歳に向かう方法』『おだやかに80歳に向かうボケない食生活』(以上、明日香出版社)がある。

商品概要

■書名:『ごきげん ひとり老後のくらし手帖』
■著:保坂隆
■発売日:2025年11月26日
■発行:Gakken

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