『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』の恐竜たちが特別展「恐竜博2023」に登場! 親子で楽しめる展示を徹底リポート

(株)Gakkenは特別展「恐竜博2023」に協賛しています。

公開日 2023.04.27
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『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』に載っている大迫力の恐竜に、国立科学博物館で会える! しかも今回は、世界初公開の恐竜の化石も展示されていて、恐竜の最新情報が学べるんです。 


 図鑑を持っている人はもちろん、そうでない人も楽しめる展示の様子をリポートします。
※本記事は東京会場での様子をお伝えしています。

 

▼特別展「恐竜博2023」の協賛についてはこちらから
特別展「恐竜博2023」に株式会社Gakkenが協賛! 展示に学研の恐竜図鑑が登場!

装盾類の恐竜からスタート! 進化の様子がよくわかる

装盾類の進化していく様子を模型や映像などで展示しています。

 会場に入ると、目の前は恐竜の世界! 最初のブースは、「装盾類(そうじゅんるい)」という、植物を食べる恐竜たちの進化を追うことができます。恐竜の標本はもちろん、恐竜の影絵が動いたり、映像が流れたり……子どもたちの視線が釘付けになるしかけがいっぱいでした。

 装盾類は肉食恐竜から身を「守る」ために、「トゲトゲした骨の鎧」や、「尾の先のトゲやハンマー」などを発達させていきます。進化の順番で展示しているので、子どもたちにも理解しやすいようになっています。

装盾類の『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』での説明ページ。

特徴であるトゲトゲしたウロコや硬い尾の様子は、図鑑でもよくわかります。

日本初公開! 鎧竜「ズール」の実物化石は必見

 装盾類の代表として今回展示されているのが、白亜紀後期に存在した鎧(よろい)竜「ズール・クルリヴァスタトル」の実物化石。日本で初公開であるだけでなく、所有するカナダ・ロイヤルオンタリオ博物館以外で展示されるのは、今回が初めてだそうです!
 この化石は、完全な頭蓋骨から尾の先のハンマーまでが一緒に発見され、保存状態も良いというのは大変貴重なもの。次回はいつ見られるかわからないので、じっくり観察したいですね。

ズールが生きていたときの姿のように、実物化石を展示している。ズールの復元画と照らし合わせて見るのがおすすめ。

「ズール」と肉食恐竜「ゴルゴサウルス・リプラトゥス」が、対峙している骨格標本は迫力満点!

肉食恐竜ティラノサウルス「タイソン」の世界初公開も見逃せない!

 次のブースは、そんな装盾類に対抗するために進化していく肉食恐竜たちを展示しています。装盾類の「守り」に対して「攻め」の進化を遂げ大型化したのが、ご存じ肉食恐竜の「ティラノサウルス」です

 今回展示されている「タイソン」と名づけられた標本は、2018年にアメリカで発見されたもの。全骨格約300個のうち177個もの化石が見つかったのはとても珍しく、その実物化石の一部を含む全身組み立て骨格が一般公開されるのは世界初だそうです。隣には、発見されたティラノサウルスの中では、最重量個体とされる「スコッティ」がいて、2頭並んだ姿は圧巻! 

タイソン(左)、スコッティ(右)。

 いつもは本やDVDで見ていたティラノサウルスを間近で感じ、その大きさを実感したり、迫力を楽しめたりするのは、恐竜博の醍醐味ですね!

新種の恐竜「マイプ」の実物化石も世界初公開!

 今回の恐竜博でもう一つ注目したいのが、『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』の総監修でもある国立科学博物館の真鍋真副館長が発掘に参加した、大型肉食恐竜「マイプ・マクロソラックス」の化石です。2020年にアルゼンチンで発掘し、2022年に新種として発表されました。
 発掘されたわずかな化石からわかってきた情報が展示してあります。「マイプはどんな恐竜なのかな?」とお子さんとお話して、想像を膨らませるのも楽しいですね。

マイプの実物化石

真鍋真副館長

図鑑で見慣れた恐竜たちの登場に、子どもたちはワクワク♪

 今回の恐竜博では、『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』の恐竜の復元画が多く使用されているので、ぜひ見つけてみてください。

 また、恐竜の進化の様子は展示でよくわかりますが、学研の図鑑でも触れているテーマです。持っている人は帰宅後などに確認してみると、より理解が深まりますね。

『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』の表紙や中で使用されている「ティラノサウルス」の復元画を、「スコッティ」のキャプションで発見!

『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』の恐竜が生きた時代の解説。「恐竜博」で興味が出たら、ぜひ読んでみよう。

 『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』に付属の動画でも、国立科学博物館の常設展で真鍋副館長と化石を見るコーナーがあります。動画で探検した国立科学博物館に、実際に行ってみましょう!

恐竜の最新情報を、「恐竜博」と、『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』で学んだら……将来は恐竜博士になれるかも!?

帰る前に、ショップのチェックもお忘れなく!

 恐竜博の出口にある「恐竜博2023 まなべるショップ Dino Navi」には、これまでの学研の恐竜図鑑の一部が展示されています。図鑑を通して、恐竜たちがどのように描かれてきたかを見ることができます。

 商品ラックには、恐竜の図鑑や読み物、立体の恐竜が作れるキットなども並んでいます。お帰りの際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね! 

歴代の恐竜図鑑。左から順に『学研の図鑑 大むかしの動物』(1972年刊)、『学研の図鑑 恐竜』(1990年刊)、『学研の図鑑 大むかしの動物 改定版』(1994年刊)、『ニューワイド 学研の図鑑 恐竜 増補改訂版』(2010年刊)、『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』(2022年刊)

Gakkenから発売されている恐竜にまつわる本とグッズ。お気に入りを見つけてね!

 

※特別展「恐竜博2023」入場料割引クーポンつきの図鑑を、一部書店にて発売中です!(クーポンは東京会場のみ)
▼詳しくはこちら
『学研の図鑑』に、特別展「恐竜博2023」(東京会場)の入場料割引クーポンがついてくる!

『学研の図鑑LIVE 恐竜 新版』について

 1970年に創刊され、2020年に発刊50周年を迎えた『学研の図鑑』。『学研の図鑑LIVE』は、その流れを汲む最新シリーズです。ハイクオリティな写真やイラストと、最新情報がつまった本格図鑑。楽しいオリジナル映像が収録されたDVDつき。動画や3DCGがスマートフォンで見られます。

 2022年に発刊された『学研の図鑑LIVE 新版 恐竜』は、恐竜などの生き物を約420種を収録。超高精細なイラストで絶滅した恐竜を再現しました。専門性の高いコラムも大好評で、3歳から大人まで楽しめます。

全国の書店、ネット書店にて好評発売中!

■書名:学研の図鑑LIVE 『恐竜 新版』
■総監修:真鍋真
■価格(税込):2,420円
■発売日:2022年6月23日

本書を購入する(Amazon)

本書を購入する(楽天)

学研の図鑑LIVE公式サイト

 

特別展「恐竜博2023」

<東京会場>

■会期:2023年3月14日(火)~6月18日(日)
■会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
■開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで)
     ※ただし、毎週土曜日、日曜日、5月1日(月)~5月5日(金)は19時まで延長(入場は18時30分まで)
常設展示は17時閉館(入場は16時30分まで)、4月29日(土)~5月7日(日)は18時閉館(入場は17時30分まで)
■休館日:月曜日
     ※ただし、3月27日・4月3日・5月1日・6月12日は開館
■入場料:【一般・大学生】2,200円(税込)
     【小・中・高校生】600円(税込)
     ※未就学児は無料。日時指定予約は必要となりますのでご注意ください。
     ※障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料。日時指定予約は必要となりますのでご注意ください。
■アクセス:〒110-8718 東京都台東区上野公園7-20
      JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
      東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
      京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
      ※敷地内に駐車場および駐輪場はございません。
■主催:国立科学博物館、NHK、NHKプロモーション、朝日新聞社
■協賛:INPEX、鹿島建設、Gakken、DNP大日本印刷
■学術協力:ロイヤルオンタリオ博物館
■監修:真鍋 真(国立科学博物館 副館長)
■公式サイト:https://dino2023.exhibit.jp
■公式Twitter:dinoexpo2023
■公式Instagram:dinoexpo2023
■お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)/03-5814-9898(FAX)

<大阪会場>

■会期:2023年7月7日(金)~9月24日(日)
■会場:大阪市立自然史博物館(大阪・長居公園)

※本展では時間帯ごとに定員を設けております。そのため、ご入場されるお客様は展覧会公式サイトより日時指定予約が必要です。当日、博物館で販売する当日券での入場枠も設けておりますが、ご入場までお待ちいただく場合があります。入場枠が完売した際はご入場いただけません。
※学生証、各種証明書をお持ちの方は、入場の際にご提示ください。
※本展を観覧された方は、同日に限り常設展示(地球館・日本館)もご覧いただけますが、常設展示の開館時間内に限ります。
※一度購入されたチケットのキャンセル・券種変更・払戻・再発行はできません(ただし、「アソビュー!」のみキャンセル可能)。
※再入場はできません。
※会場内の混雑等により、ご入場をお待ちいただく場合がございます。
※土、日曜日、祝日および会期末はご予約・ご購入いただけない可能性が高くなりますので、早めのご予約・ご購入をおすすめします。
※マスク等の着用については公式サイトにてご確認ください。

*会期などは変更になる場合がございます。
*チケット各種、入場方法等の詳細は、展覧会公式サイトをご確認ください。

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