「くすぐる」「ならぶ」「かくれんぼ」「ぎゅうぎゅう」「たどる」など、全部で10の遊びがコンパクトな1冊に! 0歳~3歳のこどもが何度もせがむと大評判、65万部超シリーズの最新刊です。
《はじめて読むおはなし絵本》として定番!大人気!!の『ちっちゃな おさかなちゃん』のシリーズ。ベルギーを代表する絵本作家ヒド・ファン・へネヒテン氏の作品に、日本独自のアレンジが加わり、65万部を超える大ヒットとなっています。
翻訳書だったこのシリーズから、2022年に日本発案の乳幼児向け脳育絵本として誕生したのが、「0さい~3さい 脳そだて」のジャンル。
『ちっちゃな おさかなちゃん』の物語同様に、美しい黒い海や、ユニークでかわいい仲間たちの世界観はそのまま活かし、オリジナルに企画構成した脳育遊びが10個も楽しめる内容です。
「おへんじ」「まねっこ」「なぞる」「いろ」「みっけ」などをとりあげた第1弾『0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんとあ~そ~ぼ!』は、発売後わずか1週間で初回入荷分を完売した書店があったほど!
「楽しく遊べるしかけがいっぱいですね。脳を刺激して、好奇心をはぐくむのにピッタリ!」
「2歳の孫がハマって、毎晩おやすみタイムのお決まりになりました」
「人間のいろんな可能性を感じてうれしくなった」
「物語と同じ海の仲間が登場していて楽しい!」
など、たくさんの喜びの声が、編集部に寄せられました。
笑いで脳そだて!? 笑ってリラックスしたとき、学びが始まる――!
さて、第1弾から約1年の時を経て、今回登場する新作『0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あはは!』は、書名のとおり「笑い」がテーマ。表紙や中ページには、クスクスあはは!と笑ってしまう要素が満載です。
本にかけられたカバーをはずすと…、主人公のおさかなちゃんと海の仲間が、みんなで「あはは!」と笑っている表紙が現れます。裏表紙まで楽しそうな雰囲気にほっこり♪
そして、表紙をめくると現れるのは…、ピンク色の丸いからだをしたお友だちが登場する「くすぐる」のページ。「こちょりんこ~っ!」なんて呪文のような言葉もあって、わくわくします。
「うふふ」といたずらな表情のおさかなちゃんといっしょに、お友だちを指でこちょこちょくすぐってみると…?
なんとびっくり! 次のページでは、お友だちがぼ~んと巨大化!!
前のページと交互に見ながら「ちいさいね」「おおきいね」と遊んでみるのも、盛り上がります。「大きい」「小さい」の感覚も自然に身につきそう!
巨大化したお友だちを、さらに、こちょこちょ こちょとくすぐって、「こちょりんこ~っ!」と、呪文をとなえてみたら…?
ちょっと意外、思わず「あはは!」と笑ってしまう続きは、本書で。
…こんな感じで、「かぞえる」「ならぶ」「ぎゅうぎゅう」「たどる」「かくれんぼ」など、10個の「あはは!」な遊びが楽しめます。
監修は、脳科学者 茂木健一郎氏!
本書の監修を担当したのは、脳科学者の茂木健一郎氏。
東京大学理学部・法学部の2学部を卒業し、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了の経歴を持つ茂木氏は、幼少期には、2つ下の妹と絵本でおうちを作って「おかしの家ごっこ」ができるほど、たくさんの絵本に囲まれた環境だったそう!
茂木氏によると、『おさかなちゃん』シリーズの舞台である「黒い海」は、「胎内環境」にも近く、幼いこどもが親しみやすい場所。また、黒い背景色は、視覚回路において、海の仲間たちの「生命の色」をかがやかせるとのこと。何ともロマンチックです。
そして、今回のテーマである「笑う」という行為は、実は学びにおいて、とても大切なことなのだそうです。
【茂木氏の言葉より】
◆上機嫌な状態こそが、学びのスタートライン
人が笑うと、脳内では、感情をつかさどる扁桃体(へんとうたい)という器官や、記憶の中枢である海馬(かいば)という器官の働きが活発になります。さらに、不安をやわらげるドーパミンや、神経を落ち着かせるエンドルフィンなども分泌され、体がリラックスした状態になります。この上機嫌の状態こそが、学びの大事なスタートラインです。
楽しんでいる状態のとき、人間は集中力や記憶力がアップするといわれています。こどもがじ~っと絵をみているとき、脳内ではどんどん変化が起きているのです。
逆に、ピリピリしている大人を前にして恐れているような緊張状態や、何かが気に入らなくて泣いているような状態、いやがっている警戒モードのときには、学びどころではありません。
楽しんでいるときにしか働かない、脳の回路もあるのです。
◆体性感覚が言葉の習得を深める
たとえば、「くすぐる」のページを見て、体のくすぐりっこをしてみたり、「ぎゅうぎゅう」のページを見ながら、ぎゅうっと抱きしめられたりするとき、こどもは「くすぐったい」刺激を感じたり、「ぎゅうっと」くっつく感覚を知ったりし、自然に「うれしい」「楽しい」という感情がわいてきます。
ふれあう体性感覚が視覚や聴覚の情報と結びついたとき、こどもは言葉を獲得し、場面の意味を理解していくのです。
いっしょに遊びながら脳をそだてられる絵本は、はじめての学びに、とても向いているツールだと思います。
――茂木氏によると、人間の脳は3歳までに土台の80%が完成するといわれているそう。
まさに“天才”となる好奇心をはぐくむこの時期に、大人もこどもも絵本で遊んで「あはは!」と笑うひとときを、そしてゆるくてぬくもりのある“はじめての脳そだて”を体験してみては、いかがでしょうか。
本書の発売に先がけ、全国の書店やネット書店で予約も受付中です!
商品の紹介
■書名:『0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あはは!』
■監修:茂木健一郎
■絵:ヒド・ファン・へネヒテン
■企画・構成・文:古藤ゆず
■発行:Gakken
■発売日:2023年11月16日
■定価:1,100円(税込)
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『0さい~3さい脳そだて』第1弾も好評発売中!
■書名:『0さい~3さい脳そだて おさかなちゃんと あ~そ~ぼ!』
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