世界中の両生類・爬虫類を60種以上紹介！　ゆるゆる４コマとしっかり解説の新感覚図鑑シリーズ第12弾！

▲個性豊かな両爬が大集合！人気の高いヒョウモントカゲモドキも！

　夏の夜に響き渡るカエルの鳴き声、公園の池でのんびりと甲羅干しをしているカメ、花壇でみかけてもすぐに逃げてしまうトカゲなど、両生類・爬虫類（以下、両爬）は日常生活でも目や耳にすることの多い生物グループの一つではないでしょうか。
　本書では、世界中に生息する両爬の中から、特に不思議な見た目や生態をしている種類を集めて掲載しています。もともと好きな人はもちろん、ちょっと見た目に抵抗感のある人でもゆるゆる４コマとしっかり解説のゆるゆる図鑑なら楽しめること間違いなし！　世にも不思議な両爬の世界を楽しんでください！

１章は水辺の両生類・爬虫類!　大人気のカエルやイモリ、カメを見てみよう!

　１章では水辺や水中にすむ両爬が登場します。かわいい見た目で人気の高いニホンアマガエルやアカハライモリ、危険生物の代表種イリエワニ、海中を泳ぐエラブウミヘビなど、さまざまな方法で水辺を利用しているバリエーション豊かな両爬を楽しむことができます。
　編集部のオススメは町中にも現れる巨大なトカゲであるミズオオトカゲ！　２mを超える大きさも水を泳ぐ姿も迫力いっぱいです。東南アジアでは見かけることもできるかも？（絶対に近づかないでくださいね。）

▲そのかわいらしさから人気の高いニホンアマガエル！

森の中の両生類・爬虫類は２章!　空飛ぶトカゲがいるって本当!?

　森の中はまさに両爬天国！　生い茂る木々やたまった落ち葉は両爬にとって、生活するには絶好の場所です。木や落ち葉に擬態して身をかくす、木から木へ滑空するなど、種によってそれぞれの戦略で森の環境に対応してくらしています。編集担当は特にトビトカゲがお気に入り！　実際に飛ぶ姿を見てみたいものです……。

▲空飛ぶトカゲなんて見たことありますか！？

３章に登場するのは砂漠や平原でくらす両生類・爬虫類たち!

　昼は高気温、夜になると極寒……そんな厳しい環境である砂漠でもいろいろな両爬をみることができます。砂に沈まない足をもつナミブミズカキヤモリや、からだを横向きにすべらせて移動するヨコバイガラガラへビなど、独自の方法で特殊な環境に適応しています。また、平原に暮らす両爬も個性派ぞろいで、あなたに見つかるのをまっている……のかも？

▲ヒョウモントカゲモドキはペットとして大人気！

面白情報満載のコラムは必見!

・子供の姿のまま成熟する種がいる！
・発生時の温度で性別が決定する！
・ヘビとトカゲのちがいはあしの有無だけじゃない！

　これらの生態は本書のコラムで扱うトピックの一部です。われわれのもつイメージや常識からは考えられない両爬の不思議な生態もコラムで詳しく解説しています。これを知っていれば両爬博士を名乗れるかも！？

▲カエルの鳴のうも種類によってこんなに違うんです！

▲両爬のもつ興味深い生態はコラムページで紹介！

加藤英明先生監修!　情報の正確性もばっちり!

　本書の監修はテレビなどの各種メディアでもおなじみの静岡大学准教授の加藤英明先生です！　ご自身の豊富な経験と知識で本書を強力にバックアップしていただきました！　読みやすさとしっかりした知識の合わせ技でどんな人でも両爬に夢中になること間違いなしです。

　両生類・爬虫類は合わせて約20,000種が世界中に生息しています。その中には自然下でよく見かけるものもいれば、ペットとして家族の一員となっているものや、危険性の高さから人びとにおそれられているもの等、多種多様です。両爬をかわいいと感じる人がいる一方で、気持ち悪さや怖さを感じる人も多くいます。もともと好きな人にはもちろんですが、特に普段は両爬を苦手に感じている人にこそ、本書を手に取っていただきたいと思います。きっとこれまで敬遠していた両爬の面白い一面に気がつくことができるのではないでしょうか。本書で少しだけでも興味が湧いたら、ぜひ本物の両爬も見てみてください。きっとこれまでのイメージとは異なる両爬のすがたが目に映るはずです。

商品の紹介

■書名：『ゆるゆる両生類・爬虫類図鑑』
■監修：加藤英明
■まんが：かげ
■発行：Gakken
■発売日：2023年11月24日
■定価：1,078円（税込）

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