「学び」はもっと人生を楽しく、ゆたかにする! 成長や変化と共に得ていく「学び」が、0歳からのステージごとに一目でわかるWEBサイトができました。
みなさんは、「学び」と聞いてどのようなイメージを持ちますか?
「学びは、教室の中だけのもの?」「学ぶことは、堅苦しい?」
私たち学研は、「学び」とは単なる学習にとどまらず、もっと広くゆたかな意味を持つものだと考えています。好奇心と希望をもって学び続けることが、人生の味わいを深くしたり、心ゆたかに人生を過ごしていくきっかけになったりするかもしれません。
このたび、「学び」を調査し続けてきた学研教育総合研究所が、学研グループのノウハウを結集し、塾や参考書編集など学びに関わる現場で働く社員たちとともに、3年間かけて学びの地図を整理・作成いたしました。
成長や変化もひとつの「学び」ととらえ、「学び」の各ステージが一目でわかる仕組みになっています。
今回は、その「幼児・小学生版」を公開いたしました。
「学びマップ」とは?
「学びマップ」とは、株式会社 学研ホールディングスのグループ会社、株式会社 Gakken の「学び宣言 」に基づき、一生における成長の変化や「学び」をまとめたものとなります。
その年齢の目標やゴールを示したものではなく、その時期に多く見られる姿やその世代特有の行動、考え方をとらえつつ、多様な学び方や成長・変化の流れを見ることができる、学研版「学びの地図」です。
※発達や学びは年齢によって一定のゴールがあるわけではなく、1つの目安です。それぞれの子どもの学びのステージを見通すための「きっかけ」として、この「学びマップ」をご活用ください。
「学びマップ」3つの特徴
特徴①:0歳から12歳(大人)までの成長や変化が流れで分かる!
・人が徐々に変化・成長していく様子を、背景のグラデーションになった色の帯で表現しています。
※今後、中学~生涯にわたる学びが続いていき、人生100年時代の学びをステージごとに見通せる、WEBサイトが完成する予定です。
特徴②:その年齢の大きなトピックが抜粋されているので、特徴をとらえやすい
・「学び」の楽しさや幅広さを表現するような、ゆるくて、ユーモアのあるイラスト。時代に縛られない、多様な子どもの姿や学びを表現しています。
・イラストの中のキャラクターたちも、ステージが進むにつれて成長! イメージがわきやすい見せ方となっています。
特徴③:イマドキの子どもたちの実態がわかる!
・お年玉や睡眠時間など、学研教育総合研究所が毎年調査を行っている『幼児白書』『小学生白書』から集めた「今」の子どもたちのデータを反映しています。
「『3歳』の子どもってどんなことができるの?」「『小学2年生』は学校で何を習うの?」――子どもの成長と学びに関する、ふとした疑問も「学びマップ」で解決!
教育や子育てにたずさわる皆様はもちろん、子ども自身が自分の成長を知るヒントにもなります。
「学びマップ」のトップメッセージ
私たちは「学び」は単なる学習ではなく、とても広く、ゆたかな意味をもつものだと考えています。
100歳超も珍しくない「百寿社会」となりました。 日々、テクノロジーは進歩し、変化の激しい時代ともいわれています。この複雑な状況下を生き抜いていくために、常に新しいスキルを学ぶ必要が叫ばれています。
一方で、新しいスポーツに挑戦してみる、生き物の観察に夢中になる、そうして知識を得たり人とつながったりする楽しさを味わう。これらもまた、そうと自覚しなくても、心ゆたかに人生を過ごしていくためのひとつの「学び」といえるのではないでしょうか。
この学びマップを使い、「学び」続けることの楽しさが見つかる事を願っています。
学研教育研究所について
▶2005年、学研ホールディングスの前身である㈱学習研究社創立60周年を記念して設立。子どもたちと直にふれ合いながら、学校現場との話し話し合いや、研究機関・大学研究者や文部科学省ほか、各省庁と多くの接点を持って得た貴重な経験の数々を活動の基礎にしている。
▶毎年公開している『小学生白書シリーズ』では、幼児から小学生、中学生、高校生を対象とした大規模なアンケート調査によって、子どもたちの生活や嗜好、学びの実態などのデータを収集。時代とともに変化する子どもたちの「いま」を伝えている。